男爵に、毎日の投薬と呼吸数・脈拍の計測を行っています。
前回の診察の時、唯一測れた日の脈拍が110で「理想的ですね。それが80以下になるようだったら、また診察に来てください」と言われていました。
で、その後からあれよあれよと脈拍数が下がってしまい、80以下が続くように…
私が数え間違えてなければ、これはいかん!(llʘДʘll)
年内に通院したかったけど予約が取れず、年が明けてすぐに連れていくことに。
何かを察したのか、朝、粉末にした薬をちゅーるに溶かして飲ませようとしたら全くの無視!
え、前夜は疑いもなく一気舐めしたのに!?
キャリーに入れた後も、いつものようにあまり鳴かない。
やだ、なんだか元気ない?
どうした、具合悪い?
んもー不安!
急げーーーーーっ!((((;;O□O;lll))))
ダン、重ーーーーーいっ!(自転車コキコキ)
身体はデカくとも、心臓はノミレベル。
すっかり固まって無抵抗の男爵を「お利口ね〜」と褒めてくれる先生や看護師さん (;^_^A
処方されている「アーチスト」という薬は、血液を送るために頑張り過ぎちゃう心臓の脈拍を下げる薬。
それが効き過ぎてるのかもということで、1日1錠 × 2を1日半錠 × 2に変更して1週間様子見。
薬が増える覚悟でいたから、逆に減ってちょっと気が楽に…
でも、猫の正常な心拍数って、ネットで見ても数字がマチマチだし、先生によっても違うし、難しいね。
病院に行く前に元気がなかったように見えたのはどうやら気のせいだったようです。
単純にキャリーの中ではすでに諦めの境地だったのかも?
今のところ心拍数以外は安定しているので、これで改善されるといいなぁ。
あんまり頻繁に病院に連れて行くのもダンが可哀想だし。
何よりも通院の度に漏れなくオチッコ漏らされるのもね〜
帰宅したら、オチッコ臭いままコタツに逃げ込まれて、コタツの中が…くっさ!(ll≧ω≦ll)
男爵の投薬は、ちゅーるポケットの中に薬を隠して、いつものドライフードの中に入れて食べさせています。
その薬を突っ込んでるところを、よく男爵がジーーーッと見てるんです。
ヤバイ、薬を入れてるってバレる!?(ll꒪ᗜ꒪ll)
そ、そうだよ、ダンだけ美味しいおやつ付きだよ!?
まるこには内緒だよ!?(;◔ᴗ◔;)
男爵は薬に鈍感なのか、比較的いい確率でちゅーるポケットごと薬を飲み込んでくれてるようです。
たまにかけらが残ってることもあるけど、薬が嫌で避けて残したというよりは、噛み砕いた物がたまたま残ってしまった感じなので助かってます。
薬を粉末にしてちゅーるに混ぜて飲ませても完飲してくれます。
この方法はちゅーるのありがたみが薄れないよう、ごくたま〜にしかやりませんけど。
これ以上、薬が増えなきゃいいなぁ…(||≧人≦||)
『肥大型心筋症』と診断された男爵。
投薬と同時に、毎日の呼吸数と心拍数も測ることになりました。
「え、心拍数ってどうやって測るんですか!?」
「聴診器とか」
「え、聴診器ってどこに売ってるんですか!?」
「ネットとか」
え、ネットで買えるんだ。
「安いので大丈夫ですよ」と言われたので、1,000円ちょっとのホントに安いのを購入。
おおお、こんなに音がよく聞こえるものなのね。
ところが、男爵はちょっと身体に触るだけですぐゴロゴロ言っちゃうんです。
おかげで全然心音が聞こえない。
ダン、お願いだからゴロゴロ言わないで〜(ll≧ω≦ll)
足の付け根辺りの血管でも測れるらしいけど、どんなに探っても脈拍のわかる血管が見つけられない。
夏なら部屋のあちこちで身体おっぴろげて寝転がってるからいいけど、冬だと安静時ってハウスやコタツに入っちゃってるから、ただでさえ測りにくい。
再診日、先生に「触るだけでゴロゴロ言うんで、心拍数測れないんです〜」と伝えたら「かーわーいーいー♡」って。
男爵、先生やスタッフさんから大人気。
病院ではオチッコ臭いくせに(また漏らした)
とりあえず、このまま同じ薬を同じ量で続けることに。
何もなければ次の通院は3ヶ月後。
投薬も呼吸数も心拍数も毎日プレッシャーではあるけれど、前向きに習慣づけられればと頑張ってます。
先月の3種混合ワクチン接種で病院に行った時、男爵の心臓に雑音が聞こえるとのことで、急遽血液検査をしました。
後日、郵送で結果が送られてきて「心臓病の可能性あり」と診断されました。
さらに詳しく調べてもらうために、再び病院へ。
朝から男爵に通院を察知されないように、普段通りを装います。
何の疑いもなく、まったり過ごす男爵。
う…良心が痛む…(ꈍωꈍ)
コタツに入られると厄介なので、母がなんとか阻止します。
ようやく予約時間が迫り、男爵をキャリーに入れようとしたら、大暴れしながらキャリーに入れる前にもうオチッコ臭が!
漏らすの早いだろーーーーーっ!Σ(꒪ꇴ꒪|||)
普段聞けない可愛い鳴き声を背後に受けながら、必死に自転車を漕いで病院へ。
ひ〜重たい!
待合室でうっかり寝てしまって「星野さ〜ん!星野男爵さ〜ん」と呼ばれてもしばらく気づけなかった私。
ハッと目が覚めて、思わず「寝ちゃった」と口にしたら、他の患者さんたちに笑われてしまいました (;◔ᴗ◔;)
午前中に男爵を預けて、午後に迎えに行くので、そのまま預けるだけだと思っていたら、しっかり健康チェックやら鎮静剤使用の同意書署名とか、いろいろやることが…
「ダンが病気でありませんように…」
祈る気持ちで一旦帰宅。
午後になって、検査を終えた男爵を迎えに行きました。
鎮静剤を使う必要がないほど大人しくお利口にしてくれていたようです。
レントゲンやエコーなどの検査結果は…
『肥大型心筋症』
猫には多い病気だそうです。
治ることはなく、薬などで寿命を延ばすくらいしか対処はないそうな。
いずれは心不全で亡くなるそうです。
そんな…
全然病気の気配なかったのに。
エイズもこのまま発症せず、元気に長生きしていけると思っていたのに…(இωஇ)
エコーはよくわからなかったけど、レントゲン写真は正常な猫の心臓と比べて明らかに膨らんでいるのが素人目でもわかりました。
まずは薬で様子を見て、また対処法を考えましょうということで、投薬の日々が始まりました。
薬に関しては小次郎の時にいろいろあって、私も小次郎も辛い思いばかりでトラウマになってしまってるくらい。
先生は「お互いが疲れちゃったら元も子もないから、前向きに、出来ることをやりましょう」と言ってくれました。
男爵には余生を穏やかに過ごしてもらいたい。
気負わずにやろう…
とは言ってもね〜
やっぱりプレッシャーなわけですよ…!((((;;OωO;lll))))
帰宅して、半日ぶりのご飯に貪りつく男爵。
「よし、今だ!」と、家に余っていたちゅーるビッツに錠剤を隠し入れてフードの中へ。
奇跡的に食べてくれたーーーーっ!
今後もこの手でイケるか!?
しかし、薬がデカイ!
ちゅーるビッツからはみ出してしまいそう。
翌日からは錠剤を2つに割って分けて入れてみたけど、時間が経つと薬が溶けてきちゃったり、飛び出てきちゃったり…
1日朝夕2回の投薬だから、4つのちゅーるビッツがなくなるまで、気が気じゃない…!l||l( ›ଳдଳ‹ )l||l
慌てて「ちゅーるポケット」をネット購入。
それでも成功と失敗の繰り返し。
私の不安を男爵も感じるのか、なんとなく落ち着かないし。
いかん、いかんな。
こうして、男爵との闘病生活が始まりました。
年齢はシニアだけど、星野男爵になってまだたったの2年半。
男爵…
もっともっと一緒にいようね。
年に1度の三種混合ワクチン接種。
まずは、まるこから。
こういう時に限って、捕まえにくいクローゼット上段のハウスの中にいる。
ちょっと強引に抱えたら、左の二の腕辺りを思い切り引っかかれました。
いて〜
いて〜よ、まるこぉ!(߹𖥦߹)
まるこ大好きの男爵も、この時ばかりは我が身優先でコタツに避難。
断末魔の叫びのようにダミ声で鳴き続けるまるこ。
静かにしてくれ〜い!
病院に着いてもうるさい。
診察台でもうるさい。
体重は4.6kg。
ちょっと減りました。
静かにしてーーーーーっ!
無事に帰宅すれば、ふてくされた態度のまるこ。
その1週間後に男爵。
なんなんでしょうね。
そんな素振り少しも見せていないはずなのに、男爵がソワソワ落ち着かなくて、なにかとコタツの中に入ろうとするんです(なぜか入れないんだけど)
察知能力すげ〜な。
普段はおとなしいくせに、キャリーに入れる時の抵抗力の強さといったら…!
その間、まるこはハウスの中で息を潜めておりました。
あまり鳴き声を出さない男爵もこの時ばかりは鳴き通し。
男爵の声は身体に似合わず、か細くて子猫みたいに高くて可愛いから、むしろずっと聞いていたい。
しかし、重いわ!(ll≧ω≦ll)
タイミング悪く、エレベーターのメンテナンスの時間に被っちゃって、7階から男爵を抱えて階段を降りる私の手がちぎれそうでしたよ。
そして、毎度のようにキャリーの中でオチッコちびっちゃう…!(ll꒪ᗜ꒪ll)
体重は7.06kg。
ちょっと増えちゃった。
心臓に雑音が聞こえるというので、血液検査もお願いしました。
首の辺りからの採血。
先生や看護師さんから「お利口!」「お利口だね〜」とメチャクチャ褒められました。
大人しくしてると言うより、こわくて固まってたんでしょ。
でも、これだけジッとしていてくれれば、血液検査の結果によってまた詳しく調べなくちゃいけない時も鎮静剤の必要はなさそうとのこと。
血液検査の結果は後日郵送で。
悪い数値が出てませんように…
帰宅すれば、すっかり病院のことなどなかったかのように甘えてくる男爵。
あ〜疲れた。
2匹とも、今後も通院はワクチンだけですむといいね。
さすがに寒くて、いよいよこたつの出番。
まぁ、例年ですと、もう10月には出してたりするんですけどね。
クローゼットからコタツ布団を取り出し、夏物を掃除機で圧縮して片付け。
ちょうどすぐ上のハウスにいた男爵。
ビビって目が見開いてます。
下のバスケットに寝ていたまるこの逃げた先は…
まる〜
今からそこに布団かけるんだから邪魔〜!
すると、掃除機の恐怖に耐えかねた男爵が、下に逃げようとハウスを飛び出し、よりにもよって圧縮した布団類に置いていた母の右手を踏み台にして飛び降りたんです。
母の右手が爪でザックリ!
流血ドバドバーーーーーッ!((((;;O□O;lll))))
大騒ぎです。
テーブルにこたつ布団をかけた時には、ちゃっかりすでに中に入っていた男爵。
こら、おかあさんにお謝りなさい。
冬支度完了。
部屋がますます狭くなった。
でも、冬物を出したら圧縮袋の中身が減ったので、猫たちが上のハウスに上がる段差が低くなって少しは楽になったかね?
ダン、あったかい?
それはよかった。