カルボの台所

カルボ(禿げ)シェフによるスペイン・地中海料理を中心とした家庭料理にチャレンジ

第1回 スペイン料理教室

2007-02-26 23:32:02 | 料理講習会
●ビバ!エスパーニャ!! ~La primera clase de cocina~

 日時:2007年2月25日(日)9:45 START
 会場:都賀コミュニティセンター・調理室
 費用:参加費¥3000(材料費込み) 年会費¥500

☆メニュー☆
 1.トルティーリャ・エスパニョール(スペイン風オムレツ)
 2.ポジョ・アル・アヒージョ(鶏肉のガーリック炒め・シェリー酒風味)

      ***** トルテーリャ・エスパニョール *****

 ←スペイン風オムレツの卵をフライパン内で
  かき混ぜているところです。

 まずは講師によるデモストレーション。
 何工程かに区切って見せていただけたので、
 ポイントを忘れることなく実習できました。
 また、講師・アシスタントの計2名による巡回指導で
どこのグループも質問しやすく、また自分たちの進行具合をチェックしてもらえます。

ジャガイモの火を通すために、今回は多目の油で揚げ煮するような感じでしたが、
家庭ではジャガイモをオリーブ油で和えてからフライパンで蒸すといいそうです。
玉ねぎとジャガイモに火が通ったら熱いうちに卵と混ぜるのがポイントだそう。
これにはちょっと驚きでした。なんとなく、炒めた玉ねぎは冷めてから肉と混ぜる
ハンバーグのようなイメージで、卵が煮えてしまっていいの??とみんなドギマギ。
でもちょっと半煮えになった卵の方がフライパンの中でかき混ぜやすかったです。
それに、卵とジャガイモがしっかり絡み合って一体化するんだそうです。

 

4つのグループみんな、ジャガイモぽくぽくのおいしいオムレツに仕上がりました。

      ***** ポジョ・アル・アヒージョ *****

          グループ巡回中です。   
      

鶏肉に塩をふるときのポイントは、皮目7:身3の割合がいいそうです。
皮は焼いているうちに塩が流れてしまうため多めに…とのこと。
また皮はこんがりと焼きたいので、蓋はしないそうです。
蓋をするとどうしても鶏肉から出る水分で、せっかくのこんがり焼けた皮が台無しに…
鶏肉に8割ぐらい火が通ったら、焼いたときの油は捨てました。
そして新たにオリーブ油を入れ、フライパンを少し斜めに傾けてたまった油の中で
ニンニクを炒めました。調理器具が1つでできるって嬉しいですよね。
ニンニクはすぐに焦げないようにちょっと厚めに切ってありました。
シェリー酒はアルコールに火がついてしまわないように、火からフライパンを離してから、
まんべんなく行き渡らせるためにフライパンの淵にかけるように入れる
のがポイントだそうです。
講師のお店ではお肉だけだそうですが、お教室では家庭用にアレンジしてくださって、
お水を入れた後、ししとう・シメジを加えました。
シメジのコクがしっかり出るまで火を通して、
トマトを加えて煮詰めたらとってもいい香りが…。

 
   前列左グループの作品               前列右グループの作品

 
   後列左グループの作品               後列右グループの作品

 ←試食を兼ねた昼食会の様子

 パン(外はカリッ中はモチッ)と
 サングリア(ワインに果物
 ・ジュースを混ぜたもの)で
 昼食となりました。
 アルコールの飲めない方には
 フルーツトマトのジュース。



サークルメンバーは幼稚園ママが中心となっているため、
日曜日とあってパパと一緒に来た子ども達や、パパが仕事でお留守番できない
子どもたちが同じセンター内の幼児室で遊んで待っていましたが、昼食は合流。
しかも、講師の先生とアシスタントの先生が子どもたちのために同じお料理を
さらに追加で作ってくださったので、大人も子どももみんなお腹いっぱい食べられました!

先生が持参してくださった、パンにつけるソースがおいしかったです。
トマト・オリーブ油・塩・パンをミキサーにかけるんだそうです。

とっても賑やかな楽しいお料理講習会でした。

メンバーのみなさんへ
ご家庭でチャレンジしたら、レポートをコメント欄にぜひともお寄せくださいね。