アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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刺激

2007-03-12 11:25:27 | 人生・哲学
なんとかどん底は脱出したみたい・・・。こう書くと、タイミング的に、僕の気分って株価と連動してるような誤解を与えそうだけど。(連動してない、と思う。でも僕の投資信託も数ヶ月前のレベルに回復して少し安心した。)

hamaさんからいただいたコメントの返事にも書いたけど、気分が滅入ったときって、なにか新しいことをして脳に刺激を与える必要があるなぁって強く思った。僕だけかもしれないけど、気分がどん底に落ち込むようなときって、刑務所の独房に入れられて、毎日同じ壁を見て生活しているような感覚になる。日常がルーティーン化されてしまって、何もが味気なく見えて、自分が残された寿命をただ消費するためだけに過ごしているような気分になる。

今週末は、土曜日にMさんと映画Breachを見に行って、その後、レンガ作りのオーブンで焼くというピザのレストランで食事。Mさんって、いつ会っても朗らかで、昨晩も僕が仕事や生活でのグチを言うのを全部吸い取って笑いに変えてくれた。Mさんと本音で話してると、グチを言っている自分が自分じゃなくなってくるというか、会話が自然と面白いテーマになっていくから不思議。

今日も昨晩のお礼メールをMさんに書いて、その中で、「Mさんて、僕のプロザック(抗ウツ剤)だね」って感謝しておいた。きっとその理由の一つに、ゲイという自分を知っていて、それを受け入れてくれてるっていう安心感があるのだと思う。自分を取り繕わなくていい友人っていうのは貴重です。


そう、それで刺激ですよ、刺激。週に1回だけの水泳じゃ、どうも足りないみたいで、ヨガ、その他のゲイの集まりを今週末、色々と探してみました。ヨガは、近所で、1週間のお試しコースが20ドルっていうのを見つけた。仕事がひと段落したら1週間のお試しに行ってみるつもり。(あ、そうそう、今日は1ヵ月半ぶりに散髪に行ってきた。しかも、いつもお願いしているビンセントじゃなくて、マークにお願いした。仕上がりも満足。)

それと、ちょうど今週の水曜日、若いゲイの起業家向けソーシャル・グループで、面白そうなイベントがあるというので、20ドル払って行ってみることに決定。

このワークショップの主旨は、自分にとって理想的な人生というのをビジュアル化することができると、否定的な自己イメージというのが開放されて、理想に向かって突き進む能力を高めることができるのだとか。自分の脳みそのなかにできてしまっている壁を突き崩して、自分にとって「可能なこと」というのを再構築するのだとか。ようするに、一時期日本でもはやった「バカの壁」を取り払って、積極的な人生を目指しましょうということらしい。

いつもの僕だったら、「けっ」と一笑して読み飛ばしてただろうけど、新しいことにチャレンジしたいという欲求が最高潮に高まってるときなので、なんかこういう、いつもの自分じゃ絶対に参加しないようなイベントがものすごく興味深く写る。しかも、若い、ゲイの起業家(または起業を目指してる人)を対象にしてるイベントだから、あわよくば、若手起業家とお知り合いになれるチャンスかもしれないし。(こういうところはシタタカです。)