8月13日は、亡きボビー君の誕生日です。
パルコールのスキー場のゴンドラが営業していることがわかり、
昔、ボビーと一緒に歩いた野地平に行ってみることにしました。
2日遅れの「山の日」ハイキングでもあります。

朝食を済ませて
さぁ出発です。

今日も良いお天気。

きれいな風景を見ながら高原をドライブ。 昔、スキーに通った道を進みます。
到着しました。

ゴンドラは、夏から秋にかけて、週末を中心に運行されています。

シーズンオフ(スキー場としては)なので、全体的にがら~んとした雰囲気。

かれこれ20年ほど前(?)ボビーと一緒に来た時から、ペットも一緒に乗れました。

チケットを買って乗り場へ。
往復と片道がありますが、私たちは帰路はハイキングで降りてくるので片道切符を購入。
料金は、55歳以上のシニア割引でひとり1000円。
ペットは無料です。

さあ、出発

周囲のパノラマを楽しみながら、上へ上へ上がってゆきます。

クララ、きれいな景色だね~

眼下に広がる山の緑の
樹々の1本1本がとても美しいです。

ご機嫌~

対向する下りのキャビンは、けっこう乗客が乗っていました。
山頂付近で遊んで戻って来られたのですね。

距離3200メートル、およそ15分間のゴンドラは、関東最長だそうで、けっこう乗り甲斐があります。
もうすぐ到着だよ。

駅に着いて外に出ると、「愛妻の丘」にちなんだ鐘がありました。

ここからは、四阿山への本格的なトレッキングコースなどもあるのですが、
我が家が目指すのは、まずは浦倉山の山頂。

およそ15分間ほどの初心者向けのハイキングコースです。

山頂に着きました。

登頂(?)の記念撮影。

この付近で眺望を楽しんだりして、またキャビンに乗って帰られる方も多いのですが、
わが家は、ここからが本日のハイキングの本命。
下って行って「野地平」を目指します。

笹を刈った登山道が続きます。

前回(20年くらい前ですが・・)来たときは、途中でたまに他の方々と出会ったりしたのですが
今日は、反対側から熊鈴を鳴らしながら上がってきた青年一人とすれ違っただけです。

とろどころ段差の大きいところは、クララはパパに抱っこしてもらいました。

どこまで行っても私たちだけ。
どうか熊が出ませんように~。

最初は元気に先頭を歩いていたクララですが、

だんだんと歩くのが遅くなり、夫の後から着いて行くようになりました。

ときどき、止まってしまったりします。
たぶん、足元の笹の切り株が痛くて歩き辛いのでしょうね・・・

全体的に、昔来た時の方が、道も歩きやすかったような気がしました。
私たちもほとんど苦にならずにスタスタと歩いていたし(若かったから?)
ボビーはロープのロングリードで、タッタカタッタカ、ときどき視界から消えるほど先まで進んで行ったものです。

1時間ほど歩いたでしょうか、視界が開けて、平らなところにやってきました。
前にも後ろにも、誰もいなくて、私たちだけ。
時折吹いてくる風が涼しくて心地よいです。

目的地の野地平に到着。
ここは、自然の宝庫でさまざまな高山植物が自生しているようです。
木道の周遊路があるのですが、全部は回らず、少しだけコースに入ってみました。

りんどうの花かな~?

そう、そう、こんな風でした。
昔ボビーと一緒に来たときも、その景色の美しさに感激しましたっけ。
あのときも周りに誰もいなくて、自分たちだけの別世界でした。


野地平をあとにして
さ、ここから先は、また笹の生い茂る中を下って行きます。

途中、何か所か、こんな木の階段のようなところがあり、
これがラクそうに見えて、バランスを保つのがけっこう大変でした。

クララにとっては、障害物の連続で、ちょっと可哀想・・
何度かパパに抱っこしてもらって降りました。

最後に広いゲレンデに出ます。

ほら、麓の乗り場が見えてきたよ。

ゴンドラを乗るスタートから、3時間近くかかって元のところにゴールインです。
お疲れ様。
クララ、よく頑張ったね~
(肉球を怪我でもしていたら大変だと心配したのですが、本人は全く気にすることもなく
降りてくればケロッと元通り元気に歩いていました。)
↓ 乗り場の近くにあった大きなドッグラン。
ハイキングをしてきたので利用しませんでしたが、
ワンちゃん連れでキャビン往復の方は利用されるのかな?

帰り道、すぐ近くにある「湖畔の湯」に入って汗を流しました。

今日は、このあと一度山荘に戻り、それからピーちゃんのお宅へ皆で泊りがけで出かけます~。
8月19日 追記
今日「ツマゴイ トレッキングガイド」という冊子を読んで初めて気が付いたのですが
トレッキングのコース(野地平も含まれているようです)に、ペットの同伴はやめるようにと書かれていました。
知らぬが仏というのも変ですが、どこにも表記がなく誰にもとがめられることなく、行ってきてしまいました。(前回も今回も。)
考えてみると、上高地や尾瀬といった有名なところから身近な小さな湿原まで、野生の動植物の生態系を守るためにペットの立入を禁止しているところは多いですね。
ドッグランも、トレッキングに行けないのでここで遊ぼうという配慮から作られているのかもしれませんね。
美しいお気に入りの場所に、愛犬と一緒に出かけるのは、本当にうれしく楽しいのです。
だけど自然保護という立場からすると確かに望ましくはないのでしょう。
とりあえずごめんなさい~。