B&B&B

回り道を全力疾走

ハチドリの話

2007-06-20 00:46:06 | 未分類
今日はレジュメを作らないといけないため、夜更かしすることが確定した。

さらに、朝早く?友達とある約束をしてしまったので、朝早く起きるはめになるだろう。

そんな中こんなブログを書いています。

夜12時近くになって、近くのサニーで明日のための牛乳を買いに言った。

チョットお酒でも飲みたい気分だったが、なぜかまだ買うには抵抗がある。

童顔のせいか?この間は高校1年生にメッチャ幼く見られてしまった。

ハタチだ。と言ってかなり驚かれた。
みえな~い。だそうだ。

髪でも染めれば大人に見られるのか?

一応、黒髪は俺のポリシーやから、変える気はさらさらないが、たまに変装のため茶髪のかつらをかぶったりする。5000円ほどしました。

ドッキリ、サプライズ、こういったことには、お金は惜しまない性格のようです。

そんなわけで、お酒はなかなか買うのが躊躇されます。

まぁ、他にもパチンコとか、タバコも一応できる歳ではあるんやけど、それはせんつもりやね。

禁煙ルームつきのパチンコ屋ができれば行くかもしれんが、まずそんなものは見たことも聞いたこともない。

そうそう、んで牛乳2本と詰め替え用のキムチを買ってレジへ。

レジで表示された金額はジャスト500円。

『袋いりますか?』
0.5秒考えて、自分が空のバックを持っていたことに気が付き、
『結構です』
と1000円札を出しながら答えると、

500円の表示が498円に!!!!

よくわからんが、そこから、小銭の8円を探すはめに・・・。




無い



結局1000円から出す。

500円のおつりのはずが、502円返ってくる。


あとから気が付いたが、6月14日から、袋を断ると2円がキャッシュバックという制度が付いたらしい。



・・・・なんか2円のために袋を断ったと思われるのもしゃくだが、まぁいいか。とか思う

目の前に募金箱があればきっと入れていただろう。
あくまでも、深夜で客が少なかったらの話だ。

周りに人がいる中で、募金箱にお金を入れるような行為は、なかなかできない。

みんなもそうだろうか?

本当は、街中で真昼間にゴミ拾いをして歩くのもそんなに好きではない。

誰も見ていないところで、こそっと拾って捨てる事の方が多いし、好きだ。

俺は、他の人が知らない、自分のいいところを知っている感?よくわからんが、

ただ、人前でもやることが周りの人のためになるなら、それも自分に鞭打ってやっていこうと思うが。

まぁいいや。
その店で進めていたマイバック推進のビラに聞いたことのあるハチドリの話が一緒に書いてありました。

『南アフリカの先住民に伝わるハチドリの物語』
森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリンキンディという名のハチドリだけはいったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことしていったい何になるんだ」といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私にできることをしているだけ」


う~ん・・・そう、そうなんだけど、いい話なんだけど、なんかオカシイ。

最近100円で買った本にもこんな言葉が書いてありました。

『たいしたことができないからといって何もしないのは、何かやって失敗するよりもずっと重大なあやまちです』(地球を救うかんたんな50の方法:講談社)


たしかに、そうなんだけど、なんかチョット違う。ハチドリの話も、この言葉も同じようなことを言っていますが、なんかしっくりとこない表現です。

じゃあ自分にできることって何でしょう?
ハチドリは、本当に一滴の水を運ぶだけが自分にできることだったのか?

今回の牛乳の買い物で思ったことはこういうことです。
故、松下電器の創設者、松下幸之助の言葉で
『10%よりも、50%のコストダウンの方がうまくいくことがある』

もう一度、考えて見ましょう。
ハチドリは森全体の火を消そうと身近なところから一滴ずつ落として消そうとしました。
それが最善の方法だったのでしょうか?

本気で火を消そうと思ったら、一滴ずつの水では無理な事ぐらい誰だってわかります。

だったらどうすればいいか?
僕がハチドリなら、他の動物、もしくは消防士に協力を要請します。

いわゆる『センターピン理論です』
自分にできる身近なことからといって、10本あるピンを一本ずつ倒していたのでは、10回も必要ですが、ピンの本質を捉えセンターのピンを他のピンに絡めるように一本倒せば。一回ですみ、他の全てが倒れます。


「私は私にできることをしているだけ」
は、もちろん素晴らしい心構えでしょうが、それで、一滴ずつしか運ばないのは、本気で消す気がないか、可愛そうなほどの馬鹿かのどちらかでしょう。
【その行動の先に、他の動物達の同情を誘い、協力してもらうという狙いがあったのなら別ですが・・】

『たいしたことができないからといって何もしないのは、何かやって失敗するよりもずっと重大なあやまちです』

”何かする”とは、”とにかく動く”だけのことではありません。その前にじっくり学び、考え、本質を見極める。

”学生”というのはそんな期間でもあるのではないでしょうか?
牛乳を買うついでに、色々なことを考えさせられました。