一昨日の所持品を受けまして、さっそく「第2回 所持品検査コンクール」を日記で探してみました。
で。
ありました。あったのですが・・・・。
とっても公開されているブログに全てを書ける内容ではございませんでした。
申し訳ございません。
思えば、「とりあげられない」ことを競った第1回と比較すれば、「とりあげられる」ことを狙ったわけですから、内容は当然エスカレートしておりまして、そこに「青雲」や「母子手帳」のさわやかさはカケラもございません。
今さら、他人事のように「よくこんなことまでやるものだ」と、思える内容でした・・・。
しかも第2回は、前回と異なり、学校の実行日がばれておりました。
このため、生き物オンパレード。死に物もたくさんありましたが・・・・。
念のためお断り申し上げますが、これから食事、というかたは読まないでください。
まず準優勝ですが、準優勝者は、クサヤの干物を刻み「マルボロの箱」に入れ、なおかつ、さらに弁当の包みにこれを隠しておりました。もちろん故意です。
めざとく、というか、狙い通りにマルボロの箱を見つけた生活指導の先生。
もとより、生活指導の先生などというものは、このシチュエーションにこそ人生最大の歓びを感じるようになってしまっておりますから、それはもう鬼の首でもとったかの騒ぎです。
「おい、なんだこれは?」
「おかずです」
「お前、タバコを食うのか?ああ?」
と、マルボロの箱をとりあげましたが、どうもその重さを不振に思ったらしく、蓋を開けてしまいました。
とたんに教室中に漂う強烈な香り。
彼は、クサヤを「わざわざこの日のために」1週間も卵につけておいたそうで、その腐敗臭と合わせて、まぁ、すさまじいわすさまじいわ。
先生は目をしょぼしょぼしながら無言になられてしまいましたが、没収決定。
しかしこれは序の口というやつでした。
優勝したのは、なんと「ミミズ」。それもたいへん活発な。
もう、ここからして、いかにすさまじい競技であったかお察しいただけるかと思います。
優勝者は、ミミズを奇麗な金属のクッキー箱にギッッッシリと詰めまして、机の上に上げておりました。
所持品検査ですから、当然、謎の箱ものは開けなくてはなりません。
当然、計算の上です。
生活指導の先生が言いました。
「開けろ」
「いやです」
「いいから開けろ!」
「絶対いやです」
「なんだとぉ!」
といったやりとりの後、先生が無理矢理蓋を開けましたからたいへんです。
中にはクッキー箱ギッッッシリのミミズの群れ。
なにがたいへんって、これ。言うまでもなく、絶対水平を保たなくてはなりません。
しかし、中身をご存知ない先生は、これをおもいっきりぶっちゃけてしまいましたからたいへん。
もう教室は大大パニック。阿鼻叫喚。
女子などはもう教室中右往左往です。
「きさまぁ、なんでミミズなんか持ってきてる?」
もう、声までひっくりかえって狼狽する生活指導の先生。
しかし、この質問は織り込み済みです。
「いや・・・帰りに晩ご飯のおかずをつらなきゃいけないんです・・・」。
そんなやつはおらんやろう。
当然、めでたく没収。
その前に、水滸伝のごとくちらばったミミズをかき集めなくてはなりませんでしたが。
もうひとりの、担任の先生は、女性でしたので、すでに泡でも吹きそうな状況でございまして、スーパーサイヤ人みたいになっちゃってるわけです。
当然と言えば当然ですが、ここで「持ち物検査」は、急遽中止されてしまいました。
このため、私にまわってくることなく、優勝者が決定してしまい、個人的には不本意な結論となったのです。
おろか、これ以降、所持品検査が行われることはありませんでした・・・。
今は大人となりましたので、学校側の気持ちもよぉーくわかります。
さて。私がこの日、なにを持って行ったかは、実は思い出せないのですが、当然、それなりの自信作であったことは言うまでもありません。
なにより証拠に、日記には
「僕の番までまわってこなくてまことに残念」と、記されています。
しかし、生きたミミズをも超える自信作って、いったいなんだったのでしょう?
わがことながら不思議でなりません。
---------------------------------------------------------
あいうえお順INDEX
で。
ありました。あったのですが・・・・。
とっても公開されているブログに全てを書ける内容ではございませんでした。
申し訳ございません。
思えば、「とりあげられない」ことを競った第1回と比較すれば、「とりあげられる」ことを狙ったわけですから、内容は当然エスカレートしておりまして、そこに「青雲」や「母子手帳」のさわやかさはカケラもございません。
今さら、他人事のように「よくこんなことまでやるものだ」と、思える内容でした・・・。
しかも第2回は、前回と異なり、学校の実行日がばれておりました。
このため、生き物オンパレード。死に物もたくさんありましたが・・・・。
念のためお断り申し上げますが、これから食事、というかたは読まないでください。
まず準優勝ですが、準優勝者は、クサヤの干物を刻み「マルボロの箱」に入れ、なおかつ、さらに弁当の包みにこれを隠しておりました。もちろん故意です。
めざとく、というか、狙い通りにマルボロの箱を見つけた生活指導の先生。
もとより、生活指導の先生などというものは、このシチュエーションにこそ人生最大の歓びを感じるようになってしまっておりますから、それはもう鬼の首でもとったかの騒ぎです。
「おい、なんだこれは?」
「おかずです」
「お前、タバコを食うのか?ああ?」
と、マルボロの箱をとりあげましたが、どうもその重さを不振に思ったらしく、蓋を開けてしまいました。
とたんに教室中に漂う強烈な香り。
彼は、クサヤを「わざわざこの日のために」1週間も卵につけておいたそうで、その腐敗臭と合わせて、まぁ、すさまじいわすさまじいわ。
先生は目をしょぼしょぼしながら無言になられてしまいましたが、没収決定。
しかしこれは序の口というやつでした。
優勝したのは、なんと「ミミズ」。それもたいへん活発な。
もう、ここからして、いかにすさまじい競技であったかお察しいただけるかと思います。
優勝者は、ミミズを奇麗な金属のクッキー箱にギッッッシリと詰めまして、机の上に上げておりました。
所持品検査ですから、当然、謎の箱ものは開けなくてはなりません。
当然、計算の上です。
生活指導の先生が言いました。
「開けろ」
「いやです」
「いいから開けろ!」
「絶対いやです」
「なんだとぉ!」
といったやりとりの後、先生が無理矢理蓋を開けましたからたいへんです。
中にはクッキー箱ギッッッシリのミミズの群れ。
なにがたいへんって、これ。言うまでもなく、絶対水平を保たなくてはなりません。
しかし、中身をご存知ない先生は、これをおもいっきりぶっちゃけてしまいましたからたいへん。
もう教室は大大パニック。阿鼻叫喚。
女子などはもう教室中右往左往です。
「きさまぁ、なんでミミズなんか持ってきてる?」
もう、声までひっくりかえって狼狽する生活指導の先生。
しかし、この質問は織り込み済みです。
「いや・・・帰りに晩ご飯のおかずをつらなきゃいけないんです・・・」。
そんなやつはおらんやろう。
当然、めでたく没収。
その前に、水滸伝のごとくちらばったミミズをかき集めなくてはなりませんでしたが。
もうひとりの、担任の先生は、女性でしたので、すでに泡でも吹きそうな状況でございまして、スーパーサイヤ人みたいになっちゃってるわけです。
当然と言えば当然ですが、ここで「持ち物検査」は、急遽中止されてしまいました。
このため、私にまわってくることなく、優勝者が決定してしまい、個人的には不本意な結論となったのです。
おろか、これ以降、所持品検査が行われることはありませんでした・・・。
今は大人となりましたので、学校側の気持ちもよぉーくわかります。
さて。私がこの日、なにを持って行ったかは、実は思い出せないのですが、当然、それなりの自信作であったことは言うまでもありません。
なにより証拠に、日記には
「僕の番までまわってこなくてまことに残念」と、記されています。
しかし、生きたミミズをも超える自信作って、いったいなんだったのでしょう?
わがことながら不思議でなりません。
---------------------------------------------------------
あいうえお順INDEX