茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「古典俳諧」への招待!古人の名句に行く春を惜しむ🌸🌸

2023年03月28日 | Weblog

上野寛永寺の桜、もう終わりですね

🌸の花便りが嬉しい日本の春真っ盛りですが、昔からこの春は特に日本人にとっては最高の想いがあるようです。🌸🌸日本を象徴する🌸の花が時にそれを表し、お花見の楽しみがあります。

花のくもかねはうえのか浅草か  芭蕉  有名な俳句ですが、見えるのは花の雲、聞こえてくる鐘の音は上野の寛永寺か浅草の浅草寺の鐘か・・・視覚も聴覚もすっかり溶けてしまったみたいに、柔らかな江戸の春の様子が手に取るようにわかる名句ですね。江戸の春への賛歌です。🌸🌸 

俳句は複数の作者が集まって作る連歌・俳諧から派生した日本独特の文化の一つですが、その歴史は古く、季節の話題を詠みこんだ「発句(ほっく)」が独立して17文字の定型詩となった世界一短い詩であり、俳句の魅力です。

 

 

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