続いて・・・
白かすみの主力産地である和歌山へと向かいました。
まずは御坊のＪＡ紀州から
定植時期のズレと雨少なく、秋が早かったため
やや遅れ気味でスタートした紀州管内のかすみ草
１１月に入り２０度を超える日が続き
一気に前に出てきてしまいました・・
作付はアルタイル中心
次にベールスター、銀河と続きます。
温度上昇による前進傾向がつづいており
１２月の物がすでに咲いてきているとの事
このずれが年末需要期にどのように影響していくのか
今後の動きを注視していかなければいけません・・・
道（みち）部会長の圃場はほぼアルタイル。
部会長はじめ専作かすみ農家が増えた今年
全国的にみても
若手への代替えが上手くいっている産地の一つではないかと思います。
今シーズンも紀州のかすみ草を主軸に展開してまいります。
つづいて・・
県南、田辺地区の紀南農協へ
アルタイルのウェイトがやや下がり
マリーベール、エクセレンス、ジョニー、ＦＧ系中心の作柄
こちらも遅れながらのスタートでしたが
このところの暖かな天候で
やはり・・・１２月分が前倒しているとの事。
部会数が少ないため、年明け分の影響が心配されます・・・
かすみ草は気温、天候が良ければ待ったなしで咲いてきます。
休む暇なく切り続けなければ追いつきません・・
油を使って早めることは出来ても
遅らせることが出来ない・・・
このハードなスケジュールは高齢化も相まって
特産の梅やスターチスに転作される理由の一つとなっていきます。
紀南のかすみ草の５年後、１０年後を
我々も一緒に考えていけたらと思います・・
かつて、抜群なかすみ草を作られる生産者だった鈴木さん
現在はダリアのみ作られております。
圃場は色とりどりなダリア
鈴木さん
何を作られても支持を得ます・・・
いつかかすみ草に戻られる事を、切に願うばかりです・・・
お伝えしています通り。
この年末の和歌山産かすみ草は・・・
大幅な前進となっております。
需要期、２１日あたりから不足感が増すかもしれません・・
店頭には必ず並びますが・・
早い者勝ちとなりますので
年末かすみ草の注文を是非ご利用くださいませ。
関係者の皆様、ありがとうございました。
nakaya
