月曜日は畑の日でしたが、それは午後に行くことにして、
急きょ、青森市までプチ遠征してきました。
目的は2つ。
1つ目は、初めての「アオバト」に会うこと、
2つ目は「マガモの親子」に会うこと。
まずは「アオバト」探しからです。
情報で、ある程度の場所は把握していましたが、
何しろ相手は鳥、今日もそこに居るとは確信持てませんよね。
青森市から更に北へ向かい、ある地点まで来ると、
遠くに鳩のシルエット(群れ)が見えたので、
もしかしたらアオバトの群れ?と心がトキメキました。
ちょうど車を駐めやすい場所で、黄色いブタナが咲いていました。
本当にアオバト?普通のハトじゃないのかな?
と、疑問を抱きながらも、少し近づいてみますと、
あちらこちらから来るのは確かにハトの群れ。
黄色いボディーがチラリ見えました。
やっぱりアオバトの群れです!
(遠くにはフェリーが見えます。)
数組の群れがそれぞれ行き交い、
なかなか近くに降りて来てくれませ
ついには、海を旋回して、全部山の方へ移動してしまいました。
山には松などの針葉樹が多く自生しており、
その枝に止まって、海の方を眺めているようです。
「ア~オ~、ア~オ~」
低音の笛のような鳴き声が、時々遠くから聞こえます。
これがアオバトの鳴き声です。
なんとも幻想的な声でした。鳴き真似しましたよ。笑
(アオバトだからア~オ~?? まさかね。)
このまま諦めるわけにはいきません。
恐らく、こちらを警戒しているかもしれないので、
海岸から少し離れた場所で、
「あなたたちには全く興味ないよ~」のオーラを出して、
シーグラスなんかを探しながら、十数分くらい待っていたら、
案の定、群れ単位でやって来ましたよ!!
人間を警戒している割には、頭の上を旋回してくれたり、
(もしかして攻撃なのかな??群れだと強い?)
ハトはドバトも群れでいることが多いですよね。
キジバトは単独が多い気がしますけど。
ブロックに止まってくれました。
オスは羽の一部に赤みがあるようですが、
この写真だと分かりづらいですね。
うっすら赤みのある子もいます。
落ち着きがなく、すぐに動きたがります。
群れで行動するため、1羽でも動くと全体が動きます。
おっ!一斉に海水を飲もうとしています。
そうです、アオバトは海水を飲むのです。
ミネラルたっぷりの海水、しょっぱくても大丈夫そうです。
左の子は、なんと首を海に突っ込んで飲んでいます。
嘴で少し飲むのかと思っていたので、
グビグビ飲むような姿には、かなりの衝撃を受けました!!
右の子は間違いなくオスですよね。
初見、初撮りのアオバトが陸奥湾にも来ると知って感激でしたが、
後日、日本海側にも来ると知り、
県内あちこちに来ているのかもしれないと思いました。
この日だけでも、少なく見積もっても
30~40羽はいたと思いますから。
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海辺にはハマヒルガオがあちこちに咲いていました。
普通のヒルガオより美しい気がします。
***
アオバトを見た少し前に、別の場所で、
なんとミヤコドリを1羽見つけましたが、
もしかしたら、3月に初めて会った時と同じミヤコドリかも。
(片足ですが、ご心配なく。両足揃っています。
たたんでいるだけです。)
何しろ今まで1羽しか観測されていませんでしたし。
3月には近くまで行けた中州でしたが、
鉄の柵ができていて、この子のいる方へは行けません。
人間が近くに来ないので、この子には安心かも。
この後、少し離れた場所の砂の上に座ってしまいました。
まるで卵を温めているかのような姿。
(でも単身なので、無理ですよね。^^)
この子は、残留してしまったのでしょうかね?
ここが気に入ったのでしょうか。
このまま暑い夏を越せるか心配です。
青森市も真夏には35℃近くになる日もありますし。
どうか無事に過ごしてくれますように!
まさかの再会には感激でしたが、
心配で、後ろ髪引かれる思いで去りましたよ。
明日はかわいいマガモの雛ちゃんたちです。
続く。。。
すごい数のアオバトですねぇ。
これだけの数が一度に見られ、興奮ものだったことでしょう。
アオバトが海水を飲むところもバッチリと撮影できましたね。
この日はミヤコドリも見ることができて最高の一日だったようです。
マガモの雛・・・期待していますよ。
いつもコメントをありがとうございます。
今回、初めてアオバトに会いましたが、数が多いのは本当に驚きました。あまり多くて、頭の上を旋回された時には、さすがに勢いに気圧されそうになりましたよ。笑
アオバトの声があまりにも幻想的でステキでした。図鑑で「あ~お~」と書いていても、実際聴いてみるとやはり臨場感が違いますね。
海水を飲むのは知っていましたが、まさか首を突っ込んだのには笑ってしまいました。まさか!と。
ミヤコドリの再会にも驚きました。てっきり北の大陸へ戻っていると思っていました。もしかして毎年残留しているなら、この地がミヤコドリには安住の地なのかも知れませんよね。
アオバトやミヤコドリに会えて、プチ遠征した甲斐がありましたね。
初めてのアオバト、胸ドキドキでカメラを持つ手が震えてきませんでしたか?(笑)
会えてよかった!!
こちらでも、神奈川県の海岸にクリアオバトが有名ですが、山と海を往復してるんですよね。
こうして塩分補給の時は群れで動くことが多く、飛ぶ姿、迫力ありますね。
続きは何が出てくるかな??楽しみです。
いつもコメントをありがとうございます。
情報を頂いたものの、本当に会えるか、会ってみるまではなんとも言えず、会えなかったら遠征した甲斐がないと、ホントに思いました。鳥を探すって、大変な事ですよね。居てくれただけでもありがたかったですが、居たら居たで、やはり海水を飲むところまで写真を撮りたいと、欲張りになってしまいました。(^^)
初見なので、何もかも珍しくて、特にあの独特の鳴き声には、とても幻想的な低音の魅力を感じました。娘も一緒に行きましたが、二人で鳴き真似してしまいました。辺りに人がいないから出来た事です。笑
アオバトは一羽では見たことがありますが、群れでいると美しさと共に迫力もあるでしょうね。
青空を飛んでいる姿、美しいです。
先日、こちらでもミヤコドリが群れでいました。
東京湾では毎年、越夏しているので、暑くても大丈夫ですよ。
一羽でいると何か不憫に感じてしまいますね。
いつもコメントをありがとうございます。
アオバトはいつかは見てみたいと思っていたのですが、県内にも来ると知って、ますます会いたくなり、ついに実現して、嬉しかったです。(^^)
アオバトはせいぜい5,6羽程度だろうと思ったら、なんと大きな群れだったので、ド迫力でしたよ!集団の力ってスゴイですね。ハトは全般に温和なイメージですが、大勢で頭上を旋回されると、一瞬怖くなりました。低音の笛のような鳴き声が、今でも耳に残っています。
ミヤコドリは、東京の夏でも大丈夫なのですか!それは良かった!心配していたんです。青森は東京よりは夏が短いので、大丈夫ですね。教えて下さって、ありがとうございました。ミヤコドリ、たった1羽で寂しそうでしたよ。せめて他の鳥がいてくれたらいいのに、その時は、ヒバリとオオヨシキリがいただけで、水鳥はいませんでした。