がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

心って厄介、自己管理できませんわ

2018-10-05 20:45:09 | 楽に生きる
心ってムヅカシイ生き物だと思う

勝手に走り出したり、
若い頃は特に私を支配し、いくら言いきかせても土壇場で暴走するし。

がんになってからは穏やかなものが底を流れるようになった。
がんも悪いことばかりじゃない。

でもまだ全然コントロールなんかできないわ。


イラストで



絶対に伝わらない笑いなんだけど。

通勤途中バス停に毎朝いる年齢不詳だが60過ぎと推測。
姿勢が良くて「立っています」っていう感じで、足を広げきっちり立っている。
前だけ見て動かない。
ここ数年で動いてる姿は一回しか見たことがないもん。
早めに家を出た日、バス停に歩く彼女だった。

なんか、誰かに似てるなあ、と一瞬思う。
で、すぐ忘れる。

その日の車の中は懐かしいニールヤングが。
声が変で蓄膿症みたいなんですが、10代の頃好きになりました。
心の中の孤独感が、独特の細い線で描かれている。

なつかしくて、一緒に歌っていた。

ふと見ると意思的おばさんがバス停にいた。

ニールヤングに似てたんだ!
謎が解けた。

ニールヤング見ながらニールヤング聞いていることがむちゃくちゃ可笑しくて可笑しくて、
一人箸が転がっても可笑しい状態になってしまった。

自分で見つけたおかしさは人とは強要できないから、ずっと心にいて、ちょっとしたことを笑いに転化する能力が豊かになり、
笑いは降ってきたら大事にとっておこうと思う。

でも伝わってないよね。


わけもなくくる悲しみ感

今日も仕事はできるだけした。
明日はこれをしよう、と言う自己反省からの翌日計画もできている。ま、漠然だけど。
漠然感じをメモる、話し合うだけだけど。

こんなにサクサク行くのは今が最高なのだ。

ただいま、って鍵を開けて気がつく。

訳なき悲しさが心に降ってくる。

疲れるとそうなるみたい。

理由がそれじゃ考えても仕方ない。


この厄介な生き物と共に生きる

幾つになってもこれが生きて行くことだと思って頑張る。

そういえば大声で泣いたとかはもうないなあ。
子供が泣くのを見ていると、不快の感情がマックスになると動物のように声をあげてなく。
泣くという行為で疲れて忘れる。

いいものだ。

人間の野生、
寝るときにトントンしたり、揺すってやる。
即寝る。

動物だった時代の名残か。
巣を移る時など移動中揺れると子供の動物は速攻寝る。
暴れたり泣いたりすると危険が伴う。

そうっと規則的に揺すると子供はすぐ寝る。


泣くというのは親を呼ぶサインだ。
子ども時代を過ぎてもまだ泣くという行為は残されている。

嬉しくても泣くし、概して泣かなくなった。
大人になっちゃった?

いつだって自分の気持ちが暖かければなんでも出来る。

でも、がんになった時は心の緊急バッテリー的なものを使って生きた。

あんなに空白な心を味わったことはない。

からりと心が空いた。気持ちよいほど。

よくわからない空っぽの心に色々栄養を与えて
これからを生きないといけないのか

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