エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

メス猫(2)

2007年02月26日 | 雑記
そのような苦労をして終わらせる発情なわけですが、
メス猫によりまして、反応が違います。

ええ、ええ。人間様の女性も3人いれば3様のように。
所要時間も異なります。

しかし、人間様のように

前30分
本30分
後20分

などという贅沢は言いません。猫。

もっとも、猫に前戯とか要求されても腹たちますけどね。

で。いきなり本番。

約20秒。まーーーーー短い!

20秒でクライマックスを迎えますと

シャーーーーーーー!

ところが、BLEACHな猫、やちるは違います。
いえ。怒るには怒るんですが。
1度終えた直後に、すぐにスリスリしてきます。

なおーーーん。

とか。

で、5、6回やらないとおさまりません。

しかたないので5連続。

が。BLEACHな猫やちるは、人間様で言えば

その~。

なんと言いますか~。

名器に属する部類で。いや。味わいはわかんないんですが。

「狭っ!」

このため、ちょっと油断いたしますと、綿棒つっこんだまま逃走してしまいます。
これがまた情けないんだ。

しかたないんで、綿棒ひっこぬくために猫追っかけるわけですが。
もう、雄近づけませんので、

シャーーーーーーー!

言いっぱなしでして。
当然、後ろに手などまわそうもんなら、もーーーー
手に星飛雄馬みたいなマーク、つけられまくるわけです。

それでもそのまま入れたまんまってのは危ないので

「まてーーーー」
「シャーーーー」

「まてーーーー」
「シャーーーー」

を繰り返しながら追いかけっこいたします。


    猫と。


もうね。海辺の恋人ですね。

「つかまえてごらんなさい~」
「まて~。あははは~」。

たぶん。猫の世界ではそうなんだと思われます。

で、ようやく最後格闘のすえにとりおさえましてね。

「お前~。こんなもん入れっぱなしで~」。

もう、これやった後はですね。
どんなエロ画像もシラ~ですよ。
まったく興奮いたしません。

「ふうん。このお姉さんなら30秒くらいかなー」。

すでに判断基準が違います。

副作用のたいへんに多い猫の発情。

メス猫

2007年02月25日 | 雑記
うちには猫がいます。
しかも3匹。
しかも全部メス。

僕が住んでる家は、同じ温度が保たれるとかいうのが自慢の
セントラルヒーティングってやつなんですが。

こうなると家の中にしかいない猫。季節感がありませんので。

しょちゅう「発情」します。

発情するとその前後、「避妊手術」ができませんので。
(血管が膨張しているらしい)
したがってウチのメス猫。ほんとにメス猫です。

「このメスネコッ!!!」

「ニャーーー」。

とかいうくだらない会話が成り立ちます。

なんでしたっけ?

そうそう発情。

で、発情しますと猫ってのは、色っぽく(ネコの世界では)鳴きっぱなしですので。やかましくてたまりません。
困るのはオスを嗅ぎ分ける事で、この時期だけ、僕の部屋に入り浸ります。扉なんか平気で開けます。

で。アピールですよ。
「ほーら。こんなに可愛いメスちゃんがいますよー」っていう。

僕。ぼくちゅう書いてる時でも、画面の7割は見えません。
ええ。猫じゃまで。

あまりにやかましいですから。
これに対処する方法がひとつだけあります。と、猫の本に書いてありました。

擬似的S○Xを行いまして、猫をだますのです。

いや。僕できませんよ。いくらなんでも。猫。
いや。犬だってできませんけどね。
いや。猿でもできないけど。
だいたい人間だって満足にできてないけど。

で、自分の所有物が使えませんから(あたりまえだって・・・)、ここで登場するのが猫用の大人のオモチャというかなんというか。

それは

たらららったらーーーーーん(四次元ポケットジングル)

      綿棒ーーーーーーーー。


あー。書いてて情けねぇ。

綿棒でなにするってですねぇ。
まー、あんなことやこんなことするわけです。


すると猫。

色っぽい声でも出すかってーとそうではありません。
少しは琴音ちゃんを見習ってほしいものですが(いや。知らないけど)

「あおおおおおーーーーーーーーー」

という、すさまじい叫び声を出します。

で。なんといいましょうか。そのー。猫でもクライマックスってのがあります。

あああああ。ほんと、書いてて情けねぇ・・・・・。

クライマックスは!

猫。その頂点に至りますと

「シャーーーーーーーーーー!!!!」

突然怒ってひっかきます。

これはたぶん、本物の雄猫であった場合、引き離すためだと思われるのですが。

ひっかいた後に、どっかいっちゃいます。

わかりますか?

「ねぇん。してえーん」。

って、ずっと画面の前から離れないから、

「んじゃしょうがない」。

ってんで、「やってあげて」んのに。

シャーーーーーーーーーーーーー!

もう、腹たつのなんの。


人間の女性はいいなぁ。
だって終わってもひっかいたりしないもん。


ということで、女性のみなさん。
僕、テクニシャンです。
綿棒の(泣)。

父に求めるもの

2007年02月24日 | 雑記
いつの間にか目に入れても痛かった息子も大きくなりまして
父親の僕よりも知識が豊富になりました。

よそよりはコミュニケーションの多い我が家ですが、
先日ふと息子に

「なにか最近欲しいものとかあるか?」

これです。これ。親子のふれあい。

息子。しばらく考え込みまして


「んっと。



     幕府」。



うーん・・・。息子も成長してる・・・・のか?