本年も、
クーラーなし、扇風機なし にて乗り切る我が家にあっては、
いくら冷房の利いた通勤車両内で読んだ内容も、
帰り着く頃には忘却の彼方です。
いやー、フツーの暑さじゃないです。
なのに今年もクーラー設置却下なのは、
室内冷房効かせちまったら最後、過激なまでの室外との「落差」に、
体はもとより気持ちがついてく自信がないから…
もはや夏という季節は 必要最低限 を旨とすべし。
なんとか眠ることと、なんとか食べることに於いて心血注げ。
ジョーダン抜きで命かかってる感がありますから。
そんなこんなで、レビューも必要最低限…(言い訳)
ジョン・ハート ハヤカワ・ミステリ 2010年(2009年CopyRight)
2009年の作品を、2010年に読めるとは。うるうる。
「川は静かに流れ」では、この妻に惚れる理由がわからないという、
私的には穴とみる設定に納得いかず、どんなに賞とっているか知らないけどイマイチ感でしたが。
はぁ、本書でも、人物設定に腑に落ちない感のある部分はあれど、
読ませます。
読んでる間は、「夏」を忘れました…
読み進めるにつれ、「ラスト・チャイルド」のタイトルの意味が、あらゆる方向から迫ってまいります。
new108冊目(全114冊目)