NHKカルチャーラジオ漢詩を読む「漢詩の来た道」
の録音(1月8日放送分)を聴いた。
「江南のほまれ」の放送。唐寅、文徴明の詩の紹介。
今の時期にピッタリの「唐寅作の雪」が気に入った。
雪 唐寅 作
テキスト P141・142
炉端で茶をすすりながら、夜の雨の音を聞く。
やがて、雨は雪となり、音の質が変わる。
降り続ける氷雨を麻糸に、雪の音を蚕や蟹が
這う音にたとえたところが妙である。
Wikipediaより
唐寅(とういん、1470年-1523年)
中国明代に活躍した文人である。書画に巧みで
祝允明・文徴明・徐禎卿と並んで呉中の四才と呼
ばれた。
字は伯虎、後年、仏教に心を寄せたことから六如
と号した。
唐解元とも呼ばれるが他の3人とは違って、官職
につくことができなかった。
テキスト P142