重慶でラン&山登り

マラソンと山登りが趣味。
重慶の街を走って見つけた面白いことを記録します。

UTMB2017 完走記その3

2017-09-09 07:32:13 | UTMB
9月1日
曇り。天気は何とか持ちそう。
装備の準備等をしているとTDSを完走したI君からメッセージの返信がありました。忙しい中ホテルまで会いに来てくれるとの事。
TDSは距離はUTMBと比べて短いものの117kmあり、コースはテクニカルな面があり、ある意味UTMBよりもハードなレース。そのレースの状況を聞いてみるとやはり山頂付近はかなり寒く防寒装備は必須。またI君は序盤で全身が攣ってしまい、体調も悪くなってしまったけど、パスタスープで暖を取り制限時間の30分前に気合だけで完走したそうです。もっと早くゴールできる実力は十分にある選手ですが、相当辛かったことがうかがえ、気を引き締めると同時に自分も気合でも何でもゴールしてやると決意を新たにします。

I君と別れしばらくすると運営からショートメッセージがきました。
UTMB start at 18:30. normal route except Pyramides Calcaires and Tete aux Vents(direct ascent La Flegere).Attention snou >2000m and tempereture felt -9C.
どうやら一部コース変更はありますが、100マイル走らせてもらえそうです。
俄然やる気が出てきます。でもやはり山の上は相当寒そうです。装備を改めて考えます。

まずはバックパックに詰めるもの。

できるだけコンパクトにしますが、防寒具をメインにします。
ダウンとレインジャケット2枚(1枚はソフトシェルでウィンドジャケット変わり)。防寒の手袋と温かい帽子。
すべて必携装備ですが、温かめの物を選びます。


服装はロングタイツに変更。お腹が弱いので腹巻はきちんとします。ファイントラックのスキンメッシュをアンダーに着て(パワーメッシュより気持ち温かい気がする)、シャツは最近お気に入りのWAAのもの。前と後ろにポケットが付いているため、ジェル等の食料は基本全部入れることが可能。ザックのスペース節約にもなります。腕は温度調整可能なためSKINSのスリーブ。


食料はジェルを基本とするけれど、味に変化を付けるため固形んものとして一本満足バーと柿の種も持っていきます。後は力を出したいときの為にレッドブルも2本分フラスクに入れておきます。


こちらはドロップバッグに入れておく食料。
ジェルの補給のほかカップヌードルぶっこみ飯とアルファ米を入れておきます。

その後運営から関門時間変更の案内がきました。

元々の距離が170kmちょっとだったのが166.9kmへ変更。但し制限時間も30分短縮となり46時間となりました。

装備も整え、ドロップバッグを預けに行きます。

自分は16時15分頃に行きましたが、すでに結構集まっていました。

スタートは18時30分。ホテルに戻りギリギリまで休もうと横になりますが興奮して眠れません。でも体は休めることができました。17時45分に起きてホテルを出発。いよいよスタートです。

つづく。

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