エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

だ~れだっ

2007年04月29日 | 雑記
みなさん、意外に思われるかも知れませんが、実は私は悪戯好きです。
いえ。本当です。みなさん意外っておっしゃいますが。

これははるか小学校のときですね。

「だ~~~~れだっ」

けっこうやりましたでしょ?

ええ。私もやりました。

特に先生にやりますとね。

「○○くんかなぁ?」

とかね。言ってくださるんで、うれしいもんなんですよね~。

4年生から女の先生になりまして。
そうそう。野良ヤギにも出て来る先生ですね。

で。もーうれしいですから。

やりました。

「だ~~~れだ!」

いつものように。

私はいつものようにだったのですが。

先生がちょっとだけ動きやがりまして。


なんかちょっと感覚がちがってました。

もっと違ってたのは先生の反応でございまして

「うげぁああああああああああ」

って・・・。

「○○くんかなぁ?」

じゃないんです。

うげぁあ


指先の感覚をたよりになにがおきているか必死に考えました。こどもなりに。

で。


これ・・・眼球じゃん・・・・・。


ほえええええええええええええええ。

どうしよ?


いやぁ。まいりましたぁ。

もう、先生、僕が手をどけてからも、誰だかわかんない。目の前にいるのに。

あははは・・・はは・・・

で。先生。おっしゃいました。


「だれだーーーーーーーっ!」


えっと・・・

「○○くん、かなぁ???」

一括置換

2007年04月27日 | 雑記
PC。
というか、ワープロにもついていますが、「一括置換」という機能。

たとえば「昨日は」ってところを、「一昨日は」と、全文書の中を変えることができます。


ちょっと前、人様のPCで編集をしているときに、面白い文章を見つけまして。
投稿する原稿らしい。

題して都市伝説。「古代人の呪い」。

「昔、古代人がつくったムーという国。彼らは現代よりもはるかにすすんだ文明を・・・・」。

またてきとーなこと書きやがってこいつ~~~~。

こんなんで銭とるつもりか?

で。一括置換。

「古代人」→「右大臣」


「右大臣の呪い」。

いやぁ、ひなまつりっ!





悲しい性

2007年04月25日 | 雑記
「かなしいさが」と読みます。

「かなしいせい」ではありません。
確かに少し悲しいところもありますが、わざわざブログで全世界に向けて発信するほどではありません。


まだ子供が小さかった頃、私は自他ともに認める子煩悩でした。
いえ。女性にも煩悩ですけど。『女性煩悩』。ん~~~~~。なんか問題アリそうだ。

特に息子は(ここでいう息子は成長する息子のこと。伸縮する息子のことではない)、たいへんにパパッ子で、なにをするにも、どこにいくのも一緒でした。

この息子が凝りましたのが電車。
まぁ、たいていの子供は電車が好きなものですが、息子、ハンパじゃありません。

4歳頃には、日本で走っている電車はほぼ全て覚えました。

「しんかんせ~~~ん」とか
「とっきゅうひたち~~~」とか言ってる時が華ですね。
やがてこれを通りすぎると、ワケのわかんない番号で電車を語り始めます。

ガキが「あれはニハ×××だ~」とか言うようだと、かわいげのかけらもありません。

息子は、そうなるまでにはまだ間がありました(当然今はわけのわからん番号で電車を語りやがります)。
男の子はたいていそうですが新幹線が大好きです。

ドライブしているときなど、新幹線の高架橋と並走したりしましてね。
そこにキューーーーーーンと新幹線。

父:「ほらほら!ごらん!しんかんせんだよっ!」
子:「わ~~~~~い!」

う~ん。微笑ましい。


もとよりかの地仙台は、福島までの間にやたらに新幹線とクロスするところがあるわけです。

もうしょっちゅう
キューーーーーーンと新幹線。
父:「ほらほら!ごらん!しんかんせんだよっ!」
子:「わ~~~~~い!」


ほぼ日常茶飯事なんですが、子供はよろこびますねー。


とある日。
会社の取引先、と言いましても、ほぼ係争状態になっている相手なのですが、
その責任者がやってきまして。係争の会議後、駅にもどるという。

「じゃ、私が車でお送りしますよ」。
やでしたが、ぶぜんと。まぁ、社交辞令ですね。

「じゃ、お願いしますかね」。
少しは遠慮しろよ。係争の相手なんだからよっ!

で、こいつらを乗せて駅に向かっているとき
なにしろ係争先ですので、会話などはずみません。

が、高架橋下に来たときに

キューーーーーーンと新幹線。
私:「ほらほら!ごらん!しんかんせんだよっ!」

敵:「・・・・」
敵秘書:「そうですね・・・・」。


いやぁ~~~~~。気まずいの気まずくないの。

癖ってのは怖いなぁ・・・・。