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重慶でラン&山登り

マラソンと山登りが趣味。
重慶の街を走って見つけた面白いことを記録します。

峨眉山その4

2015-09-17 21:09:20 | 山登り
清音閣はロープウェーで行ける万年寺から2km位の場所にあり観光客が多く、そして猿が生息している地域でもあります。人混みの中歩いていくと猿を発見。

むしろバックパックにスリーピングマットを持っている私のほうが珍しいらしく、猿が寄ってきてポーズをとってくれました。

清音閣の左の川沿いを進んでいきます。

滝が流れるマイナスイオンが気持ちいいです。

以前金刀峡でも見かけました、人力籠です。ここではおさるの籠屋ですね。ちなみにこの籠屋さんたちすごいです。お客さんを乗せると、どけどけーと突っ走って行きます。

モーゼの十戒のように道が開いていきます。その後をついていくとスムーズに進めます。まるで渋滞中の道路で救急車の後を付けていくような気分です。

そうこうしている内に自然生体猿区に到着しました。猿の餌とかも売っています。

早速遭遇です。この猿達ものすごく凶暴です。威嚇するだけならかわいいほうで、通り過ぎた後、背中からリュックを狙ってきます。特にペットボトルを持っている人は水だろうが何だろうが奪われていました。私もバックパックの横にさしていたお茶を狙われ、パンチを繰り出されそうになりました。そんな猿と闘いながらも小雨が降りはじめ、レインジャケットを着るには暑いため、傘を差しながら進んでいきます。

永遠と続く階段。

登っても登っても階段です。この階段の間にも猿達が沢山いて隙あらば襲おうと狙っています。しかし持っていた傘が効果を発揮します。傘を閉じたり開いたりすると猿が恐れて近づいてきません。そういえば以前、イノシシが襲ってきたときに傘を開いたり閉じたりすると、イノシシが逃げるという実験をテレビでやっているのを思い出しました。目の前に急に大きなものが現れるとビックリするらしいです。これですっかり猿対策ができたので安心して進むことができました。

そして13:40。洪椿坪に到着。標高は1120m。ここから雨脚が強くなってきます。

地元の人たちもカッパをきます。蒸れて暑そう。でも階段はまだまだ続きます。景色も楽しむことなくひたすら九十九道拐と呼ばれる階段を登り続けることしばらくすると、、

15:25.仙峰寺に到着。標高1752m。出発からここまで約6時間。久しぶりの長時間の運動で、おなかが減りました。ここまで途中で食べた涼麺とレッドブル、非常食を少々しか食べておらず、このままではハンガーノックになりそうです。というわけでこのお寺のわきにある茶店で食事をとることに。

卵チャーハン。15元。下界と比べると割高ですが、雨のなか冷えた体を温めてくれるには十分でした。ひとまずお腹も落ち着き、再度出発します。ちなみにここで登山届的なものを記入します(名前と証明書番号)。一応管理しているのでしょうか?それともこれからが本当の登山なのでしょうか?

まだまだ先は長いです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワクワクしますねぇ (重慶ひょうたん)
2015-09-18 07:57:40
続きが気になります。ところで階段の上の写真は何でしょうか?ゴルフ?最初はてっきり子供が立ちショn。。。以下略
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ただ単に (cqrun)
2015-09-19 08:38:37
子供が杖で遊んでいるだけです。竹を適当な長さに切っただけですが1元~2元でいたるところで売っています。後々、この杖の先のつぶれ具合でどのくらい歩いてきた人なのかを判断する材料となることが判明しました。
グループできている人達は最終的に女性の荷物を担ぐ為の棒棒になってしまうことも。
こういう写真があればよかったですね。
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