建交労長崎県本部

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第24回なくせじん肺全国キャラバン東京終結行動

2013年10月16日 09時28分16秒 | 活動報告
 第24回(2013年)なくせじん肺全国キャラバン東京終結行動が15~16日、厚生労働省前と環境省前行動からはじまりました。長崎実行委員会からは22名が参加しました。台風26号が近づき雨模様という、あいにくの天気でしたが、全国から300人近い人が厚労省と環境省前に集結しました。
 厚労省の前では、全国でたたかっているじん肺原告団の代表などが、じん肺根絶を早急におこなうよう代わる代わる訴えました。長崎から参加した、松田哲朗トンネルじん肺根絶第4次東京地裁原告団代表も、じん肺基金を早急につくるよう求めました。
 午後2時からは、衆議院第1議員会館で「集結院内集会」が開催され、廣瀬俊雄仙台錦町診療所・産業医学センター所長が、東日本大震災での石綿粉じんの飛散の実態と今後の対策について講演をおこないました。
 国会の合間を縫って、各政党代表の国会議員があいさつをおこないました。とくに、長年の懸案事項になっている「トンネルじん肺基金制度」の立法化に向けて、各党代表は「今国会で何としても成立させたい」と報告しました。
 3年前に議席を失った共産党の仁比聡平参議院議員は、法案成立のために奮闘していたこともあり「帰って来ました」とあいさつし大きな拍手に包まれました。
 16日の国会周辺デモは台風のため中止になり、午前中は日鉄鉱業要請行動など室内での行動のみがおこなわれます。また、午後からは、トンネルじん肺基金成立に向けての国会議員訪問なども予定通りおこなわれます。


長崎の代表団(長崎空港にて)

厚労省集結行動

院内集会であいさつする仁比聡平参議院議員