台風19号ハギビスが日本列島を直撃しました。
そのすさまじい爪痕は大きい河川の氾濫を中心に広がっています。
被害を受けたすべての皆様にお見舞い申し上げますと共に、早い復旧をお祈り申し上げます。
今日は台風一過で気温も上がり始めていますが、まだその余波はつづき、風もおさまっていません。
気温・湿度共に低くなっているので、不調を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
近頃はこのような天気や気圧、湿度の変化による体調不良を訴えることを
「気象病」ともいわれますね。
(台風一過の朝の富士山)
そこで、今回は変わりゆく季節の節目に体に優しいお灸の話をしたいと思います。
わたしも自身の体験から、お灸は一人でできる健康法として、推奨していることの一つです。
今はご自身でも試しやすいシール式や煙の出ないタイプのお灸もあります。
お灸の原料はヨモギを乾燥して茎などを取り除いて、ふんわりとしたもぐさができます。
もぐさだけが手に入ったころは、生姜のスライスの上に親指の頭位のもぐさを丸めて置いて、
火をつけるとじんわりじんわりツボが刺激され
ヨモギの香りが漂い、熱さがピークになったらそのまま少し位置をずらします。
これは気を付けないと火のついたもぐさが倒れたり落ちたりして危険です。
そのような危険を回避するためにもシール式は簡単で安全です。
ツボは手足を中心に全身にあります。
では次回より私の経験を含めて、症状別のツボのご紹介もしたいと思います。
実は、本日はこの台風一過の日に、66歳の誕生日を迎えました。
これからも益々、皆様のお役に立てますよう精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
台風を回避して少し前にお祝いのお花をいただきました。
自身の体調管理も肝に銘じて養生していきたいと思っています。
では、皆様もお身体ご自愛くださいませ。