吟詠ドアラ1940

徒然なるままにラーメンのスープを飲み干し
心に移りゆく由なしごとをそこはかとなく
書き綴ればまたラーメンが恋しくなる

Mein Tagebuch 100730

2010年07月31日 | 日記
名古屋骨董祭に行ってきた。今は、年3回開催される。
いろいろあるが、名古屋一の催しであると思っている。



骨董祭が始まって以来、毎回行っている。
今回は暑い夏のせいか、人出がすくない気がした。

骨董品、古銭・切手、日本刀、瀬戸物、ガラス食器、漆器、古着、
古生地、中国古美術、アンティークアクセサリー等々いつものように
多くの店があり228軒の業者が日本全国から来ているとのこと。

気に入った物を見つけて、値交渉(店の人との駆引き、これが面白い)
をして、買うことにしている。
毎回、何か一つは掘出し物をと思って出かける。
今回は、ミントンのコーヒーカップを買った。大変「いい仕事をしている」
もので、手に持った感触がいい、花柄もおおいに気に入った。


   購入したミントンのコーヒーカップ(1930年もの)

イギリスの陶磁器メーカー・ミントンMintonは
銅版転写の彫刻師だったトーマス・ミントンによって、1793年
に創業された。世界で最も美しいボーンチャイナと呼ばれる。
1856年から王室御用達となる。

Mein Tagebuch 100729

2010年07月30日 | 日記
NHK文化センターの講座「漢詩鑑賞と史跡めぐり」に出席した。

今期は「宋代前期」がテーマである。今回は「王朝南遷」に活躍
した詩人が取りあげられた。

宋王朝が北方異民族の遼、さらに金に圧迫され、長江の北側を
失って南へ遷る激動の時期。
南宋第二代孝宗(1162―1189)の時代に南宋の詩壇は最盛期
を迎えた。

「南宋四大家」と言われる、范成大、楊万里、陸游、尤袤の作品が
紹介され、解説があった。
 また、同時代に「朱子学」を集大成し、書・史学から自然科学まで
研究した、儒学者「朱熹」の作品も解説された。

偶 成(ぐうせい・たまたまできた詩)   朱 熹 作

少年易老学難成  少年老い易く学成り難し
一寸光陰不可軽  一寸の光陰軽んず可からず
未覚池塘春草夢  未だ覚めず池塘春草の夢  
階前梧葉已秋声  階前の梧葉已に秋声 

若い日は早々と過ぎ 学業は成就しにくい  
わずかの時間も おろそかにしてはいけない
池の堤 春の若草を枕に 見た夢が覚めやらぬうちに
階段の前に散る青桐の葉は はやうらぶれて 秋の音がする

子供の頃から、親によく聞かされた言葉である。この言葉どおりに
学問に励んでいたら・・・・・まさに「光陰矢の如し」「後悔先に立たず」
である。 


   

Mein Tagebuch 100728

2010年07月29日 | 日記
ドイツ旅行第13日 Eine Reise nach Deutschland-dreizehn

フランクフルト――中部国際空港

13日間のドイツ旅行の最終日

27日のフランクフルト14時30分発のルフトハンザ航空736便に乗り
無事、翌日28日の朝8時50分に中部国際空港に着いた。

飛行機の座席は、いつも通路側を指定している。こうすれば他人にわ
ずらわされずにすむ。
今回の飛行機は窓側が2席の機体であったため久しぶりに窓際の席
で、下界の景色も楽しみながら、ほとんどの時間を睡眠で過ごし、13
時間のフライトも退屈せずに終わった。


     中部国際空港のルフトハンザ機


       中部国際空港

13日間のドイツ旅行もアットいう間に終わった。

海外旅行のいい点はたくさんあるが、99パーセントの時間は、
何時もの自分をスッカリ忘れ、タイムスリップしたようにその地
の人になりきって、その街の雰囲気に浸り、片言で現地の人と
話(?)をし、食事をし、買い物をして過ごしていることである。

まさに、心身ともにリラックスし、リフレッシュ効果満点である。
今回のドイツ旅行もしかり。

今は、旅行も終わり、早速、好物の「天ぷらざるそば」を食べ
「そば湯」を飲み、現実の自分に戻っている。
不思議・不思議 !!!

Mein Tagebuch 100727

2010年07月29日 | 日記
ドイツ旅行第12日 Eine Reise nach Deutschland-zwolf

ドレスデン――フランクフルト

ドイツ旅行も終わりに近づいた。フランクフルト乗り継ぎで帰国する。


         ドレスデン空港

ドレスデン空港発11時05分のルフトハンザ航空1055便に乗り
フランクフルトに12時10分に到着した。

フランクフルト国際空港発14時30分の中部国際空港行きの
ルフトハンザ航空736便に乗継いだ。

海外旅行を始めた頃は、帰国のため飛行機に乗る時は、もっと
この地に滞在したい、帰りたくないとの気持ちでしぶしぶ空港に
向かっていた。

この頃は、今回の旅も、多くの新しい発見と新しい出会いがあり
充実した楽しい旅行であったと思いつつ、スッキリした気分で
飛行機に乗っている。


        フランクフルト国際空港

Mein Tagebuch 100726

2010年07月28日 | 日記
ドイツ旅行第11日 Eine Reise nach Deutschland-elf

ドレスデン――マイセンMeissen――ドレスデン

ドレスデンからエルベ川遊覧船で2時間かけて、マイセンに行き
帰りは40分かけて鉄道で帰ってきた。川風にあたりながらの船の
移動ものんびり景色を楽しみながらで、なかなか良いものであった。

前回の旅行のときは、ベルリンから「ドレスデン・マイセン磁器工場」
一日英語ツアーで来たが、再度この街を訪れることにした。

石畳みの古い町並みを散策しながら、市庁舎のあるマルクト広場、
マイセン磁器工場と磁器博物館、丘の上にあるアルブレヒト城と
大聖堂を訪ねた。


       アルブレヒト城と大聖堂


      マイセン磁器工場と磁器博物館

Mein Tagebuch 100725

2010年07月26日 | 日記
ドイツ旅行第10日 Eine Reise nach Deutschland-zehn

一日、ドレスデンの街歩き

 
ドレスデンのシンボル フラウエン教会
17年かけて建てられた、ドイツ最大のプロテスタント教会だが
第二次大戦で一夜で破壊され、12年かけて2005年に再建された

前回のドイツ旅行のときは、ベルリンから「ドレスデン・マイセン磁器工場」
一日英語ツアーで訪ねたため、大急ぎの駆け足見物で非常に不満が残った。
今回はこの不満を解消するため、再度この街を訪れることにした。

ドレスデン城、ツヴィンガー宮殿、アルテ・マイスター絵画館、フラウエン教会、
カトリック旧宮廷教会、聖十字架教会を訪ねた。

特に前回は、フラウエン教会、ドレスデン城は再建中だったので完成の姿を見、

また、アルテ・マイスター絵画館は前回は駆け足鑑賞だったので、
ラファエロの「システィーナのマドンナ(絵の下部の天使が気に入っている絵)」、
フェルメールの「手紙を読む少女」、ジョルジョーネの「まどろみのヴィーナス」
等をゆっくり鑑賞できた。

大満足のうちに、前回の忘れ物を取り戻したようでスッキリした気分になった。


ツヴィンガー宮殿 この中にアルテ・マイスター絵画館がある

Mein Tagebuch 100724

2010年07月25日 | 日記

ドイツ旅行第9日 Eine Reise nach Deutschland-neun

ベルリン――ドレスデンDresden

ドレスデンに行く前にベルリンの街を歩いた。


ベルリン統一の象徴 ブランデンブルク門(1791年建立)


門上の  勝利の女神と4頭立ての馬車カドリガ

10年前ベルリンに来た時に、5日間滞在して名所、美術館、ポツダム
の街等ゆっくり見物した。 
当時は統一間もない頃で街中、建設・整備のラッシュまっただ中で
あった。
その後の変化も楽しみに100番バス、地下鉄を利用して街を歩いた。

ベルリン中央駅、ソニーセンターのあるポツダム広場、博物館島等は
立派に完成され、にぎわっていた。
以前の状態を思い出しながら感慨ひとしおである。


ウンター・デン・リンデンとフリードリヒ大王の騎馬像
前回の時は、この像は修復中でここに像ありとの看板(写真付)
があるだけだった。10年振りに本物に会えた。


ベルリン散策後、2時間20分かけて、夕刻にドレスデンに来た。
ドレスデン観光は明日の予定だ。


Mein Tagebuch 100723

2010年07月24日 | 日記
ドイツ旅行第8日 Eine Reise nach Deutschland-acht

ハンブルク――ベルリンBerlin


       ベルリン中央駅(Hbf)Hauptbahnhof

ハンブルクから1時間40分でベルリンにきた。
10年前ベルリンに来た時は、ベルリンには中央駅がなく「ツォー駅」
と「オスト駅」が郊外からの列車の発着駅であった。

今回の楽しみの一つが新しく建設された中央駅をみることにあった。
地上3階、地下2階のきれいな駅で、観光案内所、ショッピング施設
カフェ、レストラン等もあり機能的にできている。

私の旅行は、次の行動を考えて各都市とも中央駅のそばのホテル
に泊まることにしている。
ベルリンはまだ中央駅付近には良いホテルがないため、前回と同様
に「ツォー駅」近くのホテルにした。

今日は、ホテル近くのカイザー・ヴィルヘルム記念教会やベルリン一
の繁華街クーダムをぶらつき、久しぶりで日本食レストランで夕食を
取った。
いつも感じるのだが、不思議なもので一回その地に来ていると落ち着
いて街歩きが出来る。


カイザー・ヴィルヘルム記念教会
第二次世界大戦の悲惨さを伝えるモニュメントとして
修復せずにそのまま保存されている


Mein Tagebuch 100722

2010年07月23日 | 日記
ドイツ旅行第7日 Eine Reise nach Deutschland-sieben

ハンブルク――リューベックLubeck――ハンブルク


 街のシンボル  ホルステン門  1464-78建立

リューベックは、13~14世紀にハンザ同盟が栄えた頃にその中心
として繁栄した街で「ハンザ同盟の女王」と呼ばれた古都である。

ハンブルグから片道40分のリューベックに行ってきた。
旧市街が世界遺産に登録されている。ホルステン門、市庁舎、
ブッテンブロークハウス・トーマスマン兄弟記念館、マリエン教会
を見学した。
マリエン教会は、ゴシック様式で1250-1350年に建てられ、
世界最大級のパイプオルガンがある。

6月にドイツ語読解の講義で勉強した街であり、期待どおり中世の
雰囲気に十二分に浸ることができた。


黒レンガ造りで風格のある  市 庁 舎


Mein Tagebuch 100721

2010年07月22日 | 日記
ドイツ旅行第6日 Eine Reise nach Deutschland-sechs

ケルン――ハンブルクHamburg

ケルンから4時間かけてハンブルクに来た。
ハンブルクはエルベ川の河口から約100Kmさかのぼったところにある、
ドイツ最大の国際港湾都市である。

市庁舎、ハンブルク市立美術館等を見学し、アルスター湖やニコライ運河
周辺や赤レンガ倉庫が並ぶ倉庫街を散策した。

メンデルスゾーンやブラームスの生誕地でもあり、第二次世界大戦でほと
んどが破壊されたとはいえ、活気にみちた楽しい街である。


             市 庁 舎Rathaus
1886ー97年にネオ・ルネッサンス様式で建てられ、バッキンガム宮殿より
6室多い647室もある。


         ハンブルク市立美術館
ドイツで最大級の美術館で、14世紀から現代までの多くの名画を所蔵する。
今回の旅行で楽しみにしていた美術館でもあり、マイスター・ベルトラム作の
「グラボウの祭壇」をはじめ期待どおりの名画を数多く鑑賞できた。
感激・感激!!!

Mein Tagebuch 100720

2010年07月21日 | 日記
ドイツ旅行第5日 Eine Reise nach Deutschland-funf

ケルン――アーヘンAachen――ケルン


       アーヘン の 大 聖 堂

ケルンから、片道1時間のアーヘンに行ってきた。

アーヘンはドイツで最も西に位置し、温泉保養地としても知られ
8世紀後半にフランク王国の国王カール大帝が都と定め、栄えた
街である。

大聖堂は世界遺産として登録され、カール大帝が800年に居城
として創建し、以来ドイツ国王の載冠式がここで行われた。


    カール大帝(724年~814年)
カール大帝は、史上初めて西ヨーロッパを統一した人物として
誉れ高い。

Mein Tagebuch 100719

2010年07月21日 | 日記
ドイツ旅行第4日 Eine Reise nach Deutschland-vier

ヴュルツブルクーケルンKoln


  ケ ル ン の 大 聖 堂

ヴュルツブルクからフランクフルト経由、約3時間かけてケルン
にきた。
ケルンは前回の旅行でも来ているので久しぶりで、なつかしい。

大聖堂は1248年に建設に着手し約600年かけて完成された。
世界遺産に登録され、ゴシック建築のカトリック寺院で高さ157m、
奥行き144m、幅86mには、いつ観てもその壮大さに圧倒される。


 大聖堂のステンドグラス

Mein Tagebuch 100718

2010年07月19日 | 日記
ドイツ旅行第3日 Eine Reise nach Deutschland-drei

ヴュルツブルクーバンベルクBambergーヴュルツブルク


     4本の塔をもつ街のシンボル・大聖堂

ヴュルツブルクから片道約一時間のバンベルクに行ってきた。

街は神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世(在位1002~1024年)
の時代に発展した。旧市街は世界遺産に登録されている。

大聖堂、旧市庁舎、新宮殿、旧宮殿、聖ミヒャエル教会を見学
小ベネチュア地区も歩いてきた。

第二次世界大戦の戦渦をまぬがれ、中世のただずまいを残す
美しい街を堪能した。


           小ベネチュア地区

Mein Tagebuch 100717

2010年07月18日 | 日記
ドイツ旅行第2日 Eine Reise nach Deutschland-zwei

フランクフルトーヴュルツブルクWurzburg


   マリエンベルク要塞とアルテ・マイン橋

今回の旅は、ドイツ鉄道(DB)のジャーマンレイルパス・ツインを使って
各都市をまわることにしている。

フランクフルトから1時間20分かけて、ロマンチック街道の北の起点の
ヴュルツブルクに来た。

レジデンス(世界遺産)、マリエンベルク要塞、アルテ・マイン橋、大聖堂
ノイミュンスター教会の見学をした。
8世紀ごろから特に発展した、マイン川のほとりの古都を堪能した。

 
  南ドイツ・バロックの代表的建築物 「レジデンツ」
  1720年~44年に、大司教の宮殿として建てられた。


レジデンツ内の階段の間と天井画(ティエボロの作)
世界で一番大きいフレスコ一枚画

Mein Tagebuch 100716

2010年07月17日 | 日記
ドイツ旅行第1日 Eine Reise nach Deutschland-eins

中部国際空港ーフランクフルトFrankfurt am Main

 
    旧市庁舎のあるレーマー広場と正義の女神の噴水(1543年)

前回のドイツ旅行から10年がたった。二回目の旅行である。
一回目の旅はフランクフルト・ミュンヘン・ベルリンとそれらの街の周辺
を見たが、今回は旧い美しい街を旅することにしている。

私は、日本からの最初の到着地で必ず一泊して、体を休めて二日目
からを旅のスタートにしている。

今回も、フランクフルトのホテルで一休みしてから、夕食を取りがてら
なつかしのレーマー広場等の街歩きをした。
夕食はこれも定番になっている、日本食の店で「寿司」を食べた。