東京マラソン2015

中国の春節の休みは日本に一時帰国。
家族との時間を過ごしたり、先輩の結婚式に参加したりとゆったりとした時間の中、2月22日東京マラソンに参加しました。
思えば初めて参加したフルマラソンが2009年の東京マラソン。その後毎年応募していましたが、中国に赴任となったこの年に当選するという数奇なめぐり合わせ。海外枠というわけではなく東京の自宅の住所で応募したので、本当に巡り合わせがいいのか悪いのか・・・。ただ丁度春節のお休みと重なった為、日本へ帰国するのが1度で済んだのは助かりました。

最近はトレイルランばかり、しかもそれも時々なので、ロードの対応は全くできていません。LSDをメインに練習をしていたため、スピード練習をほとんどしていません。というわけで目標は4時間を切ること。いわゆるサブ４。

大会前々日にビッグサイトにゼッケンを受け取りにいきました。
ここではイベントを行っています。

久しぶりの大量のランニンググッズを目の前にして興奮が止まりません。2時間以上も滞在しまいました。


大会前日は先輩の結婚式。翌日のレースを控えていても結婚式ではついつい飲んでしまいます。結局べろんべろんになり、帰りの地下鉄は寝過ごして終点まで行ってしまうという失態。
また、ホテルに戻ってから胃の中にあった翌日のレースに必要なカロリーを全て無に帰してしまうという醜態。近くのコンビニに買い出しに行きパスタとおにぎりとサラダを購入し、改めてカロリー補給。

当日は朝4時に起床。レース4時間前に栄養補給をする為に改めておにぎりとサンドイッチを補給。っていうかすっかりカロリー摂取しすぎて体重重過ぎです。体重計で図ると想定体重より＋4ｋｇです。日本に帰ってからおいしいもの食べすぎたようです。

そのまま朝を迎えました。
外は小雨。今回はマラソン参加の為、新宿都庁付近にあるホテルに宿泊。ホテルの窓からスタート地点が見えます。人が集まり始め気分が盛り上がっていきます。ぎりぎりまでホテルで準備をしていざスタート地点へ。



3万6000人もいるらしいです。
雨もやみ、スタートの号砲を待ちます。スターターは舛添都知事。
9時10分スタートしました。2009年の時はスタートの号砲からスタートラインまで20分かかりましたが、今回は5分ほどでスタートラインを通過。最初の10kmは無理をしない。周りと同じペースでウォーミングアップ。5分30秒/kmのペースで進みます。

怪我をしないように慎重に走ります。沿道にはたくさんの人が応援しています。これも東京マラソンの醍醐味です。でも応援してくれると言っていた人が見つかりません。携帯も電池が切れて誰とも連絡できなくなりました。

結局だれとも会えないままゴール！！
5分30秒/kmのペースをほぼ守り4時間をなんとか切ることができました。マイペースを保つことでラストもスパートでき気持ちよくフィニーッシュ！！

預けた荷物を受け取り携帯に充電開始をした瞬間、電話が。なんと山友の先輩夫婦が有明まで応援に来て頂けているとのこと！！感謝感激でした。ありがとうございました。

今回も羊の被り物で走ったらHK100ほどではなかったけれど、「羊さーん、頑張れー」と応援をもらえ、パワーを頂けました。これはやはり癖になりますね。

ちなみにこんな感じ。


胃を少しやられてしまったらしくあまり食べれませんでしたが、夜は焼肉とビールで締め！　
来年は猿の被り物で参加したいですね。

仙女山ラン

2015年1月10日。武隆にある仙女山に行ってきました。武隆はカルスト地形があの世界文化遺産に登録されているところ。一度は行ってみたいと思っていました。
しかも数日前に雪が降ってスキーもできるみたいです。噂では相当ショボーン。なスキー場があるようですが、一度は見てみるべしと思い行ってきました。
そしてなによりも仙女山は乗馬ができることでも有名です。ぜひとも壮大な草原の中を馬を駆ってみたいと以前より思っていました。

重慶市内部より約170km。安全運転で約4時間で仙女山に到着しました。


ここがスキー場のようです。


やっぱりショボーン。なスキー場でした。

というわけでスキーは諦め、仙女山を走ることにしました。
というかもともとそのつもりです。地図を見つけもう一つの目的である乗馬できる場所まで走っていくことにしました。



道路があるのですが、あえてその脇の草原地帯を走ります。


日蔭には雪が残っています。

こんな雪でも大はしゃぎの地元重慶の人々。

途中、一般車の乗り入れができず、周遊バスか徒歩でしかいけない場所になります。その場所をひたすら走っていきます。
その中で大草原に到着。


その先200Mに実弾射撃所がありました。

ここでは狩りができるようです。

玉は1発20元。狩った獲物は重量により買取できるようです。釣堀と似たルールですね。
狩猟免許がいるかどうかわかりませんが、実際にやっている人がいました。

でも銃声は最後まで聞こえなかったので獲物がいないのかもしれませんね。

元の道に戻り馬糞に気を付けながらそのまま草原をひた走ります。

気持ち良い風景が続きます。こんな場所なかなかないです。大満足です。

そうこうしているうちに乗馬場に到着。
乗馬は2種類あり、１つはレース場を走るもの

この馬の後ろに見えるトラックを1周。たしか60元/周だったような。

もうひとつは引き馬してもらうもの。
こちらは50元。今回はこちらを選択。途中、馬を走らせてもらったり（別途お金が必要）、ちょっと遠い場所に連れて行ってもらったり（別途お金が必要）、観光地特有の後出しじゃんけんが多々ありましたが想定内です。約30分、満喫しました。

景色もいいですね。


この馬とおばちゃんにお世話になりました。

そしてスキー場近くの運転手と待ち合わせの場所まで走って戻ることに。

合計20kmくらい（体感）のランでした。山の空気を吸いながらの楽しいひと時でした。いつか夏にキャンプをしに来てみたい場所ですね。

こんな場所もありました。

カルスト地形と馬。まさに仙女山を代表する風景です。