埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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辻ここまるひろば 「赤ちゃんと遊ぼう①」

2014年02月04日 | 川口市放課後子ども教室
1月30日(木)辻ここまるひろばでは
「赤ちゃんと遊ぼう①」
が行われました。

赤ちゃんのことを知り、赤ちゃんとの楽しい時間を過ごす。
愛されていたことに気付く。
ということで、2回にわたってこのプログラムが行われます。

1年生12人
2年生18人
3年生12人
4年生2人
計44人の参加でした。


事前学習ということで、グループごとに話し合って、
イメージを膨らませたり、人形で抱っこの練習をしたりしました。
(詳細は次回の赤ちゃんと遊ぼう②が終わり次第、併せてアップします!)


今回はその中の一コマ…
来て下さった二組のお母さんへの子ども達からの質問の様子を
覗いてみたいと思います。



前に座っている7ヶ月の男の子(Tくん)と、
10ヶ月の女の子(Rちゃん)の赤ちゃんに目を向けています。


まず、最初グループの質問です。

『生まれた時はどんな色でしたか?』

「今のみんなよりも赤みがかってたかな。
助産師さんによるとね、あかちゃんは赤いから赤ちゃんって言うんだって。」
子どもの中には
「血が通ってよく見えるから赤いんだよね。」
と、その理由をスタッフに教えてくれる子もいました。


さて、次の質問は…。

『今の大きさはどのぐらいですか?』

生まれた時は約50cm3000gぐらいの赤ちゃん…ですが、
Tくんはすでに72センチ8キロ!
「ごはんもよく食べてるからかな?」
と、食事の様子も合わせてお話してくれます。
赤ちゃん頃の成長速度が一番早いのですが、やはりその早さには驚きです!


『赤ちゃんはどんな性格ですか?』

Rちゃんはお腹の中にいる時からたくさんお腹を蹴っていたそうで、
生まれてからも色々なところに動きまわるお転婆さんなのだそうです。

赤ちゃんに対するイメージについて様々なものが挙がっていることから、
1歳に満たなくとも個性というものを子ども達も認識しているようです。


『どんな言葉を話しますか?』

と、質問した時に、話を聞いていた(?)Tくんが
「わぁわぁ」
と答えてくれました。
「このようなことをしゃべります。」
このやりとりに、会場は温かい笑いに包まれました。
Rちゃんは喃語の中から早くも
「ママ」
などの一語文が現れ始めているそうです。
赤ちゃんがまだ自分達のようには
おしゃべりできないことを知っているのですね。


そして、最後の質問です。

『生まれた時はどんな気持ちになりましたか?』

「嬉しかった」
やはり、この言葉に一番重みがあったように感じます。
大変だったけど赤ちゃんも頑張っている。
だから自分も頑張らなければ…
と、お互いに気持ちが励まされるエピソードに、
子ども達も真剣に聞き入っていました。


親と子の関わりだけでは生まれない…。
また、小学生との関わりだけでも生まれない…。
ちょっと不思議でそして、あたたかい時間を過ごしました。

天気の悪い中、わざわざ足を運んで下さりご協力してくださった
お母様とお子様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

プログラム「赤ちゃんと遊ぼう②」は、2月6日(木)に行われます。
より多くの温かい笑顔に触れられることを楽しみにしています。


宍倉 鉄平(1)