今年は、秋用の土作りのタイミングを外してしまって、植え付けが遅れてしまったために、葉境期(はざかいき)という感じで、出荷できるほどの量がなかなかできませんでしたが、やっとにんじんが出来始めたので、葉っぱつきの小さい間引きにんじん(はざ、といいます)を出荷しました。
にんじんのはざは、普通の大きくなったにんじんよりも柔らかくて、葉っぱまで利用できるため、家庭菜園家には人気のものなのですが、スーパーには出回らないので、きっと珍しいんじゃないかと思います。
にんじん、大根などの根菜類は引き抜いたあと、すぐに葉っぱを切っておかないと、そちらに身の部分の養分がもっていかれ、ふにゃふにゃになってしまうので、普通売っているものは葉っぱを落した状態のものです。
大根の葉っぱは栄養価も高くて、おいしいので、先週末は間引きした若い聖護院大根の葉っぱも合わせて出荷しました。
せっかく出荷するなら、少しでも珍しい状態のものを・・・と思っています。お百姓さんだけが知っている地元の野菜とか。おいしいんだけど流通にのせるには量がとれないものとか、野菜はそれぞれ個性があっておいしいので、そういうのをちょっとずつでも紹介していけたらいいな。
シロさんがいつも買いに来てくれるから今週末もにんじんの「はざ」また出荷しますね。あと大根の葉っぱとかも。サツマイモのいけるといいな~