今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

分水嶺

2015-09-20 11:53:00 | 山でのいろいろ

今日の青空
世間では秋の大型連休
たくさんの山家さんも山の中で
どんな思いで歩いてるのだろう
秋の日はどうしても山への想いに

あれはもうどのくらい前のことだったか
わたしが山にあこがれを抱き始めた頃

分水嶺
ただこの言葉に魅かれて
今はもうどんな小説だったかも忘れてしまったけど
<甲武信岳>を題材にした物語だったと記憶してるけど
最近の私は物忘れがひどいので記憶違いか?

3人ほどの知人と今頃の季節だったか、甲武信岳へ向かったが!
年かさの男性がリーダー
その頃の私はただ、山への憧れだけは強かったけど「登山の知識はゼロ」
連れていって!ついてきます!
これから出かける山の地図さえもよく見てい無かった。

あの頃の私は「国土地理院」の地図があることさえ分からなかった。
(今は、わかりやすい登山地図がたくさん出ています)

日帰りでは行けなかったので、夜行列車でうとうとして、バスだったかどうかも記憶してない。
とにかく、甲武信岳の登山口について、歩き出したが、どうも、おかしい!
少し歩くと、道がなくなって、藪
また、登山口まで戻り、別の道を探して歩くが、この道も、藪
そんなことを何度か繰り返していて、時間ぎれで、甲武信岳登山を諦めて帰って来た。

あの時、自分の山へのとりくみ方や不勉強だった事を、反省して、
最低限、登ろうとしている山の事を調べ、地図を見て、歩くコースを頭で覚えるのだと!
実体験で、勉強できた<幻の甲武信岳>

甲武信岳は私には縁のない山だったようで
その後、何度か登山の機会があっても、直前で行けなくなり、私には登れずの山
<甲武信岳>

秋色に染まり始めた山の風景を思いながら
遠い、遠い、昔の、無知で愚かな、苦い記憶
けれど、なぜか、憧れを抱く<分水嶺>

今頃、どんな山人が、山ガール?あの甲武信岳の頂をめざし
どんな想いを持って歩いてるのだろうかと
ひとみをとじて想像してみる、爽やかな風を感じたような気がして・・・



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