がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

良き人との出会い

2018-12-01 19:56:51 | 日記
きっかけは困ったこと、でした

お隣の木が伸び放題で、うちの電気の引込み線とか光回線とかに引っかかり、
重さでたるんでいる。


お隣は

亡くなってしまったんですね。
東京から越してきた一人暮らしのおじいさまで、大変気があって仲良しでした。
広い庭には四季折々、亡くなった奥さまの仏壇に花を生けたいから、といろいろな低木が植えられていました。
塀越しに花をくださった。
足が弱くなってからは電話をくれて「花を切りにいらっしゃい」と。

牧野富太郎の植物図鑑を子供たちが見せてもらいに行ったり(おかず運んで帰ってこない)
彼も元気な頃は富ヶ谷のダックワースや、聘珍楼の肉まんをお土産に買ってきたり。

理想の老い方でした。

大きなベランダで海を眺めながら夕方缶ビールを飲んでいる姿を元気な頃は毎日見たものです。

ダンディな方でした。


この頃、お孫さんが住んでいる

特に挨拶もなく、若い人だから、関わりたくないならほっておこうと思って。
でも、明かりが見えるということは心が安らぐ。


電線に関わる伐採は東電がしてくれると知った

あ、じゃ、やってもらお〜〜

自分じゃきれないし、相手に切ってもらうのもどう切り出せばいいかわからなかった。


東電は相手の了解を取ってくれという

これなら簡単よ。
隣といっても塀を乗り越えればすぐだが坂を下り、坂をあがりトコトコ行く。

若い女性が出て来て要件を話す。

とても好印象な女性で私の心が温かくなった。


植物、花が好きなつながりなんだろう



ナチュラリストは中には排他的な傾向がある人も見かけるがそれも仕方ないかもしれないけど
彼女は花を中心に生きている人なので、実に穏やか。

良き隣人を得たようだ。


こうしてみると全てが良かったと思う

庭に実のなる木(なつめ、ざくろ、イチジク、甘柿、渋柿)があった。
当時東京の中野なんてそんなもんよ。
全部祖母が植えたものだった。
植物とともに暮らし、たくさん図鑑を与えてもらったのでたくさんの植物を知り、
見たこともない植物を実際に見ると感動し。

なんの勉強もせず、小学校くらいは理科はしってる!知ってる!楽しい!楽しい!
こんな楽しい教科があるんか、と思ったもんだった。


生花は厳しかった、すごく

とてもお金もかかる。
私は平面では一ミリまで感覚の違いはわかるのだが(印刷屋の娘)
立体構成力は皆無だった。

一つ一つの少ない花材から季節感、躍動感。
意図する花の表し方を作るのは超大変でした。

娘の方が筋が良かったみたい。

海外に渡って、日本の生け花、日本食の店をしてヨットで暮らしたいなあという夢があったんですよ。
ま、機会は多くあったのですが、母を捨てられなかった。



厳しいところをくぐり抜けるとアレンジメントは簡単

こういうことっていっぱいありませんか?

長く離れていた保育職に戻れたのって、都会の厳しくて厳しいところで頑張ってきたから田舎で切実さが低い中で対応できるのかもしれません。


でも疲れ果てていますが

金曜日の夜は元気になったなあ、とか思うんですが、
心をざわつかせる案件など職場では降ってきて、知らん顔しようと決意しても気がつくとどうしようか考えて、ソファで寝ちゃうんですよね。


今日は長文で自分を喋りました

電力会社は速攻きてくれます!
下請けなのかなあ。
タダでやってくれたのでこういうサービスはご利用くださいませ。

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