がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

がんファイターだが、後遺症あっても働ける。労働と療養の間で揺れる。

2013-08-11 17:36:06 | 食道がん術後
暑さで睡眠不足
贅沢な話だが、エアコンがうるさく感じて眠れない。
夜になっても30℃あるなんて滅多にないこと。
エアコンの音を聞くと、起きだして何かしたい気持ちになる。

夢で倒れた。
足元がふらつき、壁に掴まると壁中が結露でべったり濡れていてどおんと倒れてしまった。
血を流して倒れる夢で、現実かと思った。
朝、異状がないことを確認するくらいリアルな夢だった。

ものすごくつかれた~

結局明け方エアコンを消して28℃の涼しくない大気を窓から入れて熟睡する。


今日も海霧が包む






海から霧が目に見えて流れてくる。
猛暑に寄る現象。


本当に今がんと戦う人
その意識を忘れることがある。
忘れたいのかもしれない。
逃げられないことはわかっているけど。

なおりたい一心でいろいろなことを試みた。
ブログでもけっこう多くの人がいろいろ本を読んだりして生活を変えたりしているのを読む。

私も昨夏(術前)、生活全部がん治療というような感じだった。
にんじんジュースをのみ、温熱療法、長風呂をし、レイシを煎じ、ビタミンCを大量にのみ、
タンパク質をたくさん摂った。
(ゲルソン療法を私は支持しなかった。がん細胞がタンパク質を奪うのでたくさん摂取したがそれでも筋肉は落ちた)
サプリメントもお腹がいっぱいになるくらい、アメリカから輸入したものを食べた。
(日本のは高すぎて薄すぎる)
そこにはなおりたい祈りのような統一感があった。

職場復帰するとそんな生活は出来ない。
職場にもじゅうぶんに戦力化していない。
私は働きたい。
働くと忙しいからどうもいろいろ忘れがちになってしまう。


再発の場合と再発しなかった場合を考えたら、働かないと困るのだ、新たな闘い
経済性。
長生きするかもしれない、この弱いからだで。
そこにターゲットをあわせていかないと。
まずは働きたい。
私のなかにはそういう強い思いがある。

ピアノの陰ではあはあ冷や汗をかいてダンピングをやり過ごしたり、
働ける状態じゃないにしても働き始めれば人は働けるようになって行く。
やるぞという強い思いがある。

働かなくちゃ食べてはいけないんだと、働いているからものを買えるんだという思いでずっと働いて来た。
働くとは私というわがままと世の中との擦り合わせで、本当の意味で世間を知ることにもなっている。

がんを口実にゆるゆるしたくないのだ。
よくいえないが、そうしたら怠け者の私は自分だけ特別だとあぐらをかきそう。
本当に今、痛みと戦っている人とは違うステージを戦わないといけないと思う。
そして誰もがいい時間、心の楽しみを常にもたねばならぬと思う。

一年、少し変わったと思う。


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村