1の力を10倍にする アライアンス仕事術 | |
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ここしばらく、私の仕事はパートナーとの協業モデルを構築すると言うもの
でした。
いろいろ試行錯誤の繰り返しで、決して効率の良いものではありません。
来月以降、さらに本格的に取り組む必要性が生じてきたため、
「アライアンス」ということを本格的に勉強して、プロとしての成果を出そ
うと意を新たにしました。
そのため、数冊、本を読むことから始めたのですが、一冊目の「アライアン
ス仕事術」は非常に示唆に富む内容でしたので、簡単にポイントだけ、備忘
録としてまとめてみました。
筆者は、おサイフケータイをアライアンスにより実現した平野敦士カール氏。
以下、ポイント(情報の粒度がバラバラですみません)。
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1.アライアンスとは?
一人でできないことを、他人を巻き込んで実現すること。
2.アライアンスにより、WIN-WINの関係の発展と、関わる全ての人
を成長させていく。
3.まず、自分の目的を提示し、同じ方向性を持っている人を関わり方はど
うあれ、巻き込んでいく。そうして、自然発生的に実現を助けてくれる人
を集めていくのが「アライアンス」という発想。
4.プラットフォームを作った者が最後には一番得をする。
グーグル、マイクロソフト、楽天、ローソン、イオン・・・・
→アライアンスできる場を提供する、ということ。
5.アライアンス仕事術の最初のステップは、会社を超えた一つのビジネス
単位である自分の想いを確立すること。
6.主役は常に自分自身。「自分」と言う「企業」をどう成長させていくか
と言うゲーム。
7.重要なことは「何を知るか」ではない。「その情報をもとに何を考えて
自分で実行するのか」が重要。
以降は少々、小技系も混在しています。
8.人脈拡大には「ランチ」を活用。時間が取りやすいし、お互いの「思い」
も理解できる。もちろん、費用はこちら持ち。本を数冊買ったと思えば、
安いもの。
9.人の情報はケータイで管理。いつでも連絡が取れる。
スケジュールもケータイで管理できると便利。
10.名刺OCRも便利。ケータイからも見れるようにしておく。
11.メールは基本的に、gmailに転送しておく。ケータイでいつでも読める。
12.メールのあて先には、自分もccしておく。後でチェックしやすい。
13.ランチや何かあったときには、必ずお礼メールを出す。
14.日経テレコン21は有料だが、情報収集に役に立つ。
15.違う業界の人に会う前には、「業界本」をアライアンスの予備知識と
して読んでおく。就職活動用の本で十分。
16.説明資料は5行で書け。忙しい人にポイントだけ伝えることを意識。
17.味方に付けるためには、「攻めないこと」。
18.共通の目的がある限り、皆を仲間にして、敵をなくしていくことが
前提。
19.「また、会いたくなる人」になるには?
1)「期待できる」と言うモチベーションを与える
2)「楽しい」と言うモチベーションを与える
3)「快適である」と言うモチベーションを与える
そして、「参加意識」を与える。
20.アライアンスには、「相手にメリットを与え、その上でビジョンを語る」
と言う常に2つの柱が重要。
21.交渉に臨む前に、社内でどこまで相手の要求を呑んでも良い、と言う点
について、上層部まで了解を取っておく。
22.人脈づくり。
狙うべきは「やる気のある人」&「同じ想いをシェアできる人」。
23.自己評価。
「自分には何ができるのか?」
「何をしたいのか?」
「足りないものは何か?」
「そのためにどんな勉強をすべきか?」
24.「身の周りの人から学ぶ」
→「相談する」のが有効。聞いた人の数だけ、違う意見を聞くことになる。
25.自分の好きなことや得意なことに強化ポイントを定め、そこに集中して
勉強していく。
もし、強化ポイントが見つからなければ、「目の前の仕事を一所懸命やる」。
26.徹底したユーザ志向から、本当にお客様が求めるサービスは生まれる。
27.1人で考えるより、2人、3人・・・と多くの頭で考える方が、大きな
力になる。
孤軍奮闘するより、積極的に人に助けを求めていく人間になる。
28.自分が考えたこの新しいアイディアは、誰と組んだら大きくできるだろ
うか?といつも考える。
29.転職するかどうかの基準。
「尊敬できる人や経営陣がいるか」
「自分が成長できる要因があるか」
30.多くの人を助ける人は、それだけ多くの人から助けられる人でもある。
31.まわりを変えようとするよりも、まずは、自分の意識を変える。
以上