goo blog サービス終了のお知らせ 

ぽこぽこ暮らして、やさしいご飯

体も心も軽くなるナチュラルでやさしいごはんと、ひとりごとブログです。

1キロだけ梅干しを作ってみる(土用干し編)

2011-06-22 | 保存食

「夏バテ」というとどういう状態を連想しますか?

夏のくそ暑い(ちょっとお下品?)時期に、睡眠不足が続き
疲れが取れず、食欲もわかない・・・・・


そんな状態でしょうか。

我が家の「夏バテ」はちょっと違います。

大概は6月にやってきます。
湿度が高まり、ムシムシした日々が続いたころ、
その状況に体が

「慣れてないよ====!」と言わんばかりに不調になります。

これが我が家の夏バテ。
この状態を抜けると、猛暑の日々でもなんとか乗り切ることができます。

実は、母がここ数日、まさしくこの「夏バテ」状態。

元気もなく、食欲もなく、意欲もない。
だるくて仕方がない様子でした。口もほとんど聞かないし(^^ゞ

そういう私も、実は、違った症状が出ていました。
お腹が痛い!
マジでお腹壊しちゃいました。。。。。

母は食事をとらないことで、私は体の中から出し切ることで
季節に合わせた体に作り替えていたのかもしれません。


母はおかゆさんに梅干し。
私は、壊れたお腹に抜群の効果を表す「梅肉エキス」で
どうやら、乗り越えつつあるようです。

これで今年の夏も大丈夫かな・・・・・?



-----☆-----☆-----☆-----☆-----


[1キロだけ梅干しを作ってみる(土用干し編)]

昨日、しそを投入するところまで紹介しました。
今日は、その続きからです。

しそを加えて土用までおいておくとこんな風になります。

  赤くなってる!

ね、昨日の最後の写真と違って、ちゃんと赤く染まっているでしょう?
これを梅雨明けの土用の頃に、ザルに広げて天日干ししてあげるのです。

   ぷっくり~~(#^.^#)

ザルに並べて、お天道様の力を借りて昼夜3日間(最低)干してあげます。
これが土用干し。(雨にはあてないでくださいね)

  こちらは梅酢。

赤梅酢も同じように、お日様にあててあげますよ(^^)

3日3晩経った頃。

  これは朝の様子です。

朝露をあびて、ちょっぴりふっくらしてます。
それに対して、昼間の梅ちゃんは・・・・・

  違うのがわかるかしら?

こちらの方が、水分少ないように思いませんか??

朝方とりいれても、昼間とりいれてもどちらでもいいです。
これは好みです。 都合もありますもんね。。。。

このまま保存ビンに詰める方もありますが、私の場合は

  酒洗いします。

焼酎の中でコロコロして、表面を洗ってあげます。
(美味しい日本酒で洗う人もいるようですよ)
これを保存ビンに詰めます。梅酢も使いやすい様にビンに入れて・・・・

   出来上がり!

こうやってみると、1キロって少ないよね。。。。
でも最初、この1キロでも嬉しくって、ありがたくて、涙が出ちゃうんだよね(大げさ?)

あら、やだ。忘れてた!
一緒に漬けた、赤じそも土用干ししてあげるといいです。

  ほぐして干してあげてください。

からからになったら、フープロにかけてみて(^O^)/

  いろいろ使えるよね。

自家製「ゆかり(赤じそのふりかけ)」の出来上がり・・・・・


梅干しに、梅酢に、ゆかりまで。
楽しみがいっぱいだから、梅干し作りってやめられないんだなぁ。。。。。





いつもありがとう。

 


1キロだけ梅干しを作ってみる(しそ漬け編)

2011-06-21 | 保存食

作物、特に果実には生り年とそうでない年が交互にあって
今年の梅は生り年にあたると聞きました。

地方によっては、そうでないところもあるのかな?

生り年だけど(なので?)、実は少し小さめだとか。

その分、数は実は沢山つけているようなんですが・・・・

生り年とそうでない年。
表の年と裏の年があると考えればいいですね。

どんな事象にも裏と表がある。
マクロビオティックをやっていれば、当然過ぎて疑問も持ちませんよね(#^.^#)


スーパーの店頭を見ても、まだまだ青梅が主流のようで。。。。
早く、完熟梅の便りが届かないかなぁ~~~~。

めっちゃ心待ちにしてるんやけどぉ(笑)

 

さて、昨日の梅干し下漬け編に続いて、今日はいよいよ
しそを投入しちゃいますよ。

白梅干しにする場合は、しそを加える必要はないので、
昨日の状態で、梅雨明けを待ちます。


[1キロだけ梅干しを作ってみる(しそ漬け編)]
 
<材料>

 赤じそ : 100~200g(梅の10~20%)   
 自然塩 :  15g~40g(しその15~20%)
 白梅酢 : 1/4カップ

まず、赤じそを買ってきたらよ~~~く洗います。
葉っぱに土がついている場合がありますから。
これが結構、大変なの。。。。。

  少し青く見えるね。ちりめんじそを選ぶと、発色がいいです。

洗った後は、水けをよく拭きます。
私は、サラダを作るときに水切り器あるでしょう?
あれに入れて、回転させて大まかな水気を切り、タオルで
最終的に水をとります。

このしそをボウルに入れて、塩の1/3量~1/2量を入れて
全体にまぶします。

  ちょっとしっとりした感じ。

これを力を入れて、ギュっギュッと揉みこみます。
すると、こんな感じで黒い汁が出てきます。

  これはしそのアクですよ。

1回目のモミモミは、しそのアクを出すためのもの。
この黒い汁は、もちろん、ポイしちゃいます。

そして再び塩を加えて、もみもみ。

しその嵩がちっちゃくなってしまいます。
ここで出てきた、汁もポイしてね。これでしそのあく抜きは終了。

ここに、梅の下漬けの時に出てきた白梅酢を加えます。

  ほら、アク抜き済みのしそはきれいな色!

この子をほぐして、赤く染まった梅酢ごと昨日の下漬けに
戻します(入れます)

すると・・・・・

  最初は、梅、しそ、梅酢がバラバラ。。。

これが、梅雨明けの頃には、きれいに赤く染まっているんです。
やっぱり、めっぺいよきのベッドにジッパー付き袋ごと戻します。

時々、裏返してみたり、上下を変えてみたりしながら梅雨明けを待ちます。

いよいよ、明日は、土用干し編になります。





どうもありがとう・・・・・・

にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ
にほんブログ村


1キロだけ梅干しを作ってみる(下漬け編)

2011-06-20 | 保存食

青梅が出始めると、そわそわする。。。。と以前書きました。

この次の梅仕事は、梅干し作り・・・が待ってます。
毎年、大変だと思いながらも心待ちにしている仕事でもあるのよね。

そんな梅干し、作ってみたいけど敷居が高い!そう思っている人も多いはず。
 作ったはいいけど、カビが生えたら縁起が悪いし・・・・
そう思って二の足を踏む人も・・・いるよね(#^.^#)

今回紹介するのは、そんな人たちにぜひ試してもらいたいやり方。

実は、4年前にmixiでこの記事を書きました。
(その時の写真を引用するので、いつもより写真は小さいです)

この時、多くの人から、「mixiで紹介されていた通りに作ってみたよ」とか

「上手にできたよ」とのお声をもらいました。

mixiって、外部ブログにリンクしちゃうと、もともと書いていた過去日記が
見られなくなるのよね。

そんなこともあって、もう一度、紹介することにしました。



[1キロだけ梅干しを作ってみる(下漬け編)]

[材料]
  完熟青梅 : 1㎏   天然塩 : 150~200g(梅の15%~20%)
  必要なら35度の焼酎  : 適量(1/4カップ以下)


  お塩の量は気になるところですよね。
 少ない方がいい!と思う方も多いと思います。
  初心者の方は、塩分控えめでない方が漬けやすいと思います。
 塩が少ないとどうしても、梅酢のあがりが悪くなりますし、
 何よりも、カビが生えやすくなります。
 私は普段18%で漬けています。

   あく抜きしているところ。

梅は丁寧に水洗いします。完熟梅の場合は、洗っただけでよい場合もあり。
そうでない場合は、水に数時間漬けてあく抜きします。
ザルに上げて水気を切り、1粒ずつなり口についているヘタなどを
竹串で取り除きます。(梅に傷をつけないように)
布巾などで水気を拭き取ります。

そしたら、この梅ちゃんたちをジッパー付きポリ袋(厚手)に入れます。

   こんな感じで、なんだか可愛いでしょう?

ここに、焼酎をまぶします。 霧吹きで全体に行き渡るように少量まぶしてもいいし、
スプーンなどですくって加えては、袋ごとシャカシャカさせてもいいです。

そして、全体にうっすらと焼酎が行き渡ったら、お塩を入れて

  ここは気にせず、ドカッと・・・(^^)

そしたら、再び袋ごとシャカシャカさせて、全体に塩を行き渡らせませう。
お塩のお化粧が済んだら、空気を抜くようにして(これが重石替わり)
ジッパーを閉じ、密閉容器に詰めます。

   密閉容器のベッドに入ってるの分かる?

梅酢が上がるまで、毎日、ひっくり返してくださいね。
そうすると早くお塩が溶けて、梅酢が上がりやすいようです。

びんなどで1キロのような少量の梅干しを作ろうと思うと、
梅酢が上がりにくいのと、空気に触れている部分が多いので
どうしても、カビが生えやすくなります。

なので、このような袋漬けが向いています。
梅酢も上がりやすいですし、空気にも触れませんから・・・・

塩が完全に溶けきったら、こんな感じになります。

  お塩がいない!?

そして、そして、梅ちゃんがすっかり梅酢のお風呂に使っているのがわかるかしら?

でもね、起き上がるとこんな感じになるのよ。

   ピンボケやんか!(^^ゞ

実際は梅ちゃんの半分も梅酢が上がっていないの!
ということで、ビン漬けするとこんな感じで空気に触れる部分が出てきちゃうのね。
だから、いつもビンを振ってあげないといけない・・・・

それが寝かせると、きちんと浸かるのよね・・・・・
ちなみに今、上がっている梅酢が白梅酢ですよ。。。。。

下漬け篇はここまで。
明日は、しそを投入するところをアップしますよ。






ありがとうございます。

 にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ
にほんブログ村


黒豆玄米味噌仕込みました

2011-02-12 | 保存食

昨日の雪が屋根の上などにまだ残っています。
こんなことは大阪では珍しいですね。。。。

そして今日はコロコロとよく変わるお天気でした。

お天気のめまぐるしい変化のことは気になっていたものの、
自転車でいつものように出かけた私。

なんと、雨に降られてしまいました(-_-;)

んにゃ、あれは雨ではないぞぉ!

バチバチと音がして、顔が痛かったもの。
ジャケットには雨粒ではなくて、白くて固い小さな塊が・・・・


「あ、あられ????」

マジで~~! 

濡れるのも嫌だけど、バチバチと痛い思いするのもめっちゃ 嫌やん!!

そういえば、このあられに当たられた場所。
2年前の夏に、ゲリラ豪雨に遭って、「死ぬかも!」ってマジで怖かった場所やんか!

逃げ場所がないだだっ広い場所で、

「私ヤバい!このままじゃ死ぬかも!」って本気で思った場所。
そこで、再びあられに遭うなんて、あそこは私にとって、鬼門?????

それとも、エネルギーの溜まり場????



-☆☆☆☆☆-


[黒豆玄米みそ]

昨日、予告した黒豆玄米みそです。
手順を追って、紹介しますね。

黒豆500gを水でもどして、圧力鍋でいつもより長めに圧をかけます。
これをフードプロセッサでガーッしたら、こんな感じ。

 ペースト状のお豆さんもおいちい(*^_^*)

お、まだ豆粒が残っていますね。

玄米麹500gとお塩175gを合わせて塩切り麹を作ります。

 お塩の塊がないように、万遍なく・・・・

よ~~く混ぜ合わせてね。
この塩切り麹と、黒豆ペーストをコネコネ練り練りします。
ここで、こねればこねるほど、美味しくなるから頑張って~~~(#^.^#)

この時の固さが、お味噌の出来上がりの固さになるから、
固いようならお豆さんの煮汁を適宜加えて、調節してね。。。。。


 この練り練作業、ミトロガエシって言うんだぜ!波動がいっぱいです(^^)

コネコネ練り練りが終わったら、ボール状にまとめます。
私は、ハンバーグ状にいつもまとめています。

 黒豆ハンバーグだ(^O^)/

これをきれいに洗って、焼酎で殺菌した密閉容器に入れていきます。
カビの原因になるので、空気はいらないように気を付けてね。
丁寧に丁寧に入れていきましょう(^^)

 表面は指で丁寧にならしてね・・・

詰め込み終えたら、淵側を重点的に、カビ予防のお塩を振ります。
クッキングシートなどで空気に触れないようにして、しっかりと重石をして
ふたを閉めます。

 黒豆味噌って感じ!

我が家の重石はいつも、お塩。
お塩を袋ごとポリ袋に入れて、仕込み終えた味噌の上に空気が入らないように乗せます。
重石が均等になるようにするにも、お塩は便利なんですよ。。。。。

1か月後にちょっと様子をみるまで、この子にはこのままおねんねしてもらいます。

これで、出来上がり2キロっとこかな。。。。


麦味噌も、米味噌も、基本的に同じように仕込んでいます。
我が家のお味噌は、10割みそ。

大豆1に対して、麹1です。
頭が悪い私には、これぐらい簡単な方がいいの!悩まなくていいから(笑)

ちなみに、お塩は0.35です。

つまり、大豆1キロ、麹1キロ、お塩350gという割合です。
我が家のお味噌は、通常より、お塩の量が少なめだと思います。。。。。。

カビには気を付けないといけないけど、

「お味噌作りにカビはつきもの!」と思って、作ってもらいたいな。
カビが生えるってことは、添加物一切なしの、安心できる調味料ってことだから。

仕込み容器にこだわると、美味しいエネルギーが出てぐ~~んとまた
グレードアップした手前味噌なるはず。。。。

でも、そんな容器がないから「あかんわぁ~」とか思わないで。

私だって、見ればわかるように安~~い密閉容器で仕込んでます。
手前味噌とはよくいったもので、ほんとに自分のお家でできたお味噌は
美味しいんですからっ!


やってみれば、思っているほど難しくはないはず。。。。。
一度は作ってもらいたいなぁ・・・・・

 

ちなみに、この味噌作りが楽しくて、家では今年、米・玄米の合わせみそと
麦味噌も仕込んじゃったもん!(笑)

お陰でこの連休は、味噌、味噌、味噌よ~~(^O^)/

 

 

いつもありがとう。とても感謝しています。

 にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ
にほんブログ村

 


手前味噌(麦ちゃん)できました=っ!

2010-08-08 | 保存食
昨日から秋になって(暦の上ではね・・・)、気になり始めたのが
今年1月の冬の土用入り前に仕込んだ、麦みその麦ちゃん。

一緒に仕込んだ米味噌の米ちゃんはもう、冷蔵庫へと移されていますが
「麦ちゃん、どないしてるやろか?」と覗いてみることに。。。。。。。。

ここでも3月に、仕込んで2ヶ月目の米ちゃんと麦ちゃんの様子をアップ
したことがありますよねこんな感じ

当時、麦ちゃんも米ちゃんも今回初めての「袋仕込」でした。

なにやら手軽そうだったので、つい、挑戦しちまって・・・・(笑)
その後、米ちゃんの方は順調に発酵が進むものの、同じ場所で育っている
はずの麦ちゃんは、なかなか進まず(麦みその方が陽性なので発酵が遅い)、
カビばかりが気になるようになりだしたので、ここは、


「袋仕込に拘らんでええやん」と思い直し、保存容器に移して重石をする
という従来のパターンに変更。

そしてこの度、
皆様の前にご紹介することができるほどに成長してくれました。

では、その姿を・・・・・・・・・・・


麦みその麦ちゃん

まずは、保存容器の蓋をとり、重石を外すとこんな感じでした。

  どう?どう?

カビを取り除き、よくかき混ぜて、小分けにして冷蔵庫へと移します。

小分けにしたらこんな感じ。

  ちょっと光っとるがな・・・・・

分かるかな? でも一応それらしく美味しそうじゃない?
ん?こんな容器越しじゃよう分からんかえ?

ならば、これならどうだ!

   ふふふ。味噌だべぇ?

ちっとつまんでみる。「やべっ! 旨すぎる!」(欲目、入ってます。わが子ですから)

もの凄く、ふんわりと出来上がったんです。この麦ちゃん。
かき混ぜるときも、ふんわりと優しいエネルギーがして
袋仕込の時は、なんだか頑固そうだったのに・・・・・・・・

容器に移してからこんなにいい子に育ってくれたなんて・・・・涙。(親ばかです)

「私はホントに嬉しいよぉ(ToT)/ ありがとう。」


ところで、米ちゃんの出来上がりの姿、覚えてます?
覚えているわけないよね。。。。。(こちら

やっぱり全然ちがう!この子たちの個性に感謝====!!


ところで、前回、米ちゃんが出来たときには
「やっぱお味噌汁でしょ」ってことでお味噌汁にしたことは書きましたが、
今回はどうしようかな・・・・・・・と思って作ったのは


とろろ汁

とろろ汁って、とろろにお出しにお塩とお醤油ちょっとで味付け
したものもあるけど、実は、お味噌汁(おだしにお味噌)を加える
方法もあるんですよね。

なので、
  ゴリゴリゴリ・・・・・・

長いものひげ根は焼ききって、すりおろしすり鉢でよ~くゴリゴリとあたります。
そこにお味噌汁(お味噌+だし)を加えて、さらにゴリゴリ。

空気が入って、ふんわりと嵩が増えてきますよ。

いつもなら手抜きすることばかりを考える私ですが、今日は丁寧に
すり鉢でゴリゴリ。。。。。
だってね、こうすると長いもみたいに水分の多いお芋さんでも
ふんわりとしてコシもでてくるんですもの。

 おっ! イケてるんじゃない?

ね、何となく写真からでもコシみたいなの感じません?(笑)

青海苔を飾って・・・・・
へへへへ。とてもとっても美味しかったですよ(*^。^*)
んんんんんん。でもね。
このとろろ汁にするには米ちゃんの方が、上品に出来上がったかもしれないなぁ。


麦ちゃんはいい意味で「田舎の香り」みたいなのがするんだよね。
あくまでも、いい意味だよん。いい意味(^^)

というわけで、無事に今年のお味噌「米ちゃん」も「麦ちゃん」も
出来上がりました。ひゃっほ~\(~o~)/



にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ

にほんブログ村

紅しょうがも作っちゃお!

2010-07-30 | 保存食
今日は昨日に比べてかなり蒸し暑いです。
戻ってきちゃったみたいですね、暑さ・・・・・・
少なくとも明日からあと、2週間ぐらいは猛暑が続くそうですよ。はあ~(ーー;)

たべものが腐りやすい気候になって、やっぱり頼みの綱は梅干し。
その梅干しを作るときに出来る副産物(梅酢)がかなりの働き者であることは
マクロをされている方なら、ご存じの通り。

マジで、それ以前も梅干しは作っていたけれども、今は梅酢欲しさに梅干しを
漬けているところもありますもん。。。。。。


その梅酢で関西人が大好きなものも作れます。

そう、紅しょうが! 紅しょうがの天ぷらって関西にしかないんですよね?確か。


【紅しょうが】
  顔書いたらなんかの生き物になりそう

新生姜は洗って、土や汚れを落とします。

  得意の袋技!

ジッパー付保存袋にお水とお塩(6%塩加減になるように。例えば
500cc水に30gのお塩)をいれて溶かし、そこに洗った新生姜を
入れて空気を抜いて口を閉じ、2日間置きます。
これで下漬け完了!


または4~5%の塩を直接振って水分を出してもいいです。

いつもは実は、この直振りの方法なの。
でも、今年NHKの「今日の料理」でやっていたこの下漬け方法も試して
みたいな・・・と思って挑戦!
実は、袋漬けは私のやりかた。「今日の料理」では、ボウルで漬けていましたよ。
お皿を重石にして・・・・・・・


  気持ち良さそう(^^)

下漬けした新生姜を、平ざるに広げて、半日以上天日干しに・・・・・
水分が抜けて、シワがよっちゃうんだよ。

  真っ赤なプールに入れられ保存!

天日干しが終わった生姜ちゃんは、消毒した保存容器に入れられ、
赤梅酢をととととととととと~~~とひたひたまで注がれて蓋をされ
冷蔵庫にGO!
10日から2週間でいい感じになります。
冷蔵庫で1年ほどは大丈夫なはず・・・・・・(いつも大丈夫だし)\(~o~)/


ところで、NHKの「今日の料理」でやっていた作り方は
下漬けが終わった後、梅ともんだ後の梅紫蘇といっしょに重ねて漬け込むという
方法でした!!
これって、一石三鳥?一石四鳥? なんか、簡単なことと手間なしであることが
大好きな私には

「おおおおおおおお========っ!」という感動ものでしたが、

マクロ的ものの見方をすると、大切な赤梅酢ちゃんにも生姜のエネルギーが
移るってどうよ!!と思ったら、こればかりは真似出来ませんでしたわ(笑)



にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ


米ちゃん、その後

2010-07-12 | 保存食
梅雨は今週が山場でしょうか・・・・・
梅雨が明けると、土用干しという大仕事が待っています。

そして、夏の土用の入りとなりますね。
ま、だから土用干しというのですけれど・・・・・・

今年の1月。
冬の土用に入る前に仕込んだ我が家のお味噌。
その名も、米ちゃん(コメ味噌)と麦ちゃん(麦みそ)。


ここでも3月に載せました(こちら
今年はいつもと違って初めて袋で仕込んだんだよね・・・・・

麦ちゃんのほうは、4月末の段階で、容器に移しちゃったんだ。。。。実は。
なんだか、出来がよくなくて・・・・・
米ちゃんのほうは、ず~~っと袋仕込。


そしてこの度、無事、出来上がりとしました。
冷蔵庫に移して、丁寧にいただきま~~す。

んでは、ちょっとだけ米ちゃんの出来上がり写真を。


【我が家の米ちゃん】
  なかなかの美人でしょう?

取り出してみると・・・・・


  親の欲目かうちの子は可愛い(^^)


これで早速お味噌汁を作りました。
出来立てのお味噌は、普段使っている熟れたお味噌とは違って
色も香りも味も若い!!でしょう・・・・・・

「今年のお味噌で作ったんよ」と母に言うと

「へえ」

「それだけかよっ!! 何て反応薄いんだ! いつもと味が違うだろ、味が!」と
言いたくなったけど、そんな自分が暑苦しいのでやめました(^^ゞ


麦ちゃんのほうの出来上がりはもうちょっと先になりそうです。

梅でジャム

2010-07-10 | 保存食
NHKで放送されている「百歳バンザイ!」という番組をしっていますか?
土曜日の午後2時前の10分間の番組です。

その名の通り、100歳以上の元気なお年寄りを紹介するのが目的なのですが
毎週、毎週、ここに登場するおじいさんやおばあさんがとにかく綺麗なんですよ。

しっかりと生きていくとあんなに綺麗に年をとれるものなのか・・・と
いつも感心してしまうのです。


今日は、栃木県の101歳、ミイさんというおばあさんでした。
家族はミイさんとミイさんの長男のお嫁さん、お孫さん夫婦、そして
お孫さん夫婦の間にできたひ孫さん3人の7人家族です。

ミイさんの役目は、クリーニング店を営む家族の為、食事の用意や
洗濯をすることです。
ひ孫ちゃんたちは、ミイさんの作るご飯が大好きで、この日は
「きんぴらごぼう」でしたが、「美味しい(#^.^#)」と言いながら食べ、
さらに
「おばあちゃん、いつも美味しいものをありがとう」って言うんです。

あかん、こんな普通の家庭の風景に涙が出てくる。。。。。。。
かつては当たり前だっただろう、食卓のシーン。
ミイさんの作るごはんには、子供たちの好きなハンバーグなんてありません。
それでも、おばあちゃんの作るご飯が大好きなひ孫ちゃんたち。


それから、このミイさんは、古いセーターなどを解いて手袋や靴下などに
編み直すのが得意なんです。
昔は、どの家庭でもやってましたよね。
解いたセーターの糸を巻き巻きするのは、子供の仕事なんですよね。
このお宅では、その懐かしい光景がそのまま残っていました。

私も巻き巻きのお手伝いをしたな・・・・・とか
おばあちゃんのご飯では、肉じゃがが好きだったな(キャベツ入りなのです)とか、
母方のおばあちゃんは、ミイさんと同じようによく靴下を編んでくれたな・・・・とか

もう、次から次へと思い出すわ、思い出すわ!

私ってめっちゃ、愛されて育ってきたんやわ~!と今更ながらに実感して
またウルウル。。。。。。

本当はこうやって受けた愛を、自分の子たちへと繋いでいくのが筋なんやろけど
私にはそれができない(^_^;)

ご先祖様に申し訳ない気がして、無意識に「ごめんなさい」と呟いてたわ。。。。。


今日は

【梅ジャム】
 色が茶色い。。。。。

今年の梅仕事のうち、梅を甜菜糖につけてシロップを抽出する
梅シロップを作ったのです。

このシロップはほんの少量をグラスにとって、冷水や炭酸水を加えて
飲むと喉の渇きがすっきりするのよ!
水分のがぶ飲みを防げるからいいのぉ。。。。。

そのシロップをとった後の梅ちゃんはシワシワになってるんだけれども
それを細かく刻んで鍋に入れ、少量の水とともにコトコトと煮ました。
お水を加えた分、甜菜糖も気持ち足して・・・・・・

んで出来上がったのが写真の子。
舐めてみると、「うんめ~~~~~!」という声が思わず出ました。
いや、もう、梅そのままでしたから。酸味と香りが。甘いですけどね(#^.^#)

梅びしお

2010-06-22 | 保存食
梅肉が必要なとき、いちいち包丁でたたいたり、裏ごししたりするのって
面倒くさいですよね。

和歌山県の梅の産地、南部村ではどの家庭でも「梅びしお」を作っていると
聞きました。

産地の梅びしおはしお抜きした梅を裏ごししてお砂糖やみりんとともに火にかけ
練ったもの。

面倒くさがりやの私は、塩抜きすることも裏ごしすることも
「面倒くさいじゃないか!」と以前は思っていました。

えっ? つい最近までです(ハイ)。

昨年受講していた、MI塾大阪で岡部先生の「梅醤番茶」をいただいたとき
ちょっと感動を覚えるほど美味しかったんです。

岡部先生はその時、梅をすり鉢でゴリゴリとあたっていました。

「そこに醤油を加えて混ぜておいたものを沢山作っておけば、いつでも梅醤番茶が
いただけますよ」という話で、まさしく一回の手間であとで楽をする(←言い方悪い?)
方法は私にぴったりじゃんか===!という結論にいたったのです(笑)

んで、そうなると梅びしおも大したことじゃないかな~と。
私の調子のいいときに(ここが大切・笑)、梅の塩抜きをしてすりばちでゴリゴリ。
(一回に10個ぐらいの梅干しでやってます。)

とろとろになったら、鍋に移して、大さじ1~2のみりんとともに火にかけます。
良い感じに練られたら出来上がり。

これを保存しておくと、梅肉和えとか梅肉ソースとかいつでも手軽にできますよ。

梅びしお


これは白梅干しで作った梅びしお。。。。


そしてこの梅びしおと同量の白味噌を合わせて、好みに薄めたのが
梅味噌の和えごろも。

胡瓜と若布の梅味噌和え


ちょっと衣が重たげ・・・・・?
ま、それも愛嬌ですよ(*^。^*)

小梅で梅漬け

2010-06-12 | 保存食
おてて痛い痛いになったことなんて、全然おかまいなく
梅農家さんから昨夜、小梅が届きました。

見事に甘い香りを放つ黄色く色づいた子たちを見たら

「明日は小梅漬けだな~!」と妙に気持ちがはやる(笑)
ま、今年は手袋使用だけどね(*^。^*)

小梅と言えばカリカリ漬けを思い浮かべる人の方が多いかもしれないけど、
うちは普通の梅干しと同じように漬けます。

お弁当に2~3個ポンポンと入れたり、お結びには1個ずつ入れたり
と案外重宝するんです。

お料理には普通の梅干し、お弁当やおむすびには小梅がうちの定番です。



小梅の梅漬け



洗って2時間ほど水につけあく抜きしてから、きれいに水気をきった
漬け込む前の小梅ちゃんたちです。
なり口のヘタやホシは竹串で取り除いてます。

実は小梅漬けで一番の難仕事がこのヘタとり。
だって同じ重さを漬けるのでも、普通の梅よりははるかに数が多いんですもん。

ただ、何なんでしょうね。
このヘタとりの単純作業も案外好きだったりするんだよね。



そして小梅たちに塩をまぶして・・・・・
消毒した保存ビンにただただバンバン詰めていきます。

実は小梅漬けるのに重石は入りません。
梅酢が上がるのも早いんですよ。梅酢も沢山とれるし。。。。(^^)v



写真は漬けてから3時間半ほど経過したもの。
重石がなくても梅酢がもう上がってきているの・・・・・
早いでしょう。

初心者にも安心の小梅漬けでした(笑)

ところで今日は確か、新月。
新月の梅漬けってどうなの????