少し前に散策した時に出会ったのはキツツキの一種、
コゲラです。キツツキの中では一番小さいです。
早く動き回るので、カメラで追うのが大変でした。
この子が男の子か女の子か知りたいので、
後頭部も結構撮りましたが、どれもピン甘に。
結局この子はどちらかわからずじまい。
久しぶりの出会いでした。
(男の子は後頭部に小さな赤い印があります。
奥にあるので見つかりにくいのです。
私は未だにこの目で赤い印を見たことがありません。)
ここもすっかり落葉しました。
コゲラの他に、アカゲラ3羽、今季初のアトリの群れがいましたが、
どれも撮り逃がしてしまいました。トホホです。
群れから離れたのかムクドリ2羽のうちの1羽
ところで、同じところでこんなものを見つけました。
虫が嫌いな方は、スルーして下さいね。
枝に編み目模様をしたものがくっついていました。
近寄って見ると、中にはさなぎのようなものが!
一瞬ギョッ!としました。
家に帰って調べたら、恐らく「クスサン」というガの幼虫のさなぎでした。
「クスサン」は以前にも紹介しましたが、
栗や楠の葉を食べて大きくなる毛虫で、10㎝くらいあります。
成虫も大きくて美しいですが、やはりガなので、
ちょっとギョッとしてしまいます。
クスサンのさなぎはこんな風だとは知りませんでした。
編み目の中でガに育つなんて、不思議な感じですね。
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昨日は晴れて、暖かくなりましたが(11℃)、
朝はその分、放射冷却で0℃まで冷え込みました。
日が更に短くなり、朝日が昇るのも遅くなりましたね。
私は最近は4時台に目覚める事が多いので、
外は真っ暗で、6時近くなるまで明るくなりません。
時々、あえてカーテンを開けたままにして、
徐々に明るくなるのを楽しむ事もあります。笑
コゲラは成鳥でもいたずら坊主のような愛嬌があって、愛らしいですよね。
ギーと言う鳴き声も、意外性があって良いですよね。
紅い実に網目模様のコクーン、写真で拝見する限りとてもきれいに見えますよ。
冬を越えて羽化すると、こんな立派な蛾が出てくるのですね。
先日テレビで、蛹の中でイモムシから蝶になる過程を可視化した映像を見ました。
あの、大変身、もう神秘と言うしかないです!
いつもコメントをありがとうございます。
久しぶりのコゲラでした。最近、里山でもあまり見られなかったコゲラが、
ようやく寒くなったら山から下りて来てくれたのでしょうね。1羽だけでしたが、再会できました。
こんな形のさなぎは初めて見たのでびっくりしました。最初はさなぎとは思えませんでした。
恐る恐る中を見たら、さなぎだとわかりました。
私もテレビで見ましたよ! 驚きましたね。ほんとに不思議ですよね。神秘的です。
ここ1,2年、なんだかクスサンに出会う回数が増えてます。変な名前だと思っていますが、
最近は「クスさん」という愛称のように感じます。笑