B&B&B

回り道を全力疾走

人は、理解できないものを軽視する

2007-06-06 21:37:18 | 未分類
手巻き寿司パーティをしました。

思えばうちのインターナショナルハウスは、二週間に一回は必ず何かしらパーティをしています。

パーティといっても経済的で、それぞれ200~500円出し合うだけで、美味しい食材が買え、一人でご飯を作って食べるよりも、食べ残しも少なく、環境にもお財布にも優しいのがいいですね。

『お弁当の日』と目的は違えど、同じような効果があります。

そういえば、今日は、授業とパーティの合間に、他大学に行って、スーダンについての講演会に行って来ました。

ここでは、僕が先々週言いたかった事の約2割のことが、言われていて、色々と思うところがありましたが、想像以上に部族、民俗、文化の壁が大きいようでした。

『もっと私達の自主性にまかせてもらいたい』というスーダン政府の方の言葉に現在の援助のあり方についていろいろと考えさせられました。

企業の経営者なんかはあまりNPOに対しての批判というのは聞いた事ないですが、NPOからの企業に対しての批判というのはちょくちょく聞きます。

では、NPOがいいかというとそうでもなく、所詮非営利が良いと思っている人、利潤を卑しく思う人は、結局、金銭的な問題で苦労しています。

『人は、理解できないものを軽視する』とは、よく言ったものです。

僕も今日は、アボガド寿司を軽視していました。


今日は、手巻き寿司パーティだというのは、最初に言ったとおりですが、

ここは、日本ではない、アイハウス。

もちろん、普通の手巻き寿司なんかは食べられません。

タバスコ、とマヨネーズ、しょうゆを混ぜたソースを作り、

アボガドも入れます。

エビチリも具の中に入っています。

もちろん、日本の威厳を守るため、玉子焼き、きゅうり、お刺身もありますが、

そのほかにも、マグロツナ、サーモンツナ、かにかま、レタス、味噌スープ。

本当に豪華な食材でした。


この中で、僕が一番ないな、と思ったのが、やはりエビチリとアボガドでした。



が、食べてみると、かなり美味しい。


すし飯とのコラボがなんともいえない味わいとなっていました。

恐るべし、アイハウス文化!?

ただ、もともとの日本の味もちゃんと彼らは知っているのかな?
と少し疑問の念もあります。

この間なんかは、韓国の冷麺、日本のそうめんをレンジで温めて食べてたし、

温めたら、冷麺にならないじゃん!!って言っても、温かいほうが美味しいでしょ?っておい。って感じです。

実際に温めた冷麺を食べた事ないのでなんとも言えないですが、
そこら辺のところを柔軟に対応するのがなかなか難しいところでもあります。