建交労九州支部は10月25~26日、熊本市のネストホテル熊本にて20回目の定期大会を開催しました。各分会より選出された代議員29名、役員10名が出席しました。
井谷博一副委員長より開会あいさつと同時に物故者への黙祷が捧げられました。
今期での退任を表明した緒方執行委員長、来賓として熊本県労連の楳本光男議長、続けて日本共産党の仁比そうへい参議院議員がそれぞれあいさつをおこないました。
仁比議員は、この間船員保険や民営化による労働災害の不当な扱いを改善させた件について、厚労省要請の経過を説明したのち、労災補償の認定基準は組合員のたたかいの中で造り上げられてきたものであり、(行政による)不当な決定には断固として声を上げることが重要だと語りました。
また、建交労中央本部と全国労災職業病部会を代表して石田直道・部会長があいさつをおこないました。
中里研哉書記長より経過報告と方針案の提起、井谷副委員長が決算報告・予算の提案をおこない、船員保険難聴裁判で勝利した熊本分会の梶原さんが勝利のあいさつをおこない、一日目は終了しました。
二日目は討論をおこない、各県から代議員の発言が続きました。長崎分会からは、3月におこなった五島・福江での組織拡大学習会や、3000万署名の諸行動について報告しました。討論まとめのあと、すべての議案が採択され、役員候補について承認されました。
今期で退任した安永執行委員・緒方執行委員長がそれぞれ発言。安永執行委員は、3000万署名の街頭署名行動とりくみを通じ、改めて女性の力はすごいと感じたことを述べました。緒方委員長は九州支部の今までの運動について語り、組合のたたかう姿勢が救済に繋がっていくことを皆で再確認しました。
選出された3役は以下の通りです。
執行委員長:中里研哉(新・長崎分会)、副執行委員長:井谷博一(再・鹿児島分会)、
書記長:髙田正矢(新・熊本分会