男爵は元地域猫。
もっと言えば、その前は多頭飼育の家猫だったそうな。
初めて彼を見た瞬間に『男爵』という名前が浮かびました。
当然、いろんな人からいろんな名前で呼ばれていました。
そして、実はまるこのお兄さんです。
同時に生まれた兄妹なのか、年齢違いの兄妹なのかはわかりませんが。
まるこは病院での見立てでは7〜9歳(現在+1歳)
男爵は地域の人の話だと10歳らしい。
いろんな噂を耳にするけれど、おばあちゃん達の話って勝手な思い込みも多くて話半分程度で聞くことにしてます (;◔ᴗ◔;)
まるこ同様人馴れ抜群で、知らない人が来てもホイホイ近づいて甘えちゃうタイプ。
おかげで皆の人気者で、心配になるくらいデップリ肥満な体になってしまいました。
去年の5月に怪我をしたまるこを保護した直後、男爵も保護しようと試みたんですが、いろいろ…いろいろあって…すったもんだの末、1年経ってしまいました。
年齢的にも熱中症や冬の寒さが心配で、お世話してる方々が「誰か保護してくれたら…」という思いに至り、それならまること一緒がいいと、うちで引き取ることになりました。
捕獲して病院に直行。
特大の布製キャリーバッグがパンパンです(笑)
待合室で長いこと待たされましたが、ずっと大人しくしてくれていました。
抜け毛がすごい…!(ll꒪ᗜ꒪ll)
ノミ取りと血液検査をしてもらうため、1日入院。
体重は…
重っ!(ll0艸0ll)
翌日、男爵をお迎えに。
血液検査の結果は、デップリな割に特に問題はなかったんですが…
ウイルス検査で『エイズ陽性』と出てしまいました。
え!?
男爵とまるこなんてお水やお皿の共有しまくってたのに!?(llʘДʘll)
オジイもまるこも陰性だったから、この地域の猫たちは大丈夫なのかと勝手に思い込んでおりました。
告げられた瞬間、無知な私は頭が真っ白になってしまいまして。
先生が「まるこちゃんと共同生活するなら、まるこちゃんにエイズ予防注射を打っておいた方がいい」と。
でも、今在庫がないから他の病院にも当たってほしいと。
大慌てで仲間達に連絡して、他の病院に問い合わせてもらいました。
このワクチンもいろいろ賛否があって、扱ってるところが少ないみたいで。
夕方になって、うちが通院している病院から電話が来て「よく調べたら在庫がわずかにあったから、今すぐまるこちゃんを連れてくるように」と。
男爵と入れ違いのようにして、まるこを病院へ。
ここからまるこは3週間ごとに全3回ワクチン打ちました。
ごもっとも!(ll≧ω≦ll)
ごめんね〜
男爵が陽性じゃなかったら、まるこが打つ必要なかったのにね〜(߹𖥦߹)
さて、困りました。
狭い我が家で男爵とまるこに完全隔離生活を送らせることなんて出来ません。
そもそも兄妹一緒に…と思って2匹をうちで引き取ったのに隔離なんて…(lll´д`lll)
猫エイズに関して改めて調べてみたけれど、いろんな意見や考えがあって。
ただ、あまり神経質になるのはやめようと思いました。
感染しないよう最低限の注意は当然払うけれど、やっぱり2匹が変に窮屈な生活を強いられるような環境にはしたくない。
そんなこんなで、まるこへの感染や男爵のエイズ発症には充分気をつけながら、シニア2人と(私はまだミドルか)シニア2匹の生活が(3ヶ月前から)始まったわけであります。
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男爵~!という感じですね!(*≧∀≦)シブイ
血が出るような激しい喧嘩しないなら
大丈夫なんじゃないのとか、勝手に思ってますが
隔離も、飼い主さんとニャンズには、ストレスに
なっちゃいますから、そっちのほうが、病気に
なっちゃうかもですよね。(^_^;)
男爵の毎日が楽しくなりますように!
すごいですね。さすがです。
エイズにはサブタイプというのがあってA〜Eくらいまでタイプがあります。
臨床実験では、サブタイプBは発症しにくいという結果が出ています。(遺伝子レベルで)
関東はサブタイプBが多いそうです。
私が保護した子は、みんなサブタイプBでした。(千葉出身の子たち)
かと言って感染しにくいというわけではないようですが、正直なところエイズはあまり気にしてません。(いろいろな考えを持ってる人がいるでしょうが、これは私が思うことです。他人に同意を求めようとは思っていません。)
お外暮らしの長い男の子はほぼエイズだと思ってます。
流血するような喧嘩や口内炎がひどくなって血が出たりしていなければ飲み水で感染することもあまりないといわれてますし
タチの悪い風邪の方がよっぽど怖いです。
ストレスのない暮らしをさせてあげるといいと言われていますので、仲良しのまる子ちゃんと一緒にいさせてあげるのがいいと思うんですよねー。
私も初めて知ったんです。
おかげでまるこはこれから毎年ワクチンを打たされる羽目になりました〜
コメントありがとうございます!
「エイズ」と聞いてアタフタしてしまったんですが、後でいろいろ調べると、そこまで深刻になることもないのかなと思えるようになりました。
確かに猫同士の喧嘩は避けなくてはいけませんが、他は結構ゆるくても大丈夫そうで…
私もストレスが一番コワイなと思うので、2匹が快適に過ごせるよう気をつけてあげたいと思います。
経験されてる方の言葉は励みになります。
猫エイズワクチンも確かに型がはまらなければ意味がないと、接種するのに賛否あって迷ったんですが、やらずに感染するより、やって感染してしまったら諦めもつくかも…と思い、あとは感染・発症させないぞ!という気持ちでまるこには申し訳ないけど打たせました。
病院からも最初は2匹の接触を極力避けるようにと言われましたけど、無理なものは無理なんで〜
男爵もお外で暮らしてもう10歳らしいので、きっと強い子だと信じてます!