七里ガ浜
2022年大晦日を迎えました。
この一年を振り返り皆様は健康な毎日をお過ごしでしたか?
文学館
まず、「健康」の定義を確認してみるとWHO憲章の前文(1947年に採択)において
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
私は、この定義の三本柱である、肉体と精神と社会すべてに3年目の「コロナ」が及ぼした影響は大き過ぎると感じます。
みなとみらい
12日、今年の漢字「戦」の発表がありましたが、私の漢字は『癒』癒やしとしました。
特に日々の生活の中で求め感じることで自身の健康のバランスを保つ素となっていました。
きっとそれぞれが「癒」を求める手段も感じ方も様々で多岐にわたると思われます。
例えばスポーツや芸術・映画鑑賞、旅行、温泉、マッサージやエステ、散歩、気の合う仲間とのおしゃべりやお食事・喫茶など、
これらの方法でストレスを解消して疲れをリセット、心を開放して元気になることも「癒やし」の一部となるのではと思います。
ところで、漢字のなりたちが気になり調べてみました。
『癒』の漢字は部首がやまいだれで、人が寝台で寝ているさまを表しているそうです。
癒の「疒」やまいだれの中には愈ユがあります。
兪とは、まさる・すぐれる・ひいでる・ いえる・いやす・病気が治る・ いよいよ・ますます・一層という意味があります。
そして、「心・こころ」もあります。
癒の病気が治るという意味から「病」の「疒」やまいだれの中には丙(へい、ひのえ)があります。
丙は、十干の一つで陰陽五行の火行のうち、陽の火をあらわしています。
自然界では、明るく輝く太陽に例えられ、万物全てに分け隔てなく光や熱を与えていく
性質があるということで、この意味合いから病にも光や希望が与えられているように感じます。
材木座海岸
さて、今年最後のブログでご紹介した写真は、この一年私が最も癒やされたもので
空の雲・富士山・海・植物・動物・夕景からの一部でした。
今年も「健康塾通信」をお読みくださって大変ありがとうございました。
どうぞ一年の疲れを癒やして
来年も良いお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。
また来年も宜しくお願い致します。
江の島の夕景
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