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新しい給餌方法③

2019-04-16 16:57:31 | さち&コジ
家でのチューブ給餌。
まだまだおっかなビックリで準備も手間取るし、通りが悪かったり、小次郎が動いたりするたびにアワアワ。
でも、シリンジでの強制給餌に比べたら全然楽です。

1、2日目は少ない量から。
3日目からは、体重に応じた必要分100%の量を与えます。
小次郎は3kgとして、40mlずつ4回に分けて与えることに。



朝の1回目、薬もリキッドも順調で、小次郎は全く無反応。
小次郎はこの押入れからもう自力では動けないので、給餌をするには暗くて狭くて向きが悪くてやりづらいんだけど、それでも楽!



この時は、こんな風に呑気に喜んでいたのですが…

昼過ぎに吐き気止めのセレニアを飲ませ、しばらくしてから2回目の給餌。
この時はちょっと嫌がり、途中でえづくような素振りも。
様子を見ながら慎重に与えたのですが、この日からヨダレが凄いのです。
口から溢れてポタポタと。
拭いても拭いてもキリがないほど、ずっと口をピチャピチャしてます。
こんなんで3回目の給餌をしても大丈夫なんだろうか…
不安になって病院に電話で問い合わせ。
また病院に連れて行かねばならなくなりました。

チューブの設置には問題はないと。
どうしても鼻から食道にチューブが通っている分、飲み込めるヨダレが飲み込めず出てきてしまうのかもと。
異常な時は、もっとヨダレがダダ漏れするそうなので、この程度なら給餌しても大丈夫と。
疑いのある脳腫瘍でもヨダレの症状は出るらしいので、その辺も聞いてみたら、ヨダレを抑える薬を飲ませることは可能だけど、それ以外の身体の仕組みとの絡みで難しそう。
はー、一筋縄ではいかんなぁ…
1つホッと出来ることがあると、1つまた悩みが出て来る。

帰宅してから3回目の給餌。
胃薬を飲ませてリキッドを流し込んだら、全部飲ませた直後、すぐに吐いてしまいました。
生憎、チューブが口から出てこなかったのは良かったけど。
そして、ずっと口をピチャピチャしながらヨダレをポタポタ。
さすがに4回目の給餌はやめておきました。
で、3時間後に再び多めの嘔吐。
深夜は、続くヨダレとトイレの介添えで、私も小次郎もほぼ寝れていない。

翌朝、給餌に不安はあったものの、量を半分にして与えてみました。
全部流し込んだ直後、やはりえづき始めて嘔吐。
小次郎は動かない足を引きずって、以前のようにタンスとタンスの隙間に入り込んでしまいました。
まるで「もう構わないで」というように。



八方塞がり。
あー、どうしたらいいんだろう?
小次郎の負担や辛さを和らげてあげたくてチューブにしたのに、結局新たに辛い思いをさせてるだけなのか!?
病院に電話して、このまま給餌を続けていいものか聞いてみる。
院長先生は「口に入れてもダメ、鼻から入れても吐いちゃう。吐き気止めのセレニアも効かない。困りましたね…」と、手の打ち所がもうない様子。
苦肉の策的に、給餌が終わったら鼻からチューブを(私が!)毎回抜く方法も提案されたけど、そんなの素人に出し入れ出来るわけないじゃん!
お互い黙り込んでしまいました。
私が「小次郎のチューブ、予定していたサイズより太いのが入れられたとおっしゃっていたんですけど、それをもっと細いサイズに取り替えることは出来ますか」と聞いてみた。
ほんの少しでも喉の隙間を空けてあげられたら。
「それも1つの手段です」とのことで、また小次郎を病院へ。
ゴメンね、小次郎、何度も何度も嫌いな病院に。
でもこれでダメだったら、もう小次郎に栄養を与える術はなくなってしまう!
どうして小次郎が余生を楽に過ごせる方に向かっていけないんだろう!


…続く!





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