茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「竹有上下節」茶道と禅の関係を知る・・・「茶の本」を読み茶禅のコンセプトを教えられました。

2024年04月18日 | Weblog

1分間禅語「竹有上下節(たけにじょうげのふしあり))」/ 薬師寺寛邦 キッサコ

今、私達の「古典の会」は岡倉天心の「茶の本」を勉強中です。第三章「道教と禅」を終わり、来月より第四章茶室に入ります。ここまでの章段は哲学的な道教と禅と茶道の関係を詳しく解説した岡倉天心には大変勉強になりました。よく茶会で見られる床の間の茶掛けにある茶禅の言葉にいつも注目していますが、私の印象に残る茶禅語の一つに「竹有上下節」がありますが、この言葉は「松無古今色竹有上下節」の片方の言葉です。「松の色は老松も若い松も区別がない。竹の節には上下の区別がある」という文意です。前句は区別のないこといい、後句は区別のあることをいってます。世の中はこの両者が相まって進んでゆく、ということを例えていっています。今日はチト難しいことを勉強致しました。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 枕草子「上品なものとは」清... | トップ | 穀雨、麦の風 、とはどんな季... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事