アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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義務と演技?

2006-11-07 16:14:10 | 映画・TV・エンタメ
最近、ロマンスからすっかり遠ざかってしまって、このブログに書くネタにつきつつある・・・。31歳でルーク・ウィルソン似のデーブ(以前、ここでも紹介)とダラダラ続いているのだけど、キスできない人だし。そんな人とは付き合えない。といいつつ、変な関係がダラダラ。根は良い人なので一層、切れ味が悪い。今度、チャイナタウンに点心を食べに行く約束もして(というか、そういう約束をこっちからさせて)しまった。

だけど、このデーブ、キスが出来ない以上に少し変わった人なのが徐々に判明。キスしない代わりに、やたらとシチュエーションにこだわる人で、毎回、オリジナルのシナリオを考案して、その通りの演技を求めてくる。いわゆる、ロール・プレイってやつ。先週末は、体育教師と生徒という役だったし、その前は警察官と、酒酔い運転で捕まった人のシナリオ。

なんか、デーブってすごく凝り性で、マジで演技してんの。こっちは翻弄されちゃって、役どころを楽しむどころか義務感で応えてたりする。しかも、デーブって、3回に2回の割合でイケナイ人。強度の遅漏ってやつ?しまいには腕が疲れてギブアップ。ま、こっちはすっかり用事が終わっちゃってるから、向こうがそれで満足ならいいんだけど。逆よりかはマシだし。

それにしても、ジミーといい、デーブといい、男ってやっぱりテスタストロン(男性ホルモン)の分泌のせいというか、精力が盛んっていうか、「凝る」人が多いように思うんだけど、僕が淡白なのかなぁ。最近、殊にそう思うようになった。

デーブに、メールで「今度会うときのために新しいシナリオを考えたんだ。君も興味ある設定があったら言って」というようなことを毎回のように聞かれて、うんざり。もうついていけねぇーって言いたい。


愚痴はさておき、最近、また良い映画を観たのでご紹介しまっす。

Babel
役所広司も出演している作品。一見、テロの世界の複雑さを描いているようで、実はそのタイトルにあるように、神から罰として別々の言葉を話すようになった人間たちの孤独を描いている。特に、東京に生活する耳の不自由な女子高生の役が一番心に響くものがあった。ブラッド・ピットもいい演技してた。彼は、実年齢より上の役だったみたいで、白髪もあるし目の下のしわもたくさんできてた。だけど、「あれはメークだよねぇ」って一緒に映画館に行ったジェームスとボブと見終わった後に意見が一致した。


Match Pointちょっと前の作品。てっきりテニスの話だと思って敬遠していたら、そうじゃなかったようで、殺人事件がからむサスペンスだった。スカーレット・ジョハンセンが主演で、ウッディー・アレンが脚本・監督っていうのが、数ヶ月前に公開された映画「Scoop」とまったく一緒。しかも、Scoopでは、ヒュー・ジャクソンが、ハンサムなアリストクラート役でしかも殺人の容疑者役だったけど、Match Pointの方でもスコティッシュのハンサムな青年が、イングリッシュの裕福な家庭に入り込んでいって、最終的に殺人事件を・・・というストーリー。なんか、「イングリッシュ」+「ハンサム」+「ハイソな高級階層」+「殺人」っていう設定に、ウッディー・アレンははまっているみたいっすねー。それに女優、スカーレット・ジョハンソンもお気に入りの様子。

Scoopはウッディー・アレン自身が出演していたこともあって、コメディータッチだったけど、Match Pointはシリアス路線で、「危険な情事」を思わせるサスペンスだった。しかも、主演のハンサムなアイリッシュ青年、Jonathan Rhys Meyersに目が釘付け。端役のMatthew Goodeも、ハイソな感じがその格調高いイングリッシュ・イングリッシュの話し方から漂ってきて、こっちはうっとり恍惚状態。皆さんもうっとりしてください。