エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

苦痛と幸福の境界

2009年03月12日 | 雑記
血糖値が高くなったというので、先日病院にまいりました。

私は注射が大の苦手ですで、憂鬱でしょうがありませんでした。

しかも、採血を担当されたのが、いつもお世話になっている若い女性の看護士さんで、

この看護士さん、とっても「好みな顔立ち」をされているのですが、

若い看護士さんというのは

「注射がヘタ」が、通り相場です。

たとえ美人で好みであっても、憂鬱はさらに深まりました。

「あら。○○さん、どうしたんです?」

「えっと。注射大キライなんですが」。

「ウフフ。あいかわらず子供なんですねー。はい、いいから、ここに手乗せて~」。

「はぁ・・・」。

「痛くちまちぇんからね~~~」

「はい・・・おねがいちまちゅ」。

騙された・・・

 痛い・・・。

ところが!

なんとこの台の高さがちょうどよかったっていうか

握った手の先が、なんと看護士さんの胸に当たってる!

 わ~~~。やわらかい~~~~♪

 これが健康保険でおりるわけ?
 日本って国はいい国だ!

「はい。もう1本とりまちゅからね~~~♪」

「は~~~い♪」

この実験でわかりました。

幸福とは、苦痛を上回るものだったのです。

しかも健康保険でおりる。