嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里
先日読んだノンフィクション小説です。
日本人の筆者が小さい頃、中東欧で生活していたときに
仲良くなった友人とのお話が3つ入っています。
この本の面白いところは
ただの思い出話だけが語られるのではなく、
日本に帰ってきて大人になった筆者が
その友達に会いに中東を訪れているのです。
今以上に政治情勢が揺れ動く昔の中東地域で
現地の子供達がどのような想いで日々を過ごしていたのかを
すごく身近な感覚で視ることができます。
主人公にのりうつって当時の中東に潜入操作しているみたいですよ。
また、ノンフィクションだということを忘れてしまいそうな程
ストーリーも読みやすかったです。
いつも読んでいるフィクション小説とは違う
面白さがあるな~と感じた1冊でした。
今日の担当はあねもねでした。
来週は【美容・健康】です。
*にほんブログ村に参加中*