**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】「悪人」は誰だー

2011年11月22日 | 【レビュー】映画

最近、暗い映画ばかりが

お気に入りなききょうです

あ 日常は明るく元気にすごしております

 

「悪人」

2010年 監督:李相日

 

これまた

なんとも暗く

なんともせつなく

なんともうなってしまう

名作でした

 

ハリウッドアクションみたいな

はっきりくっきり悪のカタマリでできたような

悪役がいる映画ももちろん楽しいのですが

このモゾモゾとはっきりしない感じが

いいんです

 

ひとつの殺人事件をめぐって

加害者、被害者、その家族

その人を愛した人…

いろんな人の人生を狂わせていくお話です

そして

殺人事件だけど

その加害者が「悪人」とは

簡単に受け止めさせてくれない映画です

 

悪いのは、この人じゃない

じゃあ誰

投げかける映画

 

~あらすじはこちら~

 

祐一も光代も

佳乃も圭吾も

登場人物はみんな

何か悪人ではあるんです

でもみんな切ない感じです

 

私の中では圭吾と佳乃が

やっぱりワースト1&2な結論になりました

見たらかんがえみてくださいね~

 

そういえば深津絵里さんの

受賞作でしたね

でも

樹木希林さんと柄本明さんの演技も

とてもステキでしたよ

(見るときは注目です!)

 

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