12月7日。
朝(夜中?)2時15分のモーニングコール。
夫は、それなりに眠れたようです。
(ホノルルマラソンのときは、ほとんど寝れませんでした。)
ホテルのボーイさんが届けてくれた
「みの家」のおにぎりのお弁当を食べ、
1階のホテル入り口へ集合して
ツアー仲間とレースの会場へ向かいます。
(事前の話とは違い、送迎が無く、
会場へは30分以上かけて徒歩で向かいました(@_@。)
フルマラソン、ハーフ、10キロの全種目で
参加者は5万人とか。
ものすごい数の選手達が続々とスタート地点に入っていきます。
西洋人、イスラム系の人、
日本人ではないたくさんの東洋人、
とても国際色豊かな大会でした。
夫がスタートして行きました。
シンガポールは今の時期は雨季。
この日の空模様は曇りで
現地の方にとっては「涼しいマラソン日和」だったようですが
明け方でも気温は日本の熱帯夜なみ。
昼間は30度を超えるという気象条件は
日本からの参加者にとってはなかなか厳しいものでした。
7時ごろになると次第にあたりが明るくなり
そして気温も上昇。
同じツアーで来られた応援のご家族とともに
メイン会場の近くで応援。
(ホノルルのときのような応援バスもないので、
選手達が戻ってくるまで、ずっと同じ場所にいました。)
ツアーの中で、ただんひとりハーフに出場された方が
ゴールイン。
予定より30分以上オーバーです。
「暑かった~。
きつかった~。
フルマラソンは大変ですよ~」と。
そういえば
「フル」のほうはスタートからかれこれ3時間を過ぎているのに
ほとんど選手達の姿がありません。
戻ってくるのは、「ハーフ」と「10キロ」の選手ばかり。
歩いている人もたくさんいます。
あれれ?フルマラソンはここを通らないのかな?と思ったほどです。
そのうち、ひとり、ふたりと
白いゼッケンをつけたフルマラソンの選手達が通過して行きましたが
どの顔も真っ赤で、かなり辛そうです。
やはり、暑くて、たいへんなのだ~~~
4時間をかなり経過した頃
ツアーの中でいちばん最初に戻ってこられたのが
最高齢のFさんでした!
Fさんは、今年73歳。
フルマラソン200回、ニューヨークやボストン、パリマラソンなど
海外のレースも多数経験されている凄い人物で
市民ランナーの中ではかなりの有名人らしいです。
今回、私達が参加したツアーは、総勢(たったの)10人。
そのうち半数がランナー、半数が応援でした。
私達と同年輩のご夫婦もいらっしゃって、平均年齢のかなり高いツアーでしたが
いろんなお話が伺えて楽しかったです。
Fさんの後、しばらくして新潟からお一人で参加されていた男性が通過。
しばらくして、同年輩のNさんが通過。
周りにおられた応援のご家族がゴール地点へ移動され
私ひとりに。。。
夫はなかなか戻ってきません。
不安な気持ちになる中
5時間を過ぎる頃に、ついに姿が見えました!
かなり疲れている様子。
「あ~、だめだ」とかなんとか言ってます。
これまでのどのレースより辛そうな表情に
ちょっと胸が熱くなりました。
でも・・良かった・・ゴールはもうすぐ!
頑張って~!
フィニッシュ地点へ移動して待つこと数分。
メダルや完走Tシャツを受け取って
夫が姿を現しました。
応援に来てくれたYちゃんたちが待っているはずの場所に行ってみると、
なんと先にゴールインされたFさん、Nさんとその応援のご家族も
私達を待っていてくださいました!
先にホテルに戻ってシャワーを浴びていると思っていたのに。
ありがとうございます!
完走選手たちの記念撮影です。
(本当に年配者ばかり・・)
あらためて、おめでとうございます!
蒸し暑さとの戦い、お疲れさまでした~。
この日のランチは
Yちゃん一家とともに
出発前から希望していた
マンダリンホテル・チャターボックスへ!
名物のチキンライス。
ご飯をスープに浸していただくのも美味しかったです。
肉骨茶。
風味豊かなスープは
意外にあっさり。
ココナッツのアイスクリーム。
楽しい演出。
容器になっているココナッツの内側に付いている
白い実(ジュースが固まったようなもの)も
スプーンでそぎとって食べました。
全部、とっても美味しかったです(^_^)
お昼寝の後
夜は、ツアーのスケジュールのパーティ。
北京料理店でしたが、
修学旅行生たちと同じお店で
雰囲気もお味も、いまいちの感じ。
他のメンバーの方も同じような感想をもたれたようです。
その後は、オプショナルツアーで
セントーサ島へ。
シンガポールでいちばん高いという
カールスバーグ・スカイタワーに乗り、
夜景を楽しみました。
大急ぎでモノレールで先の駅へ。
何とか噴水ショーに間に合いました。
このショーは、期待していなかったのですが
なかなか楽しかったです。