2月23日、日曜日の朝は、
利用するつもりでいたJR京浜東北線(横浜駅で湘南新宿ラインに乗り換え)の脱線事故
のニュースで始まりました。
別のルート(みなとみらい線~渋谷経由)でもマラソン会場には行けたので、モンダイはないのですが、
(こちらのほうが、時間はかかる代わりに座って行けるというメリットもあったのですが)
初っぱなから予定変更です。。
新宿駅に着いて、たくさんの人の流れに飲み込まれながら、
都庁付近のスタート会場に向かいます。

「手荷物預り」が
スタート地点への入り口になっています。
ここから先は、ランナー以外はシャットアウト。
レース用の身支度をした夫。
とても寒いです。
行ってらっしゃい~
頑張って~
スタートブロックに向かう夫を見送って、私は、応援のために移動です。
この時間帯の都庁周辺。↓
スタート地点に向かう選手たち、応援場所をさがす家族や仲間たち。
進むのも戻るのも大変な状況。。。

とにかく3万人のランナーとその数倍の観客が参加するイベントなので、
この後フィニッシュ地点までお目当てのランナーと会えず終い・・という方もたくさんおられるほどです。
これまでに何度か応援に来て、夫を見つけられず失敗した私。
今回は、スタートブロック(夫はG)の脇へ出るルートを調べておきました。
目的の場所に向かうのに、あちこちの通路がランナー以外通行止め
になっていたりして、遠回り。
ちょっと脇の道はこんなふうにガラ~ンとしていて、これで間違ってないのかしら?と不安になります。


あ、コーギーちゃんですね
応援なのかな~?
散々歩いて、
やっと出ましたよ、ランナー達の整列しているスタートブロックです。

AからKまで各ブロックに、
予想タイム順に選手たちは並んでスタートします。
AからEまでの速いランクは、
先の方の道を曲がったず~っと先なので全然見えません
此処にいると、レースのスタート地点での観戦は間に合わないのですが、
行ったところで、もう大変な数のランナーがどどど~と駆け抜けてゆくので、
特定の誰かを見つけるのは、まず不可能。
なので、スタートブロックで待機中のところでエールを送る作戦なのです。
この大集団の、どこに夫が~~?


前回は、せっかくブロックに来てもこの大集団の中の夫を見つけられなかったのですが、
今回は夫がスマホを持っているのでメールで連絡。
ちゃんと見つけられました

シンシンと冷える中、
ランナー達は整列したまま、
ずっと待ち続けます。
ストレッチしたぐらいでは
身体は温まりません。
カイロを持たせるべきだったかしら~?
スタート前のセレモニーが始まっているようで、
前方の大型モニターに開会式の様子が映し出され、
スピーカーからスピーチが聞こえてきます。

やがて、合図の号砲が聞こえ、
紙吹雪?が宙を舞いました。


いよいよ、スタート
頑張ってね~
無理しないでね~
・・・と、ここまでは、
まあまあ守備よく?推移していたのですが~
これから先は(って、まだ始まったばかりなのに)
ランナーの練習不足&応援者の準備不足で、
さえない成り行きになるのであります。
スタート会場を後にして都庁から新宿駅へ向かう途中、
私はスープストックトーキョーで休憩。

寒かったし、
ずっと立ち続けだったもの。
温まりながら、この後の作戦を。
夫と申し合わせた応援地点は、
いつもの京橋(22キロ付近)のみ。
以前職場の入っていたビルの前で、
何も言わなくてもここでは見つけられるという場所です。
でもうまく動けばもっと何回か会えるはず。
頼りになるのが、これ。
ランナー受付のときにいただいた折り畳み式の
「メトロでおっかけ 応援団 2014」

マラソンのコース、応援ポイント、最寄駅の出入り口案内、通過予想タイムetcが書かれたルートマップです。
(もっと早くから読めばいいものを、今頃になって初めてちゃんと開いてみたのでした。)
よし、まずは丸ノ内線~銀座線で新橋へ。
11キロ付近と20キロ付近の通過地点になっている西新橋の交差点を目指しました。

目的地に着いてみると、沿道には既にたくさんの人・人・人。
私も隙間に割り込んで、観戦です。
今年もやっぱり思い思いの扮装をしたランナーがたくさん。




肝心の夫は・・・
応援でルートマップ以上に貴重なのが、これ。
スマホで検索する「ランナーアップデート」。

ランナーのナンバーを入力すると、
5キロごとの通過時刻とタップタイムが表示されます。

応援するランナーがだいたいどのあたりを走っているのか、
まだこれから来るのかもう通過した後なのか・・
が分かるのですが、
実際に通過してからデータが反映されるまで、どうしてもタイムラグが生じます。
夫の10キロ地点の通過タイムが出たので、ちょうど良いタイミングだと、カメラを構えて待ち続けます。
が・・ちっとも姿が見えない。
おかしい。これは、もう通り過ぎた.あとかもしれない。
ならば、道路の向かい側で20キロの通過を待った方がいいかも。
と、レース中の道路は横断禁止なので地下通路を通って反対側の沿道に行く。
しばらく観ているうちに気が付く。
ここが20キロだから、通過を見届けてから移動したら22キロの京橋が間に合わなくなる。。
で、新橋はあきらめて、再び地下鉄に乗って京橋に向かいました。
(あとで確認すると、タッチの差ですれ違っていたようです。)

京橋駅に到着。
22キロ付近と34キロ付近、ここも2回通過です。
この辺りは地理にも明るいし、毎年ここで応援しているし、気分的にも余裕でした。
が、スマホを何度も確認するのですが、
夫の「20キロ通過」どころか「15キロ通過」の表示も一向にでてきません。
あれれ?
やっぱり足が痛くなって歩いているのかしら?
まさか、棄権なんかしていないよね~。
夫がなかなか来ないので、ここでも扮装のランナー達をパチパチと。




ようやく15キロ通過

← たくさんの扮装ランナーの中でも
特に目を引いたのが
このボリューム感たっぷりの
キラキラの方でした。
写真を写したり、
目を凝らしてランナーを探したり、
スマホのアップデートも確認しなければいけないし・・
待つのもけっこう.忙しいです。
やがて
20キロ通過の表示が現れ、夫が姿を現しました。
そんなに調子が悪い様子でもありません。
途中でトイレに行っていて遅れてしまったそうで、
足は大丈夫だとのこと。
腕に巻いたスマホが重いと言って取り外し、私に預けました。
用意していたアミノバイタルのゼリー飲料を手渡すと
その場で飲み干して、そしてレースに戻っていきました。
頑張って~
と見送ってから、
ハタと気が付きました。
写真を撮り忘れた~
で、大慌てでカメラを向けて写したこれが、
今回の東京マラソンで夫が走っているところが写っているたった1枚の写真です。

よし、この次、折り返して戻ってきたらリベンジだ~
と沿道でカメラ片手に待ち続けたのですが、
やはり夫はなかなか姿を現しません。
仕方なく、扮装ランナーを写したりしながら待ち続けます。






それにしても、遅い。遅すぎる。
とスマホのアップデートチェックを確認した私の目に飛び込んできたのは
35キロ通過のタイム表示。
え~~っ
もう通り過ぎた~
いつの間に~~
ずっとランナーたちを観ていたつもりなのに、いつの間にか夫は通過した後だったのです。
次はフィニッシュ地点の有明です。
ここから8キロぐらいしかないのに、その間に私は地下鉄・有楽町線~ゆりかもめと乗り換えて移動しなければなりません。
駅も電車も応援の家族連れで大混雑。
間に合うかしら~?

ホームを間違えたり、違う出口に出てしまったりして、
係員に道を尋ねながらようやくフィニッシュ地点の展示場前に到着。
急いでいるのに人がいっぱいで思うように進めません。



遠回りをしてぐるぐる歩き、
ビッグサイトへの入場には、金属探知機?のゲートをくぐる手荷物検査までありました。
建物内の展示場が、走り終えたランナーを応援者が迎える「待合わせスペース」になっています。
広~~~~い待合わせスペースには、目印になるように数字のついたバルーンがいくつも掲げられているのですが、
夫と何番のバルーンなどと打ち合わせを全くしていませんでした。
それに、こともあろうに、夫のスマホを私が持ってしまっているので、互いの場所の連絡もできません。
これは、出てくるランナーの通り道に陣取って、目を凝らして探すしかないと覚悟を決めました。
ランナーアップデートでフィニッシュタイムをチェックしながら数10分待って、
やっと夫と出会えました。
お疲れ様~。
タイムは、ネットで5時間半近く。
途中トイレに3回も行ったそうで、20分以上損をしたと夫。
それをさしひいても正味5時間以上かかってしまった今回のフルマラソンでした。
救いは、ゆっくりだけれども「一度も歩かなかった」ことかもしれません。
ま、無事に完走できて、良かったです。
応援&ご心配いただいたみなさま、ありがとうございました。
もしまた夫が出場できる機会があれば、この次はもっとうまく動いて応援できると思うのですが~
↓ の先日の日記では、完走メダルのりぼんが青っぽく写っていますが、
実際は、きれいな紫色です。

利用するつもりでいたJR京浜東北線(横浜駅で湘南新宿ラインに乗り換え)の脱線事故

別のルート(みなとみらい線~渋谷経由)でもマラソン会場には行けたので、モンダイはないのですが、
(こちらのほうが、時間はかかる代わりに座って行けるというメリットもあったのですが)
初っぱなから予定変更です。。

新宿駅に着いて、たくさんの人の流れに飲み込まれながら、
都庁付近のスタート会場に向かいます。

「手荷物預り」が
スタート地点への入り口になっています。
ここから先は、ランナー以外はシャットアウト。
レース用の身支度をした夫。
とても寒いです。

行ってらっしゃい~
頑張って~

スタートブロックに向かう夫を見送って、私は、応援のために移動です。
この時間帯の都庁周辺。↓
スタート地点に向かう選手たち、応援場所をさがす家族や仲間たち。
進むのも戻るのも大変な状況。。。

とにかく3万人のランナーとその数倍の観客が参加するイベントなので、
この後フィニッシュ地点までお目当てのランナーと会えず終い・・という方もたくさんおられるほどです。
これまでに何度か応援に来て、夫を見つけられず失敗した私。
今回は、スタートブロック(夫はG)の脇へ出るルートを調べておきました。
目的の場所に向かうのに、あちこちの通路がランナー以外通行止め

ちょっと脇の道はこんなふうにガラ~ンとしていて、これで間違ってないのかしら?と不安になります。


あ、コーギーちゃんですね

応援なのかな~?
散々歩いて、
やっと出ましたよ、ランナー達の整列しているスタートブロックです。

AからKまで各ブロックに、
予想タイム順に選手たちは並んでスタートします。
AからEまでの速いランクは、
先の方の道を曲がったず~っと先なので全然見えません

此処にいると、レースのスタート地点での観戦は間に合わないのですが、
行ったところで、もう大変な数のランナーがどどど~と駆け抜けてゆくので、
特定の誰かを見つけるのは、まず不可能。
なので、スタートブロックで待機中のところでエールを送る作戦なのです。
この大集団の、どこに夫が~~?



前回は、せっかくブロックに来てもこの大集団の中の夫を見つけられなかったのですが、
今回は夫がスマホを持っているのでメールで連絡。

ちゃんと見つけられました


シンシンと冷える中、
ランナー達は整列したまま、
ずっと待ち続けます。
ストレッチしたぐらいでは
身体は温まりません。
カイロを持たせるべきだったかしら~?
スタート前のセレモニーが始まっているようで、
前方の大型モニターに開会式の様子が映し出され、
スピーカーからスピーチが聞こえてきます。

やがて、合図の号砲が聞こえ、
紙吹雪?が宙を舞いました。


いよいよ、スタート

頑張ってね~
無理しないでね~
・・・と、ここまでは、
まあまあ守備よく?推移していたのですが~
これから先は(って、まだ始まったばかりなのに)
ランナーの練習不足&応援者の準備不足で、
さえない成り行きになるのであります。
スタート会場を後にして都庁から新宿駅へ向かう途中、
私はスープストックトーキョーで休憩。

寒かったし、
ずっと立ち続けだったもの。
温まりながら、この後の作戦を。
夫と申し合わせた応援地点は、
いつもの京橋(22キロ付近)のみ。
以前職場の入っていたビルの前で、
何も言わなくてもここでは見つけられるという場所です。
でもうまく動けばもっと何回か会えるはず。
頼りになるのが、これ。
ランナー受付のときにいただいた折り畳み式の
「メトロでおっかけ 応援団 2014」

マラソンのコース、応援ポイント、最寄駅の出入り口案内、通過予想タイムetcが書かれたルートマップです。
(もっと早くから読めばいいものを、今頃になって初めてちゃんと開いてみたのでした。)
よし、まずは丸ノ内線~銀座線で新橋へ。
11キロ付近と20キロ付近の通過地点になっている西新橋の交差点を目指しました。

目的地に着いてみると、沿道には既にたくさんの人・人・人。
私も隙間に割り込んで、観戦です。
今年もやっぱり思い思いの扮装をしたランナーがたくさん。




肝心の夫は・・・

応援でルートマップ以上に貴重なのが、これ。
スマホで検索する「ランナーアップデート」。

ランナーのナンバーを入力すると、
5キロごとの通過時刻とタップタイムが表示されます。


応援するランナーがだいたいどのあたりを走っているのか、
まだこれから来るのかもう通過した後なのか・・
が分かるのですが、
実際に通過してからデータが反映されるまで、どうしてもタイムラグが生じます。

夫の10キロ地点の通過タイムが出たので、ちょうど良いタイミングだと、カメラを構えて待ち続けます。
が・・ちっとも姿が見えない。
おかしい。これは、もう通り過ぎた.あとかもしれない。
ならば、道路の向かい側で20キロの通過を待った方がいいかも。
と、レース中の道路は横断禁止なので地下通路を通って反対側の沿道に行く。
しばらく観ているうちに気が付く。
ここが20キロだから、通過を見届けてから移動したら22キロの京橋が間に合わなくなる。。

で、新橋はあきらめて、再び地下鉄に乗って京橋に向かいました。
(あとで確認すると、タッチの差ですれ違っていたようです。)

京橋駅に到着。
22キロ付近と34キロ付近、ここも2回通過です。
この辺りは地理にも明るいし、毎年ここで応援しているし、気分的にも余裕でした。
が、スマホを何度も確認するのですが、
夫の「20キロ通過」どころか「15キロ通過」の表示も一向にでてきません。
あれれ?
やっぱり足が痛くなって歩いているのかしら?
まさか、棄権なんかしていないよね~。
夫がなかなか来ないので、ここでも扮装のランナー達をパチパチと。




ようやく15キロ通過

← たくさんの扮装ランナーの中でも
特に目を引いたのが
このボリューム感たっぷりの
キラキラの方でした。
写真を写したり、

目を凝らしてランナーを探したり、

スマホのアップデートも確認しなければいけないし・・

待つのもけっこう.忙しいです。
やがて
20キロ通過の表示が現れ、夫が姿を現しました。
そんなに調子が悪い様子でもありません。
途中でトイレに行っていて遅れてしまったそうで、
足は大丈夫だとのこと。
腕に巻いたスマホが重いと言って取り外し、私に預けました。
用意していたアミノバイタルのゼリー飲料を手渡すと
その場で飲み干して、そしてレースに戻っていきました。
頑張って~

ハタと気が付きました。
写真を撮り忘れた~

で、大慌てでカメラを向けて写したこれが、
今回の東京マラソンで夫が走っているところが写っているたった1枚の写真です。

よし、この次、折り返して戻ってきたらリベンジだ~
と沿道でカメラ片手に待ち続けたのですが、
やはり夫はなかなか姿を現しません。
仕方なく、扮装ランナーを写したりしながら待ち続けます。






それにしても、遅い。遅すぎる。
とスマホのアップデートチェックを確認した私の目に飛び込んできたのは
35キロ通過のタイム表示。
え~~っ

もう通り過ぎた~

いつの間に~~

ずっとランナーたちを観ていたつもりなのに、いつの間にか夫は通過した後だったのです。
次はフィニッシュ地点の有明です。
ここから8キロぐらいしかないのに、その間に私は地下鉄・有楽町線~ゆりかもめと乗り換えて移動しなければなりません。
駅も電車も応援の家族連れで大混雑。
間に合うかしら~?

ホームを間違えたり、違う出口に出てしまったりして、
係員に道を尋ねながらようやくフィニッシュ地点の展示場前に到着。
急いでいるのに人がいっぱいで思うように進めません。



遠回りをしてぐるぐる歩き、
ビッグサイトへの入場には、金属探知機?のゲートをくぐる手荷物検査までありました。
建物内の展示場が、走り終えたランナーを応援者が迎える「待合わせスペース」になっています。
広~~~~い待合わせスペースには、目印になるように数字のついたバルーンがいくつも掲げられているのですが、
夫と何番のバルーンなどと打ち合わせを全くしていませんでした。
それに、こともあろうに、夫のスマホを私が持ってしまっているので、互いの場所の連絡もできません。
これは、出てくるランナーの通り道に陣取って、目を凝らして探すしかないと覚悟を決めました。
ランナーアップデートでフィニッシュタイムをチェックしながら数10分待って、
やっと夫と出会えました。
お疲れ様~。
タイムは、ネットで5時間半近く。
途中トイレに3回も行ったそうで、20分以上損をしたと夫。
それをさしひいても正味5時間以上かかってしまった今回のフルマラソンでした。
救いは、ゆっくりだけれども「一度も歩かなかった」ことかもしれません。
ま、無事に完走できて、良かったです。
応援&ご心配いただいたみなさま、ありがとうございました。
もしまた夫が出場できる機会があれば、この次はもっとうまく動いて応援できると思うのですが~

↓ の先日の日記では、完走メダルのりぼんが青っぽく写っていますが、
実際は、きれいな紫色です。
