本牧日記

愛犬と楽しむ本牧(ときどき北軽井沢)生活。
ボビーとクララと私たちの Memories & Diary。

しばらくお休みします。

2017年09月21日 | デジタル・インターネット・ブログ

突然ですが、ブログのお休みのお知らせです。

ブログを書くのは、とても楽しいのですが、
他にもっと大切で優先するべきことがありまして。
(お仕事とか家事とか睡眠とか・・)

時間とか能力が足りていません。

いつもご覧いただいている皆さま、ありがとうございます。

クララも夫も私も、元気です。

また、いつか~。


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 翌日編 その3

2017年09月21日 | 旅行記 まち歩き

松本の市街を後にして、高原の方へ向かいます。

横浜へ帰る前に、寄って行きたいところはいっぱいありました。

上高地は一昨年(駆け足だけど)行きました。乗鞍高原は、時間的にちょっと無理・・
帰る方向に位置するビーナスライン方面が有力候補で、
調べてみるとペットOKの施設もいくつかあります。
車山高原のリフトとか蓼科牧場とか蓼科の水族館とか~。

そんな中から松本から近そうな美ヶ原高原に決定です。

 月曜日なので、道路はすいていました。
市街地から少し山の方に入ると、道路の脇に何軒も葡萄の直売所がありました。
とっても美味しそう~。
買っていきたかったのですが、スイスイと走っていると停めるのが面倒で、買わずじまい。。
(今思うとせっかくの機会だったのに残念ですね。)

くねくねとした山道を走り続けて、視界の広いところに上がってきました。

美ヶ原高原は、広大で、その一角に美ヶ原高原美術館があります。

↓ サイトからお借りした写真ですが、全貌はこんな感じ。
 向かって右の赤い屋根の建物が「道の駅」で、レストランやお土産物を売っているショップなどがあります。
 道の駅の奥が駐車場。
 左側の斜面全体が屋外展示場です。4万坪という広い丘の上に350点もの現代彫刻が展示されています。.

 駐車場にクルマを停めました。

ここから見える景色 ↓

 

屋外展示場へは、駐車場から直接は行けなくて
道の駅の建物に入り、中でチケットを買って、専用のブリッジを通って行きます。

 

 ペットの入場について、マナーを守る旨の誓約書の様なものに記入して提出します。 

 道の駅から屋外展示場へ渡るブリッジの上で。
広大な景観が気持ちいい。

 

 紙のマップは、持って歩いて皺だらけになったので、
↓ これはサイトからお借りした同じマップの画像です。

とても広くて全体を周るのは大変。
モデルコースとして、30分のコースと40分のコースの案内があったので
30分のコースの方を辿ってみることにしました。
下の図で言うと、③のギャラリーから左側になります。

 順路に従って進んでゆきます。

以下、気に入って(気になって)写した写真を並べておきます。
作品のタイトル・作者の名前が分かるもののみ表記しました。 (美術館のサイトより転記)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

 

通路の左右に次々と作品が現れます。

 

「陶による岩の群れ」 杉浦康益

 

 

 

 作品は、それぞれ個性豊かですが、難解というわけでもなく、
面白かったりきれいだったりで、楽しく観て回れます。

 

 

「曲面における位相空間」 榎本康三

 

 

「連態 95-1」 吉本義人

 

 

「マイ・スカイ・ホール(天をのぞく箱)」 井上武吉

高~い枠の中に浮かぶ球体を下から見上げると・・

↓ ほら、不思議な空間の中に私たちが写っています。

 

 

 

これは、ガリバーの靴だったかな。

 

 

「風の奏でる音楽」 松本秋則

 カランコロンと、涼しげなとても良い音がしていました。

 


「波の柱」  高松次郎

力強くて、とても好きな作品のひとつです。

 

「シンフォニア」 フリオ・エドゥアルド・ゴヤ

サイトウ・キネン・オーケストラ?

 

可愛らしい草花がいっぱい咲いていました。
この美ヶ原高原美術館は、高山植物の宝庫でもあるそうです。

 


見晴らし最高。 

 

「山上のソロ」 中垣克久

 

そろそろ「30分ルート」の終盤に近づいて来ました。

 

 

 

「親指」 セザール(セザール・バルダッチーニ) 

最後になってしまいましたが、実はこちらが入口だったようですね。

「30分で周れるコース」でしたが、実際は作品の前で立ち止まって鑑賞したりするので
きっかり1時間かかりました。

もう片方の「40分コース」のほうにも、面白い作品がたくさんあったはずで、ゆっくり回ると1時間半くらいかかりそうです。

幸いお天気にも恵まれましたし、 絶景の中をクララと一緒に長いお散歩をしながら、
普段はなかなか見れないアートに接することができ、予想以上に楽しい時間でした。

 

さて、そろそろ横浜に向けて帰る時間です。
ビーナスラインと山道をくねくねと走り、中央道に入ります。
ドライバーチェンジを兼ねて、諏訪湖SAで休憩。
こちらのドッグランでちょっとだけ遊びました。↓

 

 北軽のジャズライブ、サイトウ・キネン・オーケストラの素晴らしい演奏、小澤征爾さんの熱い気迫、
草間彌生さんのパワフルなアート、美ヶ原高原美術館の面白い作品群・・

音楽とアート、それに美味しいものもたくさんいただいた、とても濃い2泊3日の旅が終わり
自宅に戻ってきました。

夫に、そしてクララにも、お疲れ様でした&ありがとう~です。

 


3連休は・・・

2017年09月20日 | 日記

9月の3連休は、台風18号接近・通過の予報が出ていたため
山荘行きを取り止めて、自宅で過ごしていた我が家。

金曜夜の「連休イブ」に、横浜西口・鶴屋町の「はなたれ」に行ってきました。

実はこの数日前に、横浜駅のホームで偶然、元「創作和食・拓」の拓ちゃんにばったり出会ったのです。
本牧通りにあったお気に入りのお店。
昨年夏に閉店してしまい(いまだに残念だと思い続けているのですが)その後板前の拓ちゃんは「はなたれ」に居られるらしいと聞いていました。
系列のお店が横浜や桜木町周辺にいくつかあり、どこの「はなたれ」かしら?なんてずっと思っていたので尋ねてみると「鶴屋町」だとのこと。

で、さっそく出かけたという訳です。

人気店なので行く前に電話で予約。
初めて入った店内は、なかなか良い雰囲気で居心地良く
久しぶりに見るカウンターの中の拓ちゃんは、とても元気そう(^^)
にこやかに迎えてくれました。

お魚が美味しいお店なので、何はさておき、お刺身の盛り合わせをオーダー。

ジャ~ン

10種類を二切れずつ。
想像を超える豪華さでびっくり。

久々にいただいたたっぷりのお刺身、美味しかったです。

 他には、ディップソースでいただく鎌倉野菜や

 旬のサンマの塩焼き

 写真は無いのですが、蛸の唐揚げなどなどを
ビール&日本酒で頂きました。

↓最後の締めのしらす丼 

かつての「拓」の常連さん達の消息など、拓ちゃんと会話も楽しみながらの楽しい時間でした。
ごちそうさまでした

横浜駅は、出不精の我が家からはちょっと遠いのですが(笑)、
また機会を見つけて出かけてみたいです。

 


 そして、本番の3連休。

いつ来るかいつ来るかと思っている台風は、まだ先島諸島あたりで、ゆっくりゆっくり北上中。
横浜は、台風というより秋雨前線の弱い雨が、ずっと降り続いていました。

連休初日の土曜日は、夫はゴルフの練習場、私はフィットネスクラブへ。
北軽に行けないのは本当に残念で、台風が恨めしいのですが、
そんな中、諦めていたお気に入りの土曜のプールのプログラムに参加できるのは、ちょっと嬉しくもあります。

午後は、夫とスーパーで待ち合わせをしてお買い物。

翌日曜日も、夫はランニング、私は溜まっている家事をしたり、
パソコンさわったりしながら、雨模様の一日を過ごしました。

台風は、相変わらずゆっくりとした動きで、横浜はまるっきり風雨の影響はありませんでした。

が、真夜中になって突然雨風が強くなり、

翌朝、窓を開けると、びっくりの光景が~。

お庭のオリーブの木が---
ボビー君の記念樹が---
ばったり倒れているのです。

 

 この木の下で眠っていたボビー君、
びっくりしたね。安眠妨害だったね。

パパが、じゃなかった「お兄ちゃん」が、またちゃんと起こしてくれたから
ゆっくり休んでね。

 オリーブは、葉っぱが重くなって根っこが弱いので倒れやすいと
以前植木屋さんに言われたことがありました。

なので、なるべく重くならないように気を付けていたつもりですが
夏の間にまたぐんと枝が伸びて葉っぱが増えて、かなりのボリュームになっていたようです。

立て起こす前に、夫がばっさりと枝を掃ってくれました。

この小山のような枝は、ゴミに出すのも大変です。
植木屋さんに電話して処分をお願いしました。 

 もともと3連休最終日は、台風一過を予想していて、庭仕事の予定でした。

ざっと草取りをして、芝刈り機も出動して・・

 草ボーボーだったのですが、
なんとかマシになって、3連休、終了です。


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 翌日編 その2

2017年09月18日 | グルメ

松本泊の夕食をホテル内で頂いたので、
行ってみたかったレストランには、次の日のランチに伺うことにしました。

候補は2つ。
「鯛萬」か「ヒカリヤ」か。

迷った末に「ヒカリヤ」のほうに決定。
「ヒカリヤ」の中にも「ヒガシ」と「ニシ」2つのお店があり、
「ヒガシ」は和食で「ニシ」はフレンチです。
あらかじめホテルの朝食が和食だと分かっていたので、ランチはフレンチの方を予約しておきました。

こちらは無料で停められる専用の駐車場が数台分ありますが、お店の前ではなく少しだけ歩いた場所。
そしてそこが満車の場合は商店街の駐車場を利用するようにとのことですが、これは私たちが前夜停めたホテル指定の駐車場でした。つまり、ホテルとヒカリヤはすぐ近く。背中合わせの様な位置にあります。

クララには、しばらくの間、クルマで待っていてもらいましょう。

ちょっと早めに到着したら、こんな待合室(?)に通されました。
ちょうど同じ時間に紳士3人ほどのグループの方も来られていましたが、
「ヒガシ」のほうのお客さまでした。

用意ができましたので~と若い女性が案内してくださったのは、
その建物の奥へ出て、中庭を過ぎたところにある、こんな建物。↓
築130年の蔵を改装したそうです。

 中庭にはきれいなお水の池があり、その中で「勿忘草」が小さな花をつけていました。
(こんな水の中に育つのは珍しいのだとその案内の女性が説明してくれました。)

 

階段を上がって行って、2階がレストランのフロアになっています。

フロアの担当は、別の女性。(ハキハキと明瞭な言葉で細やかに気配りしてくださる、感じの良い方でした。)
案内された席に着きます。 

 ランチのメニュー。
お店のコンセプトというか、シェフさんのポリシーも書き添えられています。

二人ともノンアルコールで乾杯。
夫は、ノンアルコールビール。
私は、ノンアルコールのワインをいただきました。

このノンアルコールのワイン、ワインに似せたジュースではなく、
まず本物のワインを造り、あとでアルコール分を抜いたものだそうで、お味も雰囲気もワイン感たっぷりで美味しかったです。(後日自宅でもお取り寄せしました。そのうちアップしたいと思います。)

 

アミューズ
左から 鯵(酢〆鯵/玉葱/林檎) ガトー(白レバー/メレンゲ/マスカット) 水蛸(白貝/赤ワインビネガー/九条葱/トリュフ)


前菜
テリーヌ(クリアトマト/アボカド/ベビーリーフ/生ハム/キヌア)
添えられているきれいなお花も食用で、全部いただきました。 

 
ラビオリ
(海老/烏賊/長芋/蟹出汁)


スープ
玉蜀黍(トマト/ピスタチオ)
ものすご~く甘いとうもろこしのスープと酸味の効いたトマトの組合せ・・美味しい


メインは、追加料金800円でサマートリュフを添えて頂けるというのでお願いしたら、
びっくりするほどたくさん載ってきました。

夫が選んだ吟醸豚(バラ肉/もも肉/大葉/茗荷/松の実) 

 私はお魚を
(夏野菜/ラタトゥィユ)

 
「甘い誘惑」デザート
この4段重ねのスイーツが登場して、思わず歓声をあげてしまいました。
きれいでゴージャス


冷えた金属のお皿には、チョコレートでメルシーと書かれています。
この取皿の上に、ひとつずつ取っていただきます。

どれもとっても美味しくて、幸せ~

ひとつひとつ繊細で、かつ素材の味がしっかりと元気で、驚きがたくさんあって、
とても素晴らしいランチでした
時間をやりくりして訪れて、良かったと思います。

 

さて午後は、帰り道がてら高原ドライブという予定なのですが
その前に、クルマで待っていてくれたクララのお散歩を兼ねて、近辺の観光名所をざっと見ておきましょう。
平日の昼間なので、お店専用の駐車場はまだ満杯ではなかったので、
しばらくそのまま停めさせていただきました。

お店の近くの交差点です。 

 目指すのは、「縄手通り」
カエルの像が多いことでも有名です。

いろんな雑貨屋さんや食べ物のお店が並んでいて
とても楽しい通りでした。

 

ほら、こんなところにもカエルさんが。

 ゆっくりとショッピングを楽しめそうですが
今日は時間が無いので歩くだけ、ね。

カエル大明神です。

 

 もうちょっと足を伸ばして川の向こうへ。

このあたりもなんだか素敵なお店がたくさん並んでいます。 

こちらの中町通りも、とてもきれいでおしゃれな雰囲気

 覗いてみたい素敵なお店がたくさんありましたが
時間が無いので通り過ぎるだけです。 


 何度も書きましたが、松本には、美味しいお水の湧き出る井戸がたくさんあります。
その中でも有名な「源智の井戸」に寄ってみました。

 ここでも、空いたペットボトルに給水を。 

 

駆け足の市内観光を終えて、駐車場に戻りましょう。

松本は、とても素敵な町で、気に入りました。

城下町らしい文武両道の気風が脈々と流れていて
なおかつ都会らしい新しさも調和している。
ふんだんに湧き出る美味しいお水と、山々を望むきれいな風景。
そしてこの街を舞台に繰り広げられる素晴らしい音楽の祭典。

美味しそうなコーヒー屋さんがたくさんありました。
お水が美味しいからきっとコーヒーも美味しいのでしょう。
今度来たら、どこかのお店に入ってコーヒー頂いてみたいです。

街のあちこちで「松本マラソン」のポスターを見かけました。
10月1日に開催されるのですが、今年が第1回目。
エントリーはもう終わっているので(というより種目がフルマラソンのみで制限タイムも厳しいので)夫は参加しませんが
こんな街の中を走るのは、きっと気持ちがいいでしょうね。

この後は美ヶ原に向かいます。

 

 

 


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 翌日編 その1

2017年09月15日 | 旅行記 まち歩き

コンサートの翌朝です。
今日もお天気よさそう~本日は「観光の日」なので、ありがたいです

まずは、朝ごはん。

ホテルの本館1階の昨夜と同じレストランで。
これは入り口付近。


ビュッフェですが、ほぼ和食のみのラインナップ。
フレッシュジュースはいろんな種類がありましたが、
パンやハム・ベーコンはありません。
卵料理も、オムレツとかは無くて、卵焼き。
焼き魚にお野菜の煮物、和え物、納豆にお漬物~。

あれこれ迷わなくて、食べ過ぎなくて、これはこれで良かったかも。

 お蕎麦とかカレーライスもありました。 

お茶もね、コーヒーや紅茶は無くて、ほうじ茶。
そうそう、昨夜のディナーも最後はほうじ茶でした。
美味しかったのでショップで買って帰りました。(上田のメーカーのでした。)
コーヒーは、ホテルの中に珈琲専門のティールームがあるので、そちらでどうぞということかしら?
お部屋に帰ればネスプレッソもあるしね。

で、部屋に戻ってコーヒー飲んだり荷造りしたりしていると
あら、けっこういい時間になってしまいました。
クララを迎えに行って、松本の市内観光もして
そしてランチの予約が11時半。
これでは、松本城の天守閣の見学は、ちょっと無理そうです。。。


フロントでチェックアウト。

松本城の入場券をプレゼントしてくださいました。
また今度来たときに使わせていただこうと思ったら、有効期限が当日限りで、残念。

精算した夫は、予想外にリーズナブルなお値段にびっくりしていました。

立地も良いしお料理も美味しい。
松本らしいレトロな雰囲気があってエレガントだけれど、クラシックホテルにありがちな敷居の高さは無い。
普段着のままくつろげる、居心地の良いホテルでした。
また機会があればお世話になりたいです。

 

さ、クララを迎えに行きましょう。

松本の市街地の風景。
新聞屋さんもマックも、周辺の街並みに合うデザインです。 

 

 今日月曜日は、本当はドッグエステは定休日なのです。
なので、お迎えは、到着の30分くらい前に電話をと言われていましたが
電話をかけて10分ほどで到着。(だんだんと道路や地図がわかってきました。)

ホテルにお泊りのワンちゃんが居る時は、必ずスタッフが一晩中お店に待機してくださるシステムだそうですが
この日は、(たぶん)オーナーの男性が居てくださったようです。

「目を細めて」というのは、きっとこんな表情のことを言うのでしょう、
クララを連れて奥の部屋から出て来られてその方は、
開口一番に「いやぁ、おとなしくていい子ですね~」とにこにこ顔でおっしゃいました。

 聞けば、以前ご自身もコーギーを飼っておられてことがあり、男の子で、それはもうやんちゃで大変だった(←はい、よ~く分かります・笑)そうで、
クララがおとなしいのでびっくりされたのでした。

お店のスタッフの方が、こんな素敵なプレゼントを作ってくださっていました

 可愛がっていただいたようで、シャンプーとトリミングできれいにしていただいて
ありがとうございました。

 

さて、ランチまでの間に行きたい市内観光。
限られた時間の中でどこに行こうかと迷った末に、「松本市美術館」に行くことに決めました。

ドッグエステに来る途中に近くを通って場所を確認済みです。

よし~と車を走らせていると
スマホの電話の呼び出し音が~。

 


市外局番が松本のようです。

ドッグエステかしら?何か忘れもの?
それともホテルかしら?

出てみると、ホテルのフロントの方からでした。

「まだお近くにいらっしゃいますか?」と。
「ご利用いただいたプランに記念品がついていたのに、お渡しするのを忘れてしまいました」

え?何かいただけるみたいなので、戻りましょう。
すぐ近くだし。

で、ナビを頼りに、またまた細い裏道へ。

 

 はい、到着しました。

ホテルの休館の入り口です。
昨日夜しか写真撮れなかったから、クララも一緒に、はいぱちり。

 横の井戸のお水もね、
あいたペットボトルにもう少し追加でいただいていきましょう。

 そしてわざわざ連絡いただいて取りに戻ったくだんの記念品がこちらです。↓

130周年記念の文字が入った携帯用のティーボトルでした。
ありがとうございます。
とても善良で親切なホテル&フロントのスタッフさんです。

(シャンプー余分に持って帰ってしまって、後悔・・)

 

 さて、松本市美術館です。 

こちらは、期待以上に楽しいところでした。

 到着すると、まず迎えてくれるのは、建物の外の巨大なオブジェ。

そう、あの草間彌生さんの作品です。

この大きさ、この迫力。
見ただけで、傍にいるだけで、元気百倍になれそうな、まるでパワースポット。

「幻の華」というタイトルのようです。

草間彌生さんの作品は、越後・まつだいで農舞台の前の「花咲ける妻有」に出会ったり、最近職場の近くにもギャラリーができたり・・なんとなく接する機会が増えているのですが、
作品のスケールは、これが圧巻です。

草間彌生さんは、松本市のご出身だそうで、美術館の中にも常設のコーナーがあり
たくさんの作品が展示されています。

建物の外壁もこんな装飾で ↓ まるで「草間彌生美術館」のようなイメージ。

松本の街中にも、水玉模様のバスなんかが走っていました。

 

 美術館の庭の中にも湧水が出ているところがあり、これは「飲用」ではありませんでしたが、周囲の側溝に流れ出しているお水も、透明で本当にきれいでした。

 

クララにちょっとクルマで待っていてもらって、美術館の中へ。
常設のコレックション展と企画展があり、時間の関係で常設展のみを鑑賞しました。

 草間彌生さんの作品の他に、同じく松本市出身の書家の上條信山さんの「書」の作品や
山を描いた田村一男さんの作品などが展示されていました。

 上條信山さんの一連の「書」の作品は、
墨色の美しい文字の作品がたくさん展示され、見ていると心が洗われるような気がいたしました。

↓ 展示室の中に「拓本」の体験コーナーがあったのでトライしてみました。
  拓本=昔のコピーでしょうか、半紙を置いて墨でなぞって下の版を写し取ります。
  これは、夫の「作品」。

 草間彌生さんの作品群は、有名なカボチャの絵をはじめ、楽しくパワフルなものがいっぱいの大きなおもちゃ箱のよう。
また信州の山を描いた田村一男さんの絵も素晴らしい作品が多かったです。

館内は、当然撮影禁止。
いつも思うのですが、海外ではフラッシュはダメでも普通に写真を撮るだけならOKのところが多いのに、どうして日本はどこでも撮影NGなのでしょう。
写したい素敵な作品がいっぱいいっぱいありました。

この松本市美術館は、建物そのものがとても素敵でした。
デザインがきれいだということももちろんですが、
手入れが行き届いていて、床なんかぴかぴか。
展示室に入ると、まるでウユニ塩湖さながらに、壁の作品とか歩いている人とかが、鏡のように床に映っていました。

本当は撮影してはいけなかったかもしれないのですが、
こっそり写した、廊下の写真。↓

 そして、水玉模様がユニークで楽しい、女子トイレの手洗いコーナーです。

 

 

楽しい美術館体験のあとは、ランチです。

またまた、お城の方角、ホテルの近くに向かってクルマを走らせます~。

 

 


嬬恋野菜

2017年09月15日 | 軽井沢&北軽井沢

せっかくの3連休なのに、台風接近中。

本当なら、今夜から山荘に出かけて、秋の気配の北軽でのんびり過ごす予定だったのに~

いろんなお野菜やたくさんの種類の葡萄をいっぱい買い込もうと思ってたのに。
ドラム缶で焼き芋するつもりだったのに。
お友達に会うのも楽しみにしていたのに。
色づき始めた森の中をお散歩したかったのに~。

残念ながら山荘行きは中止です。

 

でも--
一昨日、嬬恋村から、大きなダンボール箱いっぱいのお野菜が届いたのでした。

とうもろこし、キャベツ、ピーマン、さやいんげん、大きな葉付き大根~~ 

 お気に入りの「鎌原瓜」も入っていて
袋にこんなメッセージが書かれていました

「皮をむいて食べます。昔からあるきゅうりです。」

パリッとした食感が好きで、これまでは皮ごといただいていたのですが
昨夜は皮をむいて食べてみました。
お塩と金山寺味噌とマヨネーズ、3種類の味で。

美味しい~

お店ではなかなか売られていない、貴重なきゅうりです。

いつもありがとうございます

山荘に行けないけれど、嬬恋村の美味しい幸をいただきながら
3連休過ごします。

 

 


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 当日編 その3

2017年09月13日 | 旅行記 まち歩き

8月27日
OMFのオーケストラコンサートBプログラムの終演後は、
駐車場に戻り、今夜のお宿へ。

当初予約したのは、クララを預けているドッグ・エステから徒歩圏の旅館でした。
夕方ギリギリまでクララと一緒に居て、翌朝はすぐに迎えに行けるように・・と計算して。
でも公演の間中、暑い駐車場で待たせたりするよりは、昼間から涼しいお店に居させてやったほうが快適だろうし、そのほうが私たちも動きやすいということで、スケジュール変更。

なので泊まるところも、選択肢が増えて、松本城に近いホテルに変更しました。
「松本ホテル 花月」

ナビに行き先をセットして向かいます。

松本は古い街なので、道路が狭く、一方通行のところも多い。
旅人は、ナビ無しでは、とても目的地に行けません。

あれ? この辺、今朝も走ったよね~。

今日松本に着いて、松本城の駐車場を探しながらお城の付近をウロウロ走っていたときに
ホテルのすぐそばを何度も通過していたようです。

 一帯には、ガイドブックに登場する美味しいお店も集中しています。

ナビは、え~っ、こんな狭い道に入って行っていいの? というようなところに誘導します。

あ、ここだ!
こじんまりとしたレトロな建物の前に到着しました。

(この時はホテルの写真が撮れていません。)

松本は先ほども書いたように古い町並みが残されているので、
老舗のホテルや飲食店でも来客用の駐車場の無いところが多いのです。

こちらのホテルもそうで、玄関の外にいるホテルマンに教えられて
近くの商店街の駐車場に停めました。
(駐車場にもOMFのフラッグがいっぱいです。)
↓ 翌朝に写した写真

 

「松本ホテル 花月」は、今年で創業130年を迎える老舗のホテルですが
アゴラホテルの傘下に入って、昨年リニューアルオープンしたそうです。

↓ ロビー階 

 

↓ フロント (ホテルのサイトからお借りした写真です。)

こんな感じでとてもレトロで雰囲気の良い、素敵な建物。
新館と旧館があり、わが家は旧館を希望しました。

階段や段差があったり、天井もやや低かったりしますが
松本民芸家具が溶け込んだ、趣ある造りになっています。

 

 ドアを入ると、ちょっとした居間の様なスペース。

 横の奥がベッドルームです。

 古いホテルですが、インターネットのWi-Fiは、全室で使え、
ブルートゥースのスピーカも備わっています。
(使い方、分かりません^^;)

 ネスプレッソのセットも完備。

バスルーム。↓

  

 このシャンプーのセットは、けっこう良い感じがしたし、デザインも可愛い。
開封したもの以外に、戸棚にあった予備(?)のも頂いてしまったのですが、
帰り際に1階のショップを覗いていたら、セットで1000円くらいで売られていて、びっくり。
きゃ~、持ち帰ってはいけなかったものかしら?

  松本は、アルプスの浸透水がふんだんに湧き出る、豊かなお水に恵まれた土地ですが
こちらのホテルも、水道の蛇口のお水が美味しい。
また大浴場は、この平成の名水100選に選ばれたお水で沸かされるそうで、
温泉ではないけれど上質のお湯が楽しめるのだとか。

大浴場への行き来は、お部屋に備え付けの部屋着で、この籠にバスタオルなどを入れて。
ホテルの中は、レストラン以外はこの部屋着でウロウロしてもOKだそうです。 

 大浴場へは夫だけが行きました。
私は、女湯がこちらの旧館ではなく本館のほうにあったので何となく面倒で、お部屋のバスを使いました。

が、このバス、猫足のバスタブが床に置かれているのですが、
お湯を抜くと、排水が床に拡がり、トイレのところまで水浸しに。。

他の方もネットで書かれていたので、こういう構造になっているようです。
しばらくするとお水が引いてカラッと乾きましたが、
今度泊まることがあったら大浴場の方を利用しましょう。

 

さて、夕食です。
今夜のディナーは・・・

ホテルの近くに有名なレストランがいくつかあり、そのうちのどこかにするか
それとも、ホテルのレストランも美味しそうでそちらにするか迷っていました。

当初こちらを予約した時は、朝食だけ付いた早割プランで申し込んでいたのですが

ある日メルマガが届き「創業130周年記念」で、ディナー付きのお得な限定プランの案内があったのです。

で、予約をいったんキャンセルしてこちらに変更できないか尋ねてみたらOKとのこと。

ホテルの外のレストランへは、明日のお昼に出かけましょう。

 

そのディナーをいただきました。 

1階の レストラン「I;caza」(イカザ)。

今夜のメニューです。

乾杯は、クラフトビールで。

 お箸も用意されています。

 アミューズのムール貝ととうがん

 とても甘い、コーンスープ

 夫は日本酒、私はカリフォルニアの白ワインを。

 

 若鮎のコンフィとクスクス

 太刀魚でリゾットを巻いてあった・・のかな?

 飲み物のお代わり。
夫は同じ日本酒を 私は赤を。
こちらの日本酒「大雪渓」は安曇野の酒造メーカーが作っているそうで、
夫は美味しいととても気に入っていました。
今度安曇野に行ったら訪ねてみましょう。

 メインのお肉料理です。ボリュームたっぷり。

 デザート。シンプルですが美味しかった。

 どうもご馳走様でした。
 お得な宿泊パックのディナーですが 普通にオーダーするのとたぶん同じ
とっても充実した内容の豪華なお食事でした。

 

食後は、ちょっと外へ。

ホテルの外観です。

 

 ホテルのすぐ横に、湧水の井戸がありました。
松本の市内のあちこちにこんな井戸があり、ただで誰でもいただくことができます。

もちろん安全で美味しいお水。

地元の方々も、ポリタンク持参で給水に来られています。

 この界隈に、行ってみたいバーがあったのですが、
夫がもうあまり歩きたくないというのであきらめて・・

ホテルの最上階のベランダからライトアップされた松本城が見えると言うので
上がってみました。

 

明日クララを迎えに行く前に、お城に行く時間があるかしら? 

その後は、どこへ行こうかな?
松本の市内観光、安曇野もすぐ隣だし、ちょっと足を伸ばせば乗鞍高原も。
美ヶ原のビーナスラインもいいな~

周囲が静かでベッドの寝心地も良く、きもちよくやすめました。

 

 


邪魔かしら?

2017年09月11日 | ペット

 夕食後、キッチンで片づけものをしていると
いつの間にかクララが足元に居て、食洗機の前を占領中---。

ちょっとどこかに行って欲しいな、
ママはお皿を入れたいの。

ね、どこか他所へ行ってよ。ドアが開けられないの。

 

 

そして、こんなシーンも。

リビングでパットの練習をしようとした夫。

準備も整って、さ、打とう~という段になると---

トコトコやって来て、ラインのど真ん中に、で~んと寝そべる誰かさん。 

見事な位置取りです~


ちょっとややこしくて、でも楽しくて、そして幸せな、

ワンコと一緒の日々の暮らしです。


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 当日編 その2

2017年09月08日 | 音楽 アート

さていよいよ、今回の旅のメインイベント「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」です。

会場は、キッセイ文化ホール。
心配していた駐車場は、既に満車に近い状態でしたが、停めることができました。

 ↓ ホールの入り口です。

かつては「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」という名称で親しまれてきたこの祭典は
一昨年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」 (略称OMF) と名前が変わっています。

楽団の名前は「サイトウキネンオーケストラ」 (略称SKO)がそのまま使われています。

 まだ開演までかなり時間があったのですが
外はとても暑かったので中に入って待つことにしました。

二人ともクララと一緒の時のままの格好だったので、私は、まずお手洗いに行って、着替えです。
といっても、リゾート地のマチネーだし、それほど頑張り過ぎなくてもいいのかな・・と、
下はそのまま、上だけキラキラしたラメのアンサンブルに。靴もキラキラしたのに履き替えて、コンサートバージョン完成。
夫は、ウィーンフィルのTシャツの上にジャケットを羽織りました。

ロビーでは、いろんな記念グッズやCDなどが販売されていました。

 ↓ このポスターは、過去の演奏を収録したDVDのもののようです。

 

「オフィシャルワイン」も無料でふるまわれていました。
「塩尻メルロー2015」と「松本平シャルドネ2016」 
ラベルのデザインは松本城とオーケストラの絵柄です。
グラスにほんの少しずつ・・あとで運転しないといけませんものね。

 

開演の時間が近づいて来ました。 

ロビーからホールの中へ入ります。

お席は、前から3列目

ステージでは、奏者の方々が数人、入れ代わり立ち代わり、入念に本番前の最後の練習中でした。

その方々も全員舞台から袖に引き上げて、係員がマイクなどのチェックを済ませると、
いよいよコンサートの幕開けです 

サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーが左右の袖から次々と登場。

大宮臨太郎さんは~?と目をこらす私 

今年のオーケストラ・プログラムは、A・B・Cの3つがあり、小澤征爾さんが指揮をされるのがだったのでの公演のチケットを取ったのですが、
臨太郎さんが出演されるのもだったのです (このことは、チケット購入後に知りました。の日を買っていたら、演奏は素晴らしかったようですが、残念な思いをしていたことでしょう~)

あ、いらっしゃいました コンサートマスターの後ろあたりの位置です。

私たちのお席は、真ん中よりちょっと右よりだったので、チェロの側。
目の前が宮田大さんでした。(宮田さんも本当にクールでかっこいいですね~

そして満場の大拍手に迎えられて、小澤征爾さん、登場です。
とても細いけれど、お元気そう~

本日のプログラム ↓ 

 第1部   1曲目 ベートーヴェン 「レオノーレ序曲 第3番」
       2曲目 マーラー 「少年の魔法の角笛」より

第2部   ドヴォルザーク 「交響曲第7番 ニ短調 作品70」


この中で 今日小澤さんが指揮をされるのは、1曲めのベートーヴェンだけです。
(かつては、体調不良のために指揮者が変わったり曲目が変更になったこともあるようですが
今日の小澤さんは表情も明るく楽しそうで、まずは予定通り指揮をとられることだけでも嬉しい限りです。)

椅子に腰かけながらの指揮ですが、
タクトをひと振りされた瞬間、オーケストラがびしっと完璧にひとつになった、そのパワーにびっくり。
演奏メンバー全員ががっちりとまとまって、キレのあるサウンドの中を突き進んでゆく感じです。

世界中から馳せ参じた一流の奏者ばかりだし、どの方にとっても演奏しなれた曲だっただろうとは思うのですが、
それでもおそらく音合わせなどにも最小限の時間しか無かったに違いないのに、
さすが小澤さんへの皆さんの尊敬や信頼が想像を超えた素晴らしいものなのだなぁと感激いたしました。
臨太郎さんの表情を見ていても、ものすごい集中力で、小澤さんの僅かな動きも見落とすまいという演奏ぶりでした。

そのうち盛り上がる箇所では2~3回、小澤さんは椅子から立ち上がって指揮をされました

細い身体で、あのぼさぼさの頭で、全身から気迫をみなぎらせながらの様子は
日本の古い屏風絵の「鬼」のようでした。
(私たちの席からはお顔は見えなくて、本当は嬉々とした快活な表情だったのかもしれませんが。)

演奏中の写真はないので、代わりにコレを(笑) ↓
(終演後に、記念に買いました。)

 

 

会場内の大きな拍手と歓声の中、小澤さんが退場されると
2曲目はオーケストラの編成が大きく変わるようで、係の方がマイクや椅子、譜面台などを移動させていました。

マーラー 「少年の魔法の角笛」より

指揮は、女性で、アルト歌手でもあるナタリー・シュトゥツツマンさん。
(以前テレビでも見たことがあります。)
そして、コンサートマスターもこの曲だけが女性の奏者。
臨太郎さんはというと、2ndに回られたのかな?中央寄りの後方で、
エ~ン、私の席からは、他の奏者と譜面台に隠れて、全くお姿が見えません。

ソプラノのリディア・トイシャーさん(とても愛らしい方です)が、オーケストラの演奏をバックに、
ドイツ語の6つの歌曲を歌われました。

透明な綺麗な歌声とオーケストラの美しいハーモニー。

プログラムにドイツ語の歌詞と対訳の日本語が書かれていたのでそれを読みながら聴いていましたが
オペラのように字幕があればもっと良かったかも・・と思いました。

盛大な拍手に応えて、アンコールでもう1曲披露してくださいました。

 

 

休憩時間。
お手洗いは、例によって長蛇の列。
周りの方の会話の中で、(おそらく小澤征爾さんのお元気な様子に)感激して涙を流されていた方が複数おられたというのが聞こえてきました。

 

さて、第2部が始まります。
今回もまたまたステージでは椅子や譜面台の大移動がありました。

3曲目 ドヴォルザーク 交響曲第7番の指揮は、先ほどと同じナタリー・シュトゥツツマンさん。
そして、臨太郎さんは、コンマスの隣、N響での定位置(?)です。

ナタリーさんは、底抜けに明るくて元気いっぱいの方。
そしてがっちりと運動選手のようにたくましい体つきです。

終始笑顔で、その元気そのままの迫力ある指揮ぶりでSKOのメンバーを引っ張っていました。

終演後は拍手が鳴りやまず、ナタリーさんとメンバーは、何度もカーテンコールにこたえておられました。

アンコール演奏は無かったのですが、場内が明るくなって席を立とうとしたとき、
下手の2階のほうの窓(照明とかの部屋?)から小澤さんが客席の声援に手を振って応えられているのが見えました。
あそこで聴いておられたのでしょうか?

私たちも、目いっぱい手を振りました。

この場所に来れて、良かったです。

小澤征爾さん、82歳。

来年もまたお元気でOMFでタクトを振ってください~。

 

コンサートの終演後、夫の感想は、「小澤さんが鬼のように見えた」という点は私と同じ。
そして、コンマスの方の演奏が素晴らしかったと。

へ? 小澤さんと臨太郎さんしか見ていなかった私は、全く気が付かなかったのですが、
夫が言うには、指とか弓の遣い方が独特で、凄いと思ったそうです。
後で調べてみたら、東京都交響楽団の矢部達哉さんのようです。
終演後に臨太郎さんと握手をしながら何やら言葉を交わされていましたね。
都響の演奏って、テレビとかでも見たことがありませんが、機会があればまた聴いてみたいです。

ずっと前から憧れのサイトウ・キネン・オーケストラの演奏をライブで聴けて、
小澤征爾さんの魅力に間近に触れることができ、
しかも臨太郎さんも出演されていて、思い出に残るとても素晴らしい時間でした。

帰りがけに、ロビーのショップで、公式のプログラムや記念品やお土産などを少しばかり買いました。

  

 

 

 さあ、この後はホテルに向かいます。 

 

 


セイジ・オザワ 松本フェスティバル2017 当日編 その1

2017年09月05日 | 旅行記 まち歩き

8月27日、日曜日。
今日は、待ちに待った「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の日。

山荘を出発する前に、ちょっとだけお庭の点検を。
前回小さいほうの木に実が成っているのを見つけたブルーベリー。
その実が色づいていました。

ほんの、ほんの少しだけど、採って持ち帰ります。

↓ 持ち帰って先日撮った写真。
  今年の収穫は、小さいのが5粒~(笑) ヨーグルトのトッピングに追加しました。

 

いざ、出発。
嬬恋村は曇り空でしたが、

鳥居峠を走っているうちに晴れてきました。

峠の道をドライブ中、嬬恋村の友人から連絡が。

天皇皇后両陛下が今日山荘の近くを通られるのだという。
途中鎌原の観音堂にお参りされるので、クルマの窓からだけでなく、目の前をお歩きになる様子を間近に見れるのだとか。
わぉ~、それは行きたかった
でももう鳥居峠だし、先を急ぐので残念ながら諦めます。

上田菅平ICから上信越道に入って

長野道へ。

安曇野の次が、松本の出口です。

 松本市内。
クルマで走るのは殆ど初めてだと思います。

 「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の青いフラッグが
街中のいたるところではためいていました。

 

まず目指すのは、松本城。

ナビを頼りに、お城の近くへ。
幾つかあるらしい駐車場へのアプローチがよく分からず、
付近の道をぐるぐる走りました。

満車だったらどうしようと思っていたのですが「臨時駐車場」(だったと思う)に無事に停めて、
松本城へ。

 

お城の内堀から中側(入場券の必要なところ)はペット禁止ですが、
周りの松本城公園は、犬のお散歩Okです。

 

国宝 松本城。

小さいけれど、華やかさはないけれど、
凛とした気品を感じる、清楚でとてもきれいなお城です

日なたは真夏のように暑かったけれど、
木陰の休憩所は、お濠を渡ってくる風が涼しくていい気持ち。

 

お友達が挨拶に来てくれましたよ。 

 

 お城をバックに記念撮影。↓

この後、クララをクルマに待たせて、天守閣の見学をするつもりだったのですが、
入場待ち時間が1時間だというお知らせが~ 
お城ブームですものね~。

さらに見学するのにもたっぷり1時間くらいかかるようで
このあとランチを済ませて、クララをドッグエステに預けて、
そしてフェスティバルの会場のキッセイ文化ホールに2時ごろには到着したい・・
というわけで、残念ながらあきらめることに。
(今夜のお宿がすぐ近くのなので、明日の朝に来れるかもしれません。)

お城の周りだけぐるっと1周しました。

↓ 別の場所で、もう1枚記念撮影。
  この角度から見える松本城がいちばん美しいようで、撮影スポットになっていました。

 

 

太鼓門や二の丸御殿跡を見ながらお散歩。 

 広いきれいなバス道を出てしばらく歩くと、これで1周。
元の駐車場に戻りました。

 

 ランチは、お蕎麦に決めていました。
松本へ来たら、とにかくお蕎麦を食べなくっちゃ

滞在中にお蕎麦屋さんへ行けるのは、この日のお昼だけ。
行きたいお蕎麦屋さんの候補が、事前の下調べでいくつかあったのですが
場所がいまいちよく分からず、時間の制約もあり、
そして駐車場の無いお店が多いという事情もあり、
クルマを置いたまま歩いていける、このお店に入ることになりました。

 ちょうどお昼時だったこともあり、店内はけっこう混んでいてちょっと待ちました。

↓ 夫は天ぷらそば。

私は、辛み大根のお蕎麦。

麺は細めで、きりっとしていて美味しかったです。
夫は気に入って、盛り蕎麦を追加していました。 

 
午後1時過ぎ。
予定通り松本城をあとにして、トリミングサロンに向かいます。

クララが1泊お世話になるのは、「ドッグエステ シャンティ」さん。

この日に備えて、何か月も前にドッグホテルを探したのですが、
電話で問い合わせたときの対応がとても良く、
安心して預けることができました。

 

自宅で使っているケージや食器、フードにおやつ
そして普段の生活パターンやこちらの宿泊先などを記載したメモも一緒に渡して、
クララとはいったんお別れです。
また、明日の朝に迎えに来るからね。

 これからフェスティバルの会場のキッセイ文化ホールに向かいます。