http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100112/1263224566
と、
http://www.tanteifile.com/diary/2010/01/09_01/index.html
http://www.tanteifile.com/diary/2010/01/11_01/index.html
を対比してみれば、やはり制度設計の問題に行き着く。コンセンサスなき制度は不満を生むし、たとえあったとしても賛否が拮抗した制度も同様なのが厳しい。
最低限のミール・クーポンその他の導入は困難なのだろうか? 湯浅誠氏も政府の中に入ったが、現場を知らない官僚が動かないどころか反対の方向へ舵を切ってしまったりで、苦労しているようだ。
底辺の現場は一筋縄ではいかず、その運用は困難を極めているであろうことは想像に難くない。その苦労が軽減される方向だけでも見いだせるといいのだが。
社会主義的要素と資本主義との「接ぎ木」の難しさは、おそらく制度設計をしてみないと実感できないのかもしれない。
たとえば医療保険。診療報酬の「偏り」や開業医の診察設備など、資本主義的では効率が落ちるし、かといって公平で透明な基準をどう作るかは難題である。
部分最適と全体最適のバランスをどうやってコンセンサスを形成するか、という面でも議論を収斂させるのは厳しいのではないか。
単なる安易な批判では問題は一切解決しない。
たとえば医療保険。診療報酬の「偏り」や開業医の診察設備など、資本主義的では効率が落ちるし、かといって公平で透明な基準をどう作るかは難題である。
部分最適と全体最適のバランスをどうやってコンセンサスを形成するか、という面でも議論を収斂させるのは厳しいのではないか。
単なる安易な批判では問題は一切解決しない。