コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
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マタイ受難曲

2018年03月30日 | ルミエール

私sajimaki、今年の聖金曜日もバッハコレギウムジャパンのマタイ受難曲です。クリスチャンにとってはクリスマスよりも受難の話の方が重要です。イエス様が私たちのために十字架にかかって亡くなる話ですから、重たいのは当然です。だから受難曲を聴く時間は苦しい時間です。それでも聴くのは、人間って愚かだということ、見えない大きな力を恐れること、私は決して一人ではないということ、聖書の言葉を音楽を通して深いところに感じることが出来るからです。これはクリスチャンじゃなくてもこの曲を聴く人は同じことを感じるのでは?と思います。
修行ではないけれど、3時間の演奏を真剣に聴くと、一番最後の曲で毎回清々しい気持ちになるから不思議です。バッハの音楽は聴衆ではなく神様のために作られた音楽だとわかります。