小泉チルドレンの議員サイトなんて読むだけ時間の無駄なんだけど、そのひとりが見事な著作権法違反を。32条の引用要件の判例なんて基礎の基礎のはずなのに、この人ホントに弁護士の資格持ってるんですかね? 指摘されれば消しちゃうと思われるので、とりあえず証拠画像は保存しておきましたよ(笑)
新聞社の中の人もみんな忙しいだろうからすぐには気がつかないだろうなあ。

著作権収入が子孫をスポイルするのはあたりまえ。以前のエントリで三島由紀夫の息子と中学で同じクラスで、あまりに成績が悪くて2年のときに退学処分になったことを記したが、まあ黙っていてもガバガバ印税収入あるから努力などアホらしくてしないわなあ。孫までスポイルしてどうすんのよ。
オノ・ヨーコといえば一粒ダネのショーン・レノンってなにやってるんだろ? 彼の異母兄弟のジュリアンはヒット作をいくつか出したが。
2006年04月11日付朝日新聞より引用
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小泉首相は11日、音楽出版社協会の渡辺美佐名誉会長らと首相官邸で懇談し、エルビス・プレスリーの娘リサ・マリーさんと、オノ・ヨーコさんの手紙を受け取った。
2人の手紙は、作者の死後50年に限っている著作権の期限を、死後70年まで延長するよう求めたもの。首相は、渡辺名誉会長らに「関係部署で検討する」と答えた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/17/news076.html
RIAAさんは、缶ジュースの中身を別の入れ物に入れては飲んではいけない、とおっしゃるわけです。はぁはぁ、そうですか。
中古LPレコードでしか聴くことの出来ない旧譜すらも商売にならないから再発しないで死蔵している現状はそのままですか、そうですか。
一時期は年間50万は最低でもレコード買っていた筆者ですが、今後はこの業界との「お付き合い」はほとんどないでしょうね。
自分のお財布から出したお金で買ったジュースくらい好きに飲ませてほしいですよ。
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20060215
子どもを本好きにして将来の顧客になってくれるよう種まきする、という農耕民族ならではの「栽培」活動を評価する業界人って誰もいないのね。ホントにとほほな業界ですこと。おほほ。
ここ10年ほどの日本はこういう「余白」「のりしろ」が見事になくなり、どいつもこいつもカネよこせ、権利だ、だもんなあ。
アサマシス。
カテゴリー的には著作権もあるし、入れ物としてのメディアでもあるし。あるいは広告業界激震という話題にもなるな。
http://www.yukan-fuji.com/archives/2006/01/post_4459.html
「録画ネット」は見事につぶされたが、消費者の利便性をないがしろにしている商売がいつまでもつか、見ものである。何度も言うが電波は国民の共通資産である。その資産にきちんとした対価を払わず殿様商売などとんでもない話だ。
http://www.amvox.co.jp/entrance/vision/index.html
裁判になったようだ。痛い腹を探られて逆ギレとは。
とにかくこの業界は搾取だらけ。搾取を逃れられるのはごくごく一部。真の著作権者保護とは程遠い日本のお寒い現状がそこにある。
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2006/02/respect_your_mu_5526.html
廃盤という名の不自由なシステム。回転率の落ちた旧譜がレコード会社の収益を圧迫する原因、とののしられて幾年月...だったが、ネットの発達でそれも昔話になりつつある。それにしても超レアな入手困難盤をへたすれば数万円も払って eBay なんかで落札していたけど、ほんと無駄ガネだよなあ。
リスナーが聴きたいと思ったときに手に入らないシステムと決別する決断をするのはあなたがたレコード会社の経営者なんですよ。
『タモリ倶楽部』でいちやく脚光を浴びた日本ブレイク工業社歌だが、案の定、悪辣利権組織たるJASRACの搾取対象となっているようだ。
竹熊健太郎氏の『たけくまメモ』エントリより:
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_97f2.html
こういう不正を続けていて本当にいいと思っているのだろうか? 信託というシステムを逆手にとって自分たちの懐だけが潤う図式がいつまでももつと思うほうが不思議である。
これに関しては、ある程度のお金があれば彼らの悪巧みを続行不能にする方法はあるんだな。だが、先立つものがないと厳しい...
いないと思うけどもしもその方法について興味のあるお金持ちの方はメールください。ただしもちろんJASRAC関係者の方は固くお断りしますが。
生方氏の主張も理解できるし、かといってあまり短い音階に著作権を認めてしまうと、他の作曲家への影響は甚大である。
ソフトウェア特許と共通するものがあるように感じる。LZWデコード/エンコードにおけるユニシス特許という、つい最近まで我々プログラマへの悪影響が大であった事例があるだけに、線引きをどうするかが議論となるだろう。
報酬請求権と「リスペクト」は別に扱う必然性もよくわかる話である。

番組ではJASRACに見解を聞いていたが、何も理由を言わずに「問題ない」と回答。おいおい。つっこまんかい!
これはやはり問いたださないといけないな。電突してみるのも一興かも。
牧歌組合さんとこもまるで返事がないし。小田島氏のつっこみ↓にもしらんぷり。
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2005/11/post_692d.html
まあ、いろいろ前科がある組織だからある意味予想された展開そのものってこと。

毎週やっているようだ。こういうことは継続が大事。人の噂も...という風化をさせない不断の努力をしている人たちには頭が下がる。
それにしても寒いなあ。
http://ameblo.jp/dukkiedukkie/
すばらしいブログである。この筆者には著作権法第32条の引用についてお勉強されることを薦める。
また、以前も書いたがJASRACの腐敗ぶりを露見させた名サイトも再掲しておこう。
http://www.tabibun.net/news/2002/topic01.html
立体商標登録制度というものがあるらしい。不二家のペコちゃんやカーネル・サンダース、大阪の食いだおれ人形も登録されていて勝手にフィギュアなんかを作って売るのは違法、ということ。
びっくりするのはテトラポッドの形状や早稲田の大隈重信像まで登録されていること。前者は確かに特許的な側面もあると思うのでわかるけど、後者が商売になるとはとても思えないのだが...
現在係争中の案件もある。TVCFもばんばん流しているお菓子で有名なひよ子が類似のお菓子屋を訴えているらしい。訴えられた側は江戸時代からずっとこういう形状のお菓子は普遍的に存在しているのに、勝手に囲い込みをして、という反論をしているそうな。
ま、どこも商売のためにはなりふりかまわず、なんでしょうが。なんだかなあ。

グーグルに負けじとマイクロソフトもですか。
日本の国内資本はどっかやらんのかな?
