今日は、ボストンコンサルティンググループ日本代表の
御立尚資氏の講演を聞くことができました。
テーマは、日本を閉塞感から脱却させ、新たな潮流に
乗せるには?
ということだったと受けとりました。
例として、イタリアのルネッサンスを挙げていました。
ローマ帝国の都が西暦313年にコンスタンチノープル
に移ってから、イタリアは長い閉塞の時代を迎えます。
1339年になって、オスマントルコがビザンチン帝国
になる際、イタリアは忘れていた過去の栄光を思い出し
ました。
ギリシャ語ブームが起こり、メディチ家でアカデミア・
プラトニカを作るなど、イタリアは活気と自信を取り戻
します。
さらに、東方貿易や毛織物産業の再興などで、富が蓄積
されていき、ルネッサンスへとつながります。
今、日本に必要なのは、まさにルネッサンス、戦略ルネ
ッサンスです。
そのためには、以下の2つを挙げていました。
1.「成長の波に乗る」(新興国展開)
世界はツースピードエコノミーの時代を迎えており、
新興国では10%近い成長、先進国は数%の成長です。
なんとか、新興国の波に乗れないか?
「組み立て型工業」だけでは、もはや太刀打ちできません。
コストが違いすぎるから。
2.ビジネスモデル・イノベーション
従来の商売の組み換えが必要になってきています。
例えば、スマートグリッド。
実現するには、電力会社、電気メーカ、建築業者、
IT企業など、今までつながりのなかった業種をまとめて
いくことが必要になります。
このために、いろんなM&Aが出てくるでしょう。
成功例として、インドのタタ自動車が紹介されていました。
これは2500ドルの車です。
車をモジュールの集合体として捉え、徹底したモジュール
化で低価格を実現しました。
それには、トヨタではなく、デンソーがおおいに寄与した
そうです。
また、「製造」「サービス」「金融」をトータルで考え、
GEが航空機エンジンでトップシェアを取っている例も
でました。拡大「ものづくり」業。
今、日本は、成長戦略が描ききれないでいます。
自信を取り戻し、「日本のルネッサンス」を起こしてみた
いと思いました。
御立尚資氏の講演を聞くことができました。
テーマは、日本を閉塞感から脱却させ、新たな潮流に
乗せるには?
ということだったと受けとりました。
例として、イタリアのルネッサンスを挙げていました。
ローマ帝国の都が西暦313年にコンスタンチノープル
に移ってから、イタリアは長い閉塞の時代を迎えます。
1339年になって、オスマントルコがビザンチン帝国
になる際、イタリアは忘れていた過去の栄光を思い出し
ました。
ギリシャ語ブームが起こり、メディチ家でアカデミア・
プラトニカを作るなど、イタリアは活気と自信を取り戻
します。
さらに、東方貿易や毛織物産業の再興などで、富が蓄積
されていき、ルネッサンスへとつながります。
今、日本に必要なのは、まさにルネッサンス、戦略ルネ
ッサンスです。
そのためには、以下の2つを挙げていました。
1.「成長の波に乗る」(新興国展開)
世界はツースピードエコノミーの時代を迎えており、
新興国では10%近い成長、先進国は数%の成長です。
なんとか、新興国の波に乗れないか?
「組み立て型工業」だけでは、もはや太刀打ちできません。
コストが違いすぎるから。
2.ビジネスモデル・イノベーション
従来の商売の組み換えが必要になってきています。
例えば、スマートグリッド。
実現するには、電力会社、電気メーカ、建築業者、
IT企業など、今までつながりのなかった業種をまとめて
いくことが必要になります。
このために、いろんなM&Aが出てくるでしょう。
成功例として、インドのタタ自動車が紹介されていました。
これは2500ドルの車です。
車をモジュールの集合体として捉え、徹底したモジュール
化で低価格を実現しました。
それには、トヨタではなく、デンソーがおおいに寄与した
そうです。
また、「製造」「サービス」「金融」をトータルで考え、
GEが航空機エンジンでトップシェアを取っている例も
でました。拡大「ものづくり」業。
今、日本は、成長戦略が描ききれないでいます。
自信を取り戻し、「日本のルネッサンス」を起こしてみた
いと思いました。
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