昨日は、佐藤初女さんの講演会第一部、「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二章」から
私が気になった言葉を書きました。
今日は、第二部の講演会から初女さんの素敵な言葉を拾って書きたいと思います。
------------☆----------☆-----------☆-----------☆-------------
●先々を考えて今苦労することはない。
日々を感謝の気持ちで終わればよい。
●忙しいと言って忙しなく生きていると、必ず足元がゆらぐ。
今を大切に生きると自由になれる。
●心の揺れは弱さではなくて成長の段階。
芯さえあれば、大揺れに揺れても構わない。
(庭の白樺の若木が風に大きく揺さぶられて折れるのではないかといつも気にかけていた。
でもその若木だった白樺も50年たつと、若木のころに揺さぶられた風ぐらいではびくともしない。
揺れるということは、成長しているということ。芯さえしっかりしていれば、折れることはない・・・と)
●70歳をとうに過ぎてから、「宮城青年の船」に乗る機会がありました。
真っ暗闇の夜に、波に揺れている船の甲板を歩くことは怖かった。
一歩間違えると海に投げ出されそうで・・・
それでも、歩きたい気持ちが勝って歩いてみた。
「海に投げ出されないようにと踏ん張るとうまく歩けないけれど、船の動きに合わせて動くと
体は倒れないんです。」
「あるがままが一番。無理をして頑張るのではなく、自然に任せ、自然を受け入れると暮らしやすい」
●調理することは、その人の生きる姿を表す。
ゆっくりしてる人はゆっくりする。
急ぐ人は急いでする。
面倒くさい人は面倒くさくする。
調理することは、生活と考えて、ゆっくりと喜びをこめて作る。
(初女さんは、生活=祈りであると話していました)
●料理することは自分の生き方の反省にもつながる。
●誰かに「美味しくない」と言われると面白くないが、自分で
「こうすればよい」「こうした方が良い」と気づくことは、反省になる。
●野菜の気持ちになってお料理するんです。
皮むき器で、シャッシャとむくのを考えるとき、自分の体にあんな風にシャッシャと
されたら嫌だろうな・・・と思って丁寧に手を使って包丁で皮をむくんです。
●手を使って料理することで、活力が何倍にもなる。
阪大の認知症を研究している先生によると、皮むき器を使うのと
手を使って丁寧に皮をむくのとでは、活力の差は3倍になる。
●良いことは自分の中に持っているだけではなく、伝えていくことが大切。
●梅むすびを作り続けているうちに、新たな気づきがある。それを次に生かし伝える。
●どんな小さなことでも、何かに気づき、次につないでいく。
今日と明日が同じ日であってはいけない。心の目を開いていないと気づけない。
●「大病をされて薬をやめたとのことですが、どうして薬をやめようと思ったのですか?」
との質問に、
「薬を飲んでも、細胞が活動していない気がしました。第一薬は美味しくない。
美味しいと思えるものを食べた時、細胞が活動しているのを感じたのです。だから薬はやめました」
●「いつも何を食べているのですか」との質問に
「食べたいものを食べています。体が食べたいというものを食べるようにしています。
私はこれを食べませんと決めている人がいますが、そういう人はやはり、
体がうまくいっていないように感じます」
●「一番の喜びは何ですか」との質問に、
「通じ合える人に出会えた時です」
●出会いこそ尊いもの。
出会いが未来を拓く。
いい出会いがあると、再会の時も気持ちがいい。
それがさらにいい出会いにつながっていく。
●「苦しんでいる友達がいます。力になってあげたいけれど、彼女は触れてほしくはない様子。
どうすればいいでしょうか?」との質問には
「彼女のことを心にいつも留めて、生活をしていればいいです。いつかその時が来て、
力になれる時が来るから。その人のことを心に留めて(心を合わせて)おけば、
‘その時’は必ず分かります」
(ここでの生活とはやはり動的祈りのことでなのでしょうね)
●「昔から母親とうまくいっていません。最近、二人の間に大きな事件が起こってお互いにショックを
受けました。若いときからずっとうまくいっていない母とどのように接していけばいいのでしょう?」
この質問には、
「お母さんとは離れて、心だけ合わせてあなたの生活をしましょう。そうすればやはり、‘その時’が来て、
どのように接すればいいのか、分かるようになります。」
初女さんが如何に、日々の丁寧な暮らし、生活(祈り)を大切にしてるかが、分かりますよね。
● 行き詰ったら、とにかく立ち止まりなさい。
みんな立ち止まると、おいて行かれるというけれど、立ち止まることこそが大切なのです
もっともっとあったようにも思えるんですが、これが私の容量一杯。
これ以上は容量オーバーです(笑)
日々を大切に、心の目を開いて気づきを得る。
そのように暮らせば、初女さんのように経験から出た素敵な言葉を沢山持てるように
なるのかしら・・・・
こんな言葉なら、多くの人に伝わっていくだろう!
そんな風に感じました。
初女さんの言葉。
一字一句違っていないというわけではなく、どうしても私のフィルターを通しているから、
同じ言葉を聞いた人でも私と同じようには受け取っていないんだと思います。
それでも、皆さんのハートに届くものが何かありませんか?
にほんブログ村