がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

怒ってばっかの自分にお疲れなのです

2018-05-19 22:00:41 | 心のリハビリ
怒りんぼふーみんでした

喜怒哀楽の感情の中で激しく揺れ動くことも少なくなってきていたのですが、
が超クローズアップでございました。

こんな感じです。




アヒルママを怒ってしまう

嫌いな方なので、距離を置き、やるべきことをしているつもりだった。
私には非礼が普通だが、ホームでわがまま放題の姿に注意をする。
いつものことだが「はい」なんて絶対言ったことはなく、
「転ばぬ先の杖〜〜〜」などと職員さんの前で杖を振り回す。
これってボケる前からそうだった、恥ずかしい。

いつものように食事に行き、いるものを買い、
今回はドコモショップに行き、機種変の際に入っていたいらないオプションサービスの解約などをする。
アヒルママは携帯にPWがある事とか理解できない。
ずいぶん昔に買ったのだが、毎回私が手続きをする。
ショップで「膝掛けどうぞ」と書いてあるのを見て
「膝掛けくれるんだ」とアヒルママがいい、倒れそうになってしまう。
「お使いくださいって普通は考えるでしょ」冷ややかにいう。



ずっと心に蓋をしていたが、怒っていることを伝えてしまった

認知症の母をホームに入れるまでには伯母、娘の援護射撃のもと色々な人の協力でやっとできた。
いつものことだが「違うところに入りたい」という。

家に帰ってきて距離をおけば、そういう人だったな、前から、と思える。

母に「無理だよ、色々調べたけど」と冷ややかに情報を伝えながら
「またどこいっても不平不満がでるよ。」
誰がこんな奴の心に寄り添うんだい、とはらわたが煮えくり返りながら怒りの持って行き場がない。

母が洗濯物を出さず、臭くなっていることをすごく怒ってしまった。
毎回言うのだが、全然出していない。
鬼のような子だ。
きつく怒ってしまった。


友達にもムッとしてしまった

このかた、天然物なところのある人で、いつも失礼なことを悪意なく言うんだが。
いつも許せていたんだよ。
「地震が来たら、ふーみんは子ども助けるより『誰か私を助けて』って言わないといけないわねえ」
なんて言われてもスルーしてこれたんだ。

元気じゃないって見えるとあっちから指摘し、病院帰りだと言って。
仕事が続けられるかわからないが、頑張っているんだ、と言った。

「元気が一番よ」
「だから、困ってるんだってば」
旦那さん、奥様を止めようとしている。
「色々あるけど、元気なら超えられるから」「元気が一番よ」
「だから、困ってるの」
旦那さんが友達を引っ張っていく。

なんなんだろう。

ああ言う感性なら長生きできるよ。
自分の基準での言葉だったんだろう。
自己中は大事なことかもしれない。


怒っている間に

たくさんの援軍が来てくれてセールボートは油壺で船底を塗り替え帰って来た。
ありがたいことだ。

体調がダメダメで働いていると、帰宅後バタンキューになる。
それでもきついと、仕事中体が動かなくなり、昼に「ちょっと5分」と横になる。
休むとスッキリではなく、「ちょっと5分」が30分になり、横になる前よりだるくなる。
こんな体でいい考えも思い浮かばない、が、この体しか持っていない。

が、短期の病気はこじらせても治り出すと日一日楽になる。
ここがいいところだ。

怒っているのはこの体調ゆえなのか、
はたまた、アヒル母への封印していた思いが溢れた故のことなのか、わからない。

私にこんな激しい感情がまだあったんだと驚いている。
で、勝手に疲れているんだから、馬鹿だね。


普通の感性でいきましょ

普通って中庸、normal、異常なし。
嵐の日もあっても自分で嫌じゃないものに戻すことかな。
何かのせいにしないで今からを参りませんと。

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