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芝児童センター 「千葉名人と竹とんぼを作ろう」

2012年12月16日 | 川口市指定管理 川口市立芝児童センター
芝児童センター「千葉名人と竹とんぼを作ろう」
12月15日(日)10:00~12:00
参加者 小学生9名 高校生1名 大人1名



地域のボランティアで竹工作の名人の千葉さんにお越しいただき
竹とんぼづくりをしました。

竹を小刀で削って竹とんぼを作ります。
名人の見本を見ながら、14センチの竹の片を中心から片側ずつ削っていきました。
小学生の子ども達は、鉛筆くらいは削ったことがあるようですが、
竹は初めてなので苦戦していました。
「これ固い」
と言いながら小刀の刃を竹に深く食い込ませてしまっています。
名人から小刀の使い方を教えてもらい、
子どもと一緒にやってみるとうまく繊維に沿った時スーっときれいに削れていきました。
「こんな感じなのかー」
とコツをつかんだようです。



ある程度削れたら名人に仕上げをしてもらいます。
竹とんぼの羽の角度や長さ、重心を整えて芯棒をつけると完成です。
「深く削れてしまったときはどうやって直せばいいか?」
との名人の質問に子どもたちは、
「両方の羽の重さを同じにする」
などの答えをしましたが、
実は長さに差をつけて重心のバランスを取っているとのことでした。
また、棒は長すぎても飛ぶときにブレてしまうということや、
竹に水分が含まれているので、
乾燥すると飛び方が変わってしまうなどの話をしてくれました。
用事があった子も夢中になり、
「あと15分大丈夫だから」
と2本目・3本目の竹とんぼを作りました。



竹とんぼを飛ばすと、部屋の中では天井が低いためすぐ当たって落ちてしまいますが、
うまく横に飛ばしてキャッチしたり、羽に絵や模様などを描いている子もいました。
竹とんぼを髪に差しては
「タケコプター!」
と遊んで、最後には10数本の竹とんぼが差さって生け花のような頭に・・・

千葉名人には作り方や道具の使い方だけでなく、
やってもらった時の挨拶や礼儀なども教えていただきました。

刃物を使う際の行事の進め方など私たちも気づかされることもあり、
勉強させていただきました。

子ども達も何本も作らせてもらいとても楽しい経験ができたようです。
ありがとうございました。

児童厚生員 永田 晋介(18)

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