地球一周分の男の友情？

時刻は朝の八時半。

シュウカツセミナーに行くために身支度を整えていた。


プルルルル



俺の携帯が鳴る



番号通知不可



非通知ではなく、番号が表示されないのは珍しい。

もしかしたらリクルーターか？


そう思いながら電話をとった


『ＨＥＹ！ＴＡＫＡ？』

？？？


俺をＴＡＫＡと呼び捨てにする人は世界中でも限られる。

日本人なら、けんさんかてっぺいさんだけ

あとはアイハウスで一緒に暮らした留学生



常識のなさと声から判断して相手がアンドリューだと分かった。


おうアンドリュー、どうした？今どこにいるの？

今はアメリカだよ


どおりで通知不可なわけだ。ってか国際電話って電話代は折半じゃなかったっけか？

とか思いつつ、お互いの近況を報告しあった。

それにしてもアンドリューは空気読めないけど、行動力は尊敬する。

とりわけ用もないのに一年間会っていない外国人の友達に電話をする勇気。

俺にはないです。

どうして電話したの？と聞けば、

いや、ただＴＡＫＡ元気かなって思って。と


俺はあんたの恋人か！




しかし自分にはない価値観に出会えたとき、この上なく嬉しい。

彼の持つ天性の鈍感力
俺の敏感力を派生させて作っている鈍感力


もっと本家を見習わなきゃな…。


今月の通信費をみるのが恐い。

時差８時間。只今遠距離恋愛中

一週間ほど前からかみさんはヨーロッパ遠征に行っております。

通信料が高いので一日一通が原則です。

今、ヨーロッパはストライキが多く、予定通り帰って来れるかが心配ですが、今のところ無事に満喫できているようです。

僕ものんびりとシュウカツライフを満喫しております。


そういえば、最近読んだ面白い本をご紹介しましょう。


就活生なら『７つの習慣』や『人を動かす』『金持ち父さん』『松下幸之助』『本田宗一郎』といった代表的な本が人気ですが、

最近私がつい手に取って買ってしまったのが『売春論』『チャレンジする女性たち』『Ａ型夫とＢ型妻』とかいった本です。


これがあれば就活に直結するはず。


自分の色を見せるのに、人と同じことをしていては意味がない。



そういえば、最近おナラがクサい。
動物性たんぱく質のとり過ぎかなぁ…

ウワベだけ一期一会

シュウカツをしていると毎日色々な人と会い話す。

だいたい、大学名、志望業界、地元はどこ？、選考進んでる？
くらいのありきたりな事しか話さない。


ただ、浮気ものの私は、人が受けると聞いた企業はほぼエントリーしていった。

ただのビビリか、好奇心か。


待合室やセミナーでよくみかける就活生らしい就活生をみると感心する


背筋を伸ばして、手は膝の上。話を聞いた企業についてしっかり一冊のノートにまとめている。


私は、そんなことはしない。メモはもらった企業のパンフレットの裏にでもしておけばいい。本当に心に残ることならメモする必要すらない。どうでもいいことは忘れやすいからメモするのだ。
つまらない話なら背もたれに寄り掛かって座り、寝る事だってあった。
でも質問は不思議と湧き上がってくるので発言は多い。


私が次の世代に就活について話すときは、反面教師として話そうと予定している。


皆が私のような就活をしてしまえばメチャクチャになるからだ。


異端児は小数派だから意味がある。


変わり者が過半数を占めたら、もはやそれは変わり者でなくなるように


君は異端児でありたいんだろ？


ベンチャーの社長に言われた。


だったらうちにこないか？



ごめんこうむります。


異端児の私が異端児だらけの会社に入ったら私の異端児らしさが埋もれてしまう。


個人での異端児はよくても、組織での異端児には興味が湧かない。


だから私は普通の大企業に入りたい。


それが許される企業を探すために業界横断をしながら人よりも一つでも多くの企業の選考を受けている。


私を一番高い値で買ってくれるのはどこだろう。

ある意味、就活は労働力のオークションだ。

体を多忙に、心に余裕を

就活ごときでキツイと言っている人が心配だ。

社会人になれば就活の数倍キツイはずだから。


最近は就活に対しての不安が薄れてきた。

自分のスタイルで就活を進めている。


先輩やマニュアルから聞いた教科書通りの就活は俺には合わなかった。


自分に自信があるからこそできる自分道。


自分自身、こんな奴を部下に持ちたくないと思う。一方で、こんな奴を上司にしたら楽しそう。



これから決まる俺の内定先。いい意味でも、悪い意味でも期待を裏切りそうで申し訳ない

空気の無いタイヤ

バイト先に行こうとしたら自転車に空気が無かった。


明らかにパンクさせられている。

この2年間でもうすでに４回ほど自転車屋さんのお世話になっている。


またか…。


まぁ置き自転車だから仕方がない。バイト以外の日は使わないからな。

今日、初めての最終面接があった。
最後に少し会長の経営方針に対して非難した事を気にしてなければ確実に通っているはずだ


今のところＥＳの通過率は５０％

全て大企業だ。


もうベンチャーにも中小にも興味がない。

やはり金銭的余裕と知名度があるぶん、大企業の方のほうが楽しそうに仕事をしているように見える。


金の余裕は心の余裕か…。


全てを犠牲にして金を稼ぐために起業するとしたら、俺は戦をビジネスとした手段をとる。


仕事は社会貢献だと理想論には聞き飽きた。
社会貢献をするためにどれだけの犠牲を払っているのだろう。

平和のための戦争という矛盾と同じ考えだ。

争いが憎しみを生み、表面上の平和の中でも憎悪が燻っている。


ビジネスは、誰かの犠牲というベースの上で行われている。そしてその上に社会貢献という綺麗事で多い隠している。


綺麗事と共に罪悪感も背負って働いてもらいたい。




　　えらそごとだ