新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

政治の場のバカ鬼たちにを早く退却させなければならない!

2024年02月08日 11時27分34秒 | 自民党裏金事件

多くの自由業者や零細企業などは細かな資料の準備で忙しい納税の時期である。
 
またこの時期は「還付金詐欺」が横行する時期でもある。
 
しかし世の中には提出する資料内容が日時や金額等が空白でも許される人種がいる。
 
自民・萩生田光一氏“裏金”収支報告書訂正も…収入総額、支出総額『すべて不明』の怪!
 

「びっくりしましたね。調査にすらなってないです」
 7日朝に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」。番組では自民党の派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、同党が5日から始めた党所属の全国会議員を対象にしたアンケート調査について報道。感想を求められた前明石市長の泉房穂氏(60)が呆れた様子で漏らしたのが、この言葉だった。
泉氏は、そもそも政治資金収支報告書への不記載自体が「違法行為」と断じ、キックバックを受け取っていた議員らの収支報告書の訂正が相次いでいる事態について、「帳尻合わせ」と憤りをあらわにしていた。
 この日、泉氏だけでなく他のコメンテーターからも驚きの声が上がったのが、「訂正」したとされる収支報告書の中身についてだった。いずれの報告書も「日付」「金額」などが「不明」だったからだ。 
 ■いい加減な「訂正」で国民の政治不信は強まるばかり
とりわけ酷いのが、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の「5人衆」の一人だった萩生田光一前政調会長(60)の収支報告書だ。
 萩生田氏は2018年から22年までの5年間で、不記載の裏金額が計2728万円に上ったことを公表。会見では、事務所スタッフにカネの管理を任せ、「毎年の政治資金収支報告書の提出前に、おおむねの報告を聞く程度で詳細まで把握をしていなかった」と釈明していた。
 その萩生田氏が代表を務める「自由民主党東京都第二十四選挙区支部」(22年分)の収支報告書を見ると、「収入総額」「前年からの繰越額」「支出総額」「翌年への繰越額」欄のすべて二重線が引かれており、いずれも「不明」となっている。
 企業会計に例えるなら、「売上高」や「支出額」はもちろん、「前年度繰越金」も「当年度の利益剰余金」もすべて「不明」ということになる。
《これで「訂正」と言えるのか。東京都選管はこれでOKなのか》
《あり得ない。社会常識から外れ過ぎている。許したらまずいでしょ》
 当然だろうが、番組放送直後から、SNS上ではこんな意見が飛び交った。
 萩生田氏は会見で、「派閥を含む政治団体のガバナンス不全が露呈したものであり、結果、国民の政治不信を招いたこと、政治に携わる者として強く反省している」と陳謝していたが、いい加減な「訂正」で国民の政治不信は強まるばかりだ。

  

 
裏金疑惑が明らかになった頃、安部派の幹部連中をターゲットに自民党内の役職を辞任させ、最終的には自派閥の宏池会の解散を唐突に宣言し、それに伴い目の上の「たんこぶ」だった安倍派と二階派の解散に成功した岸田文雄だったが、時間が経つに従い国会答弁では明らかにトーンダウンしてきた。
 
もう露呈した口先だけ 岸田首相、信頼回復で『先頭に立つ』の嘘八百
 
   
  
  
「政治の信頼回復に向けて、私自身が先頭に立って、これらを必ず実行してまいります」
 1月30日に衆参両院で行われた施政方針演説。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、こう声を張り上げていた岸田首相の決意は一体何だったのか。
 連日の国会答弁を聞く限り、先頭に立って「信頼回復」に努める気はさらさらなく、むしろ、先頭に立って積極的、意図的に事実を矮小化し、隠蔽を図っているかのようだ。
 そもそも、今回の裏金事件について、自民党は党を挙げて政治資金収支報告書の記載ミスかのように吹聴しているが全く違う。政治資金だったのであれば、政治資金規正法にのっとって、収支報告書に記載すればよかっただけ。それなのに多くの国会議員が複数年にわたって常習的に多額の金を簿外処理していたのであり、企業が売上金の一部を帳簿に載せず、税務当局から「所得隠し」と指摘されているのと同じ。つまり、表に出てこないカネだったからこそ「裏金」と指摘されているわけだ。
 それなのに2日の参院本会議の代表質問で、「裏金」の定義を問われた岸田は、「一概に定義をお答えすることは困難」などと言い放っていたから唖然呆然。ああだ、こうだと屁理屈をこねて「裏金」の表現すら認めない。岸田がそんな調子だから、自民党の議院運営委の理事が野党の「裏金」発言にイチャモンをつける事態になるのだ。
マネロン犯罪集団の自民党にヤル気なし
 だが、これほど国民を愚弄した話はない。長年、こっそりと隠してきた「裏金」がバレたために慌てて収支報告書を訂正して「表金」に“マネーロンダリング”するような組織的犯罪集団と言ってもいい自民党が、野党に対して、あれこれ文句を言ったり、注文をつけたりできる立場にないのは明らかではないか。
 岸田は施政方針演説で、「各党との真摯な協議を経て、政治資金規正法の改正など法整備を実施する」とも言っていたが、これも口先に過ぎない。
 野党が実態解明に向けた第一歩として要求した「裏金議員」リストだって、安倍、二階両派で2020~22年にキックバックを受けた議員名と金額を羅列しただけ。使途はもちろん、現職以外の名前も伏せられたままだ。
 立憲民主党の岡田幹事長は5日の衆院予算委で、岸田に向かって「(リストには)何に使ったのかも書かれていない。どう考えているのか」と呆れていたのも当然だろう。
 これでは真相解明もヘッタクレもない。20年までの3年間で約3000万円の不記載が明らかになった岸田派について問われた岸田自身が、「確認できていない」などとシレッとした表情で答えていたから何をかいわんやだ。大体、問題が発覚したのは昨年11月なのだから、国民に対して本気で申し訳ないと考えているのであれば、とっくに党内調査している。
 それなのに聞き取り調査は2日から、全国会議員のアンケートも5日に始めたばかり。例によって、いつもの「フリ」でごまかす気なのだろう。
 要するに岸田自民はヤル気なし。裏金事件を悪いと考えておらず、ヘタを打った、バレるとは思わなかったぐらいの感覚なのだ。
 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「最大派閥の安倍派がボロボロになり、党内に遠慮する必要はなくなった。今こそ、国民生活のための政治ができるはずなのに、何もしない。政治家としての能力が欠落しているとしか思えません。『火の玉』や『先頭に立って』などと勇ましい言葉を並びたてながら、まったく何もしない。人間としてみっともない限りです」
自民党の辞書に「反省」の文字はない
「嘘はバレても徹底的につき通す」──。とりわけ安倍派議員の姿勢で見られるように、もともと自民党の辞書に「反省」の文字はなく、反省はフリだけ。鉛筆をナメナメした検察によって、たまたま逮捕、起訴を免れた裏金議員が、議員辞職どころか、今もなお除名もされずに離党もしない。あろうことか、何事もなかったかのような顔で平然と予算委員会で質問に立ち、政府の姿勢をただしているのだから国民も仰天しているに違いない。
 こんなデタラメがまかり通っているのも、「先頭に立つ」と言っていた岸田の嘘八百の姿勢が露呈したのが要因だろう。
 自身の疑惑に対してもユルユルだ。6日の衆院予算委では、自身の首相就任に関して行われた「祝う会」のパーティーをめぐる問題を追及されたのだが、「私自身とは異なる団体が開催した会ということなので、任意団体が(今後)開催するかどうか、私が申し上げる立場にない」などとノラリクラリ。
 立憲の米山議員は「総理は(このパーティーは)『合法だ』と言った。つまり、皆が『この脱法行為をやってもいい』と。それなら政治資金規正法なんて無意味ではないか。ありとあらゆる任意団体が(パーティーを)やって寄付したらよくなるではないか」と追及していたが、その通りだ。
 任意団体であれば、パーティーで集めた多額のカネを寄付しても自由。報告しなくても規正法の対象外となれば、まさに政界はやりたい放題の脱税天国になる。こんなバカな話があるわけがない。
すべてが人任せで問題から逃げている岸田
 6日付の朝日新聞が報じた、盛山文科相が21年の衆院選で、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)の関連団体から支援を受けていたという報道についても、岸田は旧統一教会との関係を断つとした自民党の方針を「閣僚に対していま一度確認する」と言うだけ。「引き続き(盛山には)職責を果たしてもらいたい」と、まるで他人事だったから呆れてしまう。
 二階元幹事長が幹事長在任中の5年間に受け取った約50億円に上る政策活動費の問題を問われても、「適切に使用されていると認識している」と繰り返すばかり。だが、5年間で50億円といえば、1年間でざっと10億円。1日約260万円、1時間で約11万円もの支出だ。
 常識的に考えても、すべての金を政治資金として使ったとは考えられない。国税庁幹部が国会で答弁していた通り、政策活動費は個人の雑所得であり、年末に余っていれば納税義務が生じる。納税していなければ当然、脱税となるわけで、それこそ総理、総裁として「先頭に立って」調査を指示するべき案件ではないのか。
 政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう言う。
「『先頭に立つ』のであれば、どこに向かうのか。方向性を示すのが当然ですが、何もない。すべてが人任せで、自分は問題から逃げているのです。政治資金規正法の改正も口にしていますが、どの部分をどう変えるのかという具体的な提示は一切ない。やっているフリにもなっていません」
 何を問われても真正面から答えず、後ろ向き答弁ではぐらかす。案の定と言うのか、これほど無責任の男はいない。この口だけ鉄面皮につける薬は、支持率1桁と市民団体の告発、あらゆる選挙で完敗させて鉄槌を下す以外にない。

 

 
その昔、今は無き民主党政権時代に「言うだけ番長」と呼ばれたのが前原誠司だったのだが、それから7年以上経ったいま、今度は「口先だけ総理」が幅を利かせ始めている時代になってしまった。
 
こんな嘆かわしい風潮をこの御仁は「政治の場のバカ鬼たちには、出て行ってほしいし」と叫んでいた。
 
第296回:「鬼は外~」でいいの?(鈴木耕」(一部を引用)
 
小狡い鬼や妖怪ども
 福は内~、いいな。もうそんなに大きな福は望むつもりもないから、小さな福が静かにその辺に漂っていればそれで満足です。家の前にまいた豆は、翌日の朝、野鳥たちがやって来て食べる。鳥たちにも、小さな福を……である。
 今年は、「福は内」よりも「鬼は外」をたくさん呟いた気がする。そういう気分だったのだ。カミさんも、気づいたら「鬼は外」ばっかり口にしていた。
 なんだか世の中、鬼だらけじゃないか、と思う。
 とてつもない鉄棒を担いだデッカイ鬼もいれば、ペラペラの紙切れの陰に隠れたいやらしいチッポケな鬼もいる。我々の国には後者がうじゃうじゃ。鬼に仕える狐狸妖怪たちもぞろぞろ。ふむ、キツネやタヌキの勢揃い。
 でもねえ、狐も狸も小さい頃は可愛いけれど、大きくなってみれば狐は狐、狸は狸。狐が虎に、狸が熊になるわけもない。妖怪も小粒で、「ゲゲゲの鬼太郎」ふうに言えば“ねずみ男”みたいなヤツばかり。でもねぇ、ねずみ男はこすっからい妖怪だけれど、まだ愛嬌はある。ところが国会周辺の妖怪どもはただ狡くて薄汚いだけ。
 この国では、そんな鬼や化け物たちが、首都の中心にいっぱい棲息している。コイツラは、チッポケな鬼のくせして妙に威張りくさっていやがる。なんとか叩き出したいけれど、巨大な石棺にしがみついて離れやしない。
 自民党という鬼の棲み処に巣食う小狡い赤鬼や青鬼。
 どれを見ても小粒な連中に過ぎないが、これがなかなかしぶといのだ。いくらゴマカシやウソを暴かれても、あーだこーだと言い逃れ、しまいにゃ“ヒショ”という名のお猿さんを差し出して一件落着。猿は本来、桃太郎の手先のはずだが、どうも国会とかいう場では、鬼の家来になっているらしい。
 さすがに、日本中の家々では「鬼は外~」の声が高く、仕方なく鬼どもも紙っぺらを書き換えて、はい、見直しときましたよ、と。だけどその見直しを調べるのが同じ鬼の仲間なのだから、いったい何のこっちゃ、である。
 この国の年明け元日は、大きな地震で始まった。翌日は飛行機大炎上。なんだかイヤ~な新年であった。
 それに輪をかけたのが、昨年末から続いていた自民党派閥の裏金問題。なにせ、数億円単位の金が、各議員たちの懐に転がり込んでいて、何に使われたのかも分からずにウヤムヤのまま、薄汚い霧がぼうっと永田町界隈を包んでいる。それを見ていれば「鬼は外~」と言いたくなるのは当然だった。
 国会が始まると、議場に現れた“やくざ幹部5人衆”が、わいわい嬉しそうにはしゃいでいる映像がニュースで流された。見ているこっちは腸が煮えくり返った。こんな有様だから、豆まきの声もついつい「鬼は外~」が多くなってしまったのだ。
 だけどそれでいいのかと、豆まきが終わってから、ぼくはちょっと考えた。
 だけどぼくの感情としては、ああ、鬼をあんなところへ追いやってはいけないな、この国の鬼はこの国で片をつけなきゃ、なのである。
 「福は内~」
 小さな福でもいいから、能登の被災地に、苦しんでいる人たちに。
 でもやっぱり、政治の場のバカ鬼たちには、出て行ってほしいし。

 
節分が終わり、暦の上では「立春」も過ぎた。
 
不起訴になった安倍派5人衆は「我が世の春」を満喫しているかもしれないが、国民は決して許してはいない。
 
その怒りは来る4月の補選でしっかりと示してほしい、とオジサンは思う。       
 
   
   
  
    

 

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